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死んだ後、人間はあの世に行くのでしょうか?それともあの世とは、死んだ人をわすれたくない人間が作ったものなのでしょうか。

A 回答 (5件)

直接の回答にはなっていないかもしれませんが、死んだ後のことは死んだらわかりますよ。


私の好きな相田みつを氏がこんなことを書いておられました(引用ではなくうろ覚えですが)。昨日は過ぎてしまってもうない、明日は来てみないとわからない、大切なのは、今日・今・この自分。とこんな感じの言葉だったと思います(この言葉は、相田氏の仏門の師匠である武井老師がおっしゃった言葉だそうですが)。

浄土真宗でも「南無阿弥陀仏」と唱えれば極楽にいけると言いますが、実は「南無阿弥陀仏と唱えれば極楽にいけると今日・今・この自分が安心感を得られる」というのがホントの目的なんですね。死んでから極楽に行こうと地獄に落ちようと、虚無だろうとそんなことはどーでもいいんです(このことは親鸞聖人自身がおっしゃっていることです)。
大切なのは、今、このときのために「南無阿弥陀仏」と唱えることなのです。

言ってしまえば「あの世」=「極楽・地獄」と言うのは今をよく生きるための方便でしょう。#2の方のおっしゃるように、社会を構成するうえで人の行動を規制するためのもの、と言う一面もあると思いますが、それだけでは寂しすぎます。それに、それでは社会を捨てて(=出家して)修行に打ち込んでいる僧侶がなぜ極楽浄土を信じ、修行をしなければならないのか、その理由がなくなってしまいます。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2004/08/22 22:48

科学がもっと進んだら、あの世というものが実証される時代が来ることは、完全には否定できませんが、少なくとも21世紀初頭においては科学的に実証することはできないので、この問題はだれも確実な回答を出すことはできません。



人の経験は、事実の立証にはなりませんが、その経験ですら死んだ人の経験談はありません。あるのは臨死体験であり、本当に死んだ人の体験ではないわけです。

臨死体験については、死に際に脳内に麻薬物質が分泌されそのような体験をするらしいということや、脳内のA10という神経に電気信号を与えると臨死体験と同様な幻覚が見えることが知られています。

また最近、脳に磁気変化を加えると、過去の記憶などがよみがえり、過去に見聞きした、幽霊などの絵や話の話が想起されることが分かっています。

そのような現象を見たり、感じたりした人たちが、あの世というものを類推したのでしょう。

だからといってあの世がないことを証明したことにもなりません。今の科学はそれを証明する水準に達していません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。具体的な例をあげてくれてありがとうございます!

お礼日時:2004/08/22 22:48

こんばんは。



死ぬということを科学的に見て人類はいつ認識したんでしょうか?

つまり、人間は死んだと見えても仮死状態であったりということは江戸時代まではよくあったそうです。

現代医学ではある程度基準があるので(瞳孔が開いていて、光を当てても瞳孔が閉まらないなど)判断が可能ですが、江戸時代にはそのような医学的基準は明瞭ではなかったと思います。

つまり、陰陽師の世界(生と死が明確でなかった時代)は医学的な死の基準が明確でなかったこともあり、更に病気の原因も全くわからず(ウィルスの概念も無いので)、明らかな外傷や老衰以外は死んだ人をおそれるしかなかったのだと思われます。

逆に言えば、生死の境が判然としない数千年の間、人類は死後世界がどうなっているのか悩んできたのだと思います。

現代の科学から言えば、人の死はそれ以降は単なる物質となると思われますが、今までの数千年の苦悩を踏まえれば、そう割切れないところが人間だと私は思っておりますので、死後の世界は生きている人間が作ったものだと理解するしかないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。そのトオリかも知れないですね。

お礼日時:2004/08/22 22:49

こんにちは。


現在、「あの世」の存在は科学的には証明されていません。
しかし、それは「あの世」が存在しないという証明でもありません。

つまりもしかするとあるかもしれないけど、我々が認知できるレベルの物ではないのか、存在しないのか不明であるという事です。

なので共通認識にはなり得ませんので、捉え方は人それぞれ違います。

あると思う人は心の中にあるのだし、ないと思う人にはないわけです。
天国、地獄もそうですね。

おそらくは法律という考え方ができる前に、人の行動をある程度規制して共同生活が円滑になるように、考え出されたものでしょう。

法律との違いは、規制原理を解明しなくていい事です。
つまり罰があたったり、天罰がくだるから、という理由で恐怖を植え付けて行動を規制する技術ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2004/08/22 22:47

「死ぬ」という定義が今一つで...



考えられることといえば、隠居生活や、仏門に入り、これまでの社会と係わり合いを一切持たない、「社会的な死」などありえます。

物理的な消滅という意味においては、そういう意味であると思います。

「精神的なもの」、理念であるとか、生き方であるとかであれば、死後にも生き続けると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2004/08/22 22:46

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