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生物についての質問です。

問題集の中で、
「動物の体を構成しているさまざまな細胞は、もともとは1つの( )から始まる。」
とありました。
答えは受精卵なのですが、解説の中に、
「動物のなかには分裂などの無性生殖で増えるイソギンチャクの一種などもある。しかし、そのイソギンチャクも、卵と精子をつくり、受精して生じた受精卵からもとの個体が生まれている。その個体が分裂して増えている。したがって、動物の細胞はもとをたどれば受精卵に行きつく。」
とありました。

ということは…どういうことでしょうか…?
卵と精子をつくる、無性生殖の個体がいるのでしょうか…
はじめの個体は有性生殖で、そのあとは無性生殖になったのでしょうか…
いろいろ考えてみても、納得いきません。

バカな質問だったらすみません!
教えていただけたら嬉しいです!

A 回答 (2件)

この問題は、動物に関する問題ですが、植物の場合で考えてみると、あなたが疑問に思っていることへの答えが分かると思います。



植物が増え方を見ると、オーソドックスなのは、花が咲いて種ができてそれから、子孫が増えるというものでしょう。それ以外に、チューリップのように親の球根の周りに何個もの子の球根ができて、それらから新しい個体が育って増えるというものもあります(チューリップでは、自然のままにしておくと、花が咲いた後に、種子ができますが、種子を作らせると、栄養が種子のほうにいって子の球根が育たないので、普通は、花を切り取ってしまいます。子の球根は、親と遺伝的に同じ性質を持っていますから、良い花を増やしたいときにはこのようなやり方をしますが、品種改良には、遺伝子を変化させるために、別のチューリップと交配し種子を採ってそれを蒔いて育てる方法がとられます。)そのほかにも、挿し木のようなものもあります。球根のような増え方でできた固体は、クローンと呼ばれます。

動物の場合でも、無性生殖でできた固体は、クローンで遺伝的にはまったく同じものです。その動物が、繁殖したい(できるだけ個体数を増やしたい)時、環境が良けば、クローンを作るほうがコストが低いのでクローンで増えます。クローンばかりでは、環境の変化などに弱い可能性がありますから、いろんな遺伝子を持った個体を作って、環境の変化にも種として生き残ることができるように有性生殖をします。ですから、無性生殖で増えるものも、元をたどれば、1っこの受精卵から始まっているということになります。
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この回答へのお礼

なるほど…!
すっきりしました。
ありがとうございます!

お礼日時:2017/01/28 14:28

植物は「デタラメ」ですが、動物でも「発芽」で増える奴らもいますフナムシが有名、ですがこいつらもちゃんと有性生殖ができます。

なぜこうなったか厳密な議論は忘れましたが、幾つかの環境条件があり、栄養が豊富か貧弱か、温度が高いか低いか、などは大きな要素になります。そもそも進化論的には子孫を残す方法に制約など無く、残せれば勝ちで、残せなきゃ滅びるのです、ですから一見子孫を残す方法が多い方が良さそうですが、そううまくはいかず、それぞれの方法は遺伝子に書かれてあり、それが増えれば遺伝子をたくさん作る負荷が掛かります。さらに一度失った生殖方法は回復出来ないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
とても勉強になりました(*^^*)

お礼日時:2017/01/28 14:37

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