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酵母菌がある条件下で、酸素96gを吸収し二酸化炭素176gを放出し、呼吸と発酵を行った
このときに消費したグルコースは何gですか?
C=12
O=16
H=1

A 回答 (1件)

グルコースの有酸素燃焼時の反応式は以下の通りです。


C6H12O6(グルコース)+6O2(酸素)→6CO2(二酸化炭素)+6H2O(水)
分子量で考えると、
グルコースの分子量は、6×12+12×1+6×16=180
酸素の分子量は、2×16=32
二酸化炭素の分子量は、12+2×16=44
水の分子量は、2×1+16=18
ですので、
グルコース(180)+酸素(6×32=192)→二酸化炭素(6×44=264)+水(6×18=108)
となります。
すなわち、質量比で、
グルコース:酸素:二酸化炭素=180:192:264=15:16:22となります。

今、酸素96g吸収したとのことですので、グルコースは96/16×15で、90gになります。
また、有酸素燃焼時の二酸化炭素は96/16×22で、132gになります。

放出された二酸化炭素は176gですので、発酵により176-132=44gの二酸化炭素が放出されたことになります。
発酵の反応式は、C6H12O6 (グルコース)→ 2 C2H5OH (アルコール)+2 CO2(二酸化炭素)ですので、
上と同様に、質量比としては、グルコース:二酸化炭素=180:88=45:22となります。
発酵で、44gの二酸化炭素が放出していますから、発酵したグルコースは44/22×45=90gになります。

まとめると、呼吸で90g、発酵で90g、合計180gのグルコースが消費されたことになります。
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