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授業で原子力発電について勉強していて、そのデメリットを発表しなければ行けません。
原子力発電のデメリットってどんなことがありますか?

A 回答 (8件)

デメリット


(1)放射能廃棄物の処理の問題
・他の方の回答にあるように、原子力発電をおこなえば必ず放射能廃棄物が生じます。この放射能廃棄物を無害化する方法はありません。ですからどこかに保存しなければならないのですが、この最終的な保存場所が現在、決まっていないのです。諸外国では堅い岩盤や岩塩の中に封じ込めるという方法をとっています。それでも無害になるためには10万年という膨大な時間を要するといわれているんですね。まして、プレートの端にあり地震が絶えず起きる日本の国土に処分に適している土地なぞありません。「トイレのないマンション」といわれるゆえんです。

(2)原子力発電のコスト
・運転をしている原子炉はいずれは老朽化します。いつかは廃炉・解体しなければなりません。この廃炉の技術は確立していないのです。この廃炉にかかるコストと放射能廃棄物の処分のコストをいれると、原発はコストが安いどころか、きわめて高くなることが予想されます。また事故がおこればその損害たるや莫大なものになります。今回の福島原発の処理費用は20兆を越えると言うんですね。これを原発で発電する電気に料金として上乗せしたら、ものすごい高価になるでしょう。

(3)温排水による環境汚染
・原発は膨大な熱を生じます。すべての熱が電気に変換できるわけではなく、タービンをまわした冷却水はまた水で冷やす必要があります。そのため原発はかならず冷却水が大量にある大河か海辺につくられます。日本は巨大な川がありませんのでもっぱら原発は海辺につくられていますよね。膨大な温排水により周辺の海域はかなりの温度上昇がみられます。ですので海洋生物に打撃を与え、大規模な環境破壊となっています。

(4)過疎地の原発への依存
・原発は過疎地につくられます(本当に安全だったら東京湾につくれば良いんですよ)。原発をつくればそれとの関係で様々な施設を電力会社がつくってくれますし、原発をつくれば電源三法にもとづく原発の交付金が地方自治体におります。この補助金は過疎の自治体からみれば莫大な収入になりますんですね。ところがこの原発三法の補助金は一定の期間しかおりません。ならどうするか、補助金が途切れないように原発を次から次へとつくることになります。このように原発に依存すれば自治体の自立はいっそうできなくなるでしょう。

(5)原爆製造の潜在的能力の向上
・原子力発電をすればウランの副産物としてプルトニウムが生じます。これを再処理すれば、原爆をつくることが可能になります。もともと原子炉というのは発電するためにつくられたものではありません。原爆をつくるためのプルトニウムを製造するために開発されたものです。日本の原発の使用済み核燃料から年間約2000発の原爆をつくれるという試算もあります。「いずれは核兵器をもちたい」こう思っている政治家もすくなくありません。現在、六ヶ所村に放射能廃棄物の中からプルトニウムを抽出するための施設である再処理工場がつくられています。が、技術的困難もあり3兆円以上の以上の税金をつぎこんでいるにもかかわらず、いまだにうまくいっていません。にもかかわらず、無駄遣いとしか思えない再処理工場のためにさらに莫大な費用をつぎこんでいるのは、将来の核武装にも備えるためでしょう。

(6)原発利権の存在
・原発に限らないのですが、このような巨大な事業があると利権が生じます。原発をつくることによりもうける企業、ゼネコン、それにたかる政治家という構造です。日本の原発をせっせと海外にうりこんでいる政治家もいますね。
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最大のデメリットは、放射性廃棄物(廃炉後の燃料や圧力容器なども含む)の処理が困難だと言う事でしょう。


また、冷却水喪失時の安全性が確保されていないと言う事です。
従来は、沸騰水型の場合は、中性子減速材である水が喪失した場合は、核反応が弱まる為に安全性が高いとされていましたが、福島の例を見ても、そのような設計にはなっていなかったと言う事です。
黒鉛型の場合は、減速材の喪失はありえないので、低出力時に制御棒が挿入できないと、メルトダウンを起こします。(ソ連のチェルノブイリ原発)
加圧水型は、内部冷却水が蒸発した場合は、冷却水量の把握が難しく、緊急炉心冷却装置の制御が難しくなります。(アメリカ、スリーマイル島原発)
これらは、古い原発では、きちんと対応できていない可能性は高いと言えるでしょう。
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1.使用済核燃料の処理が困難。

放射能の半減期は
  極端に長く、またケミカルな毒と違い無害化は
  ほぼ不可能。

2.「原子力発電のコストは安い」というのは嘘。
  地元への補助金や使用済核燃料の処理費などを
  意図的に無視したダイレクトコストだけの比較。
  まして今回失われた国土、生活を破壊された住民
  への賠償金などを含めれば、全く比較にならない。

3.地震の多い日本において、かつ容易に敵国やテロ
  によって攻撃されやすい海岸線に建てられた原子
  炉は、大きなリスクを生じているのに、新安全
  基準は、発電車を止める駐車場を設ける(道路が
  崩壊したら意味なし)、原子炉の圧力排気口に
  フィルターを取付(メルトダウンしたら効果なし)
  など、再稼働ありきのごまかしだらけ。
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原発反対派の外国人に、


『なぜ日本は原爆を落とされた経験があるのに原発を使ってるの?』
と真面目な顔で聞かれること
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人類は核をコントロールできません。


万一のことがあれば、対処のしようがないのです。

原子力発電に関して言うと、発電すれば「放射性廃棄物」がでます。
これを無害化することができません。

保管するしかないのですが、確実に安全という保証がないのです。
今のところ、地下数百メートルの場所に10万年保管するとしていますが、その間安全が保証されるものではありません。

そもそも10万年後に人類が存続しているかどうかも分からないのです。
その間の安全も保証されていません。

仮に存続していたとしても、その人類が保管場所や放射性廃棄物であることや極端に有害であることなどを知っているかどうかも分からないのです。
現在の人類が使用している言語が通用するかどうかも分からないのですから。

分からないことだらけの中で、問題を先送りにしているのです。

地球規模で考えると、マグマの働きによる火山性の地震や大陸移動による地震があります。
日本は地震大国です。
安全な地下保管場所などないのです。

それでも原子力発電を進めようとする人達もデメリットになります。
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子孫にリスクを背負わせる事が最大のデメリット。


核分裂による原発では必ず放射性物質も生まれる。
使い終わった燃料中にその物質が含まれ、何万年も放射線を放出し続ける。

仮に地中深く、海溝深くに保管しても、何万年をいう時間スパンの間には地殻変動によって破壊され、あらわになって表に出て来る。

地殻変動によって1個の大陸が分割・移動して今の姿になっているし、台湾辺りの島が動いてきて日本列島に衝突して伊豆半島が出来た。
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もし事故が起こったら面倒くさい、ぐらいじゃないでしょうか。


別に、原発と白血病の因果関係など、科学的に証明されていないので。科学的に証明されていない、ということは、それが存在しないということと同義です。
もし、因果関係があると主張したい人がいるとすれば、その人が、「ある」ということを科学的に証明しなければなりません(挙証責任)。
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誰もゆっくりとしみる被爆の行く末をまだ知らないということです。

科学者は絶対に白血病など病との因果関係を否定も肯定もしません。まだ未経験なんです。発表もそういう言い方になってます。「因果関係は認められない」は「因果関係はない」ではないのですわ。
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