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ABS樹脂を燃焼させるとシアンガス(?)など有毒な気体が発生すると様々な所でみました。
そこで質問です。

1)たとえば燃焼させた場合の焦げたABSの燃えカスなどには固体の毒物は発生していないのでしょうか?

2)発生しているならどんな危険性のある物質でしょうか?

ABS樹脂自体、家電などにも使われ加熱される危険性も頻繁にある物だけに少し不安になり質問いたしました。

お知りの方お教えください。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    素人にも容易にわかるようにご説明くださいませいてありがとうございます。

    ちなみに発生しているシアンガスというのはバナナなどの薫蒸に使用される
    青酸ガスと同様に発生しても残存しないものと考えて良いでしょうか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/01/26 16:23

A 回答 (3件)

ABS樹脂が熱分解や燃焼した時に青酸ガスは発生します。


発生する青酸ガスは、ABSに含まれるアクリロニトリルという成分に由来します。
質問者様は、燃えかすを気にしていますが、発生した青酸ガスが燃えかすに残り、とても危険な状態になるということはなく、基本的に心配いりません。
もし、燃えてしまえば、燃えかすをそのまま使うということはなく処分もされるでしょうし、その際に
触っても特段の危険はありません。
アクリロニトリルは、ABS樹脂の一成分ですが、ほぼアクリロニトリルが100%の合成高分子を我々は使っています。
それはセーターや毛布に使われているアクリル繊維です。
こちらの方が身近だと思います。これも燃焼すれば青酸ガスが発生します。
ところで、飛行機などに使われる炭素繊維というのをご存知ですか?
これはアクリル繊維を熱分解させて青酸ガスを発生させると、残った残渣が炭化することを利用しています。つまりアクリル繊維の分解残渣が炭素繊維です。
アクリルガラスは、ポリメチルメタクリレートのポリマー、アクリル系粘着剤はポリブチルアクリレート、アクリル繊維はポリアクリロニトリル・・・同じアクリルでも中身は別の物質です。
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樹脂や化学に詳しいわけではないので、専門家の書き込みを待ちますが、


シアンガスはシアン化水素ガスのことであって、和名が青酸ガスだと思いますが。
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この過去質問がわかりやすいです。


https://oshiete.goo.ne.jp/qa/496384.html

安定性や耐候性が高いから多用されているので、燃焼など状態が変化した時は安定が切れているので有毒物も発生しますが、
再度固定化された状態では、飲食物に比べたら毒性は微量です。
安定しすぎているから樹脂を生物は飲食できないのですから、栄養と同じく樹脂から摂取できる有毒物量は限定的。
ABSは熱硬化樹脂で、熱が加わるほど安定化しますしね。
この回答への補足あり
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