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真空管アンプの前段の金属皮膜抵抗47KΩ・1Wの表面が 、熱のせいなのか変色しています。 この抵抗だけを、手持ちの無誘導巻線抵抗47KΩ・5Wに換えても問題はないでしょうか?やはり他の抵抗と同様に、金属皮膜抵抗1Wのものでなければならないのでしょうか?

A 回答 (8件)

最初に確認すべきなのは、アンプ前段の動作点です。


経時変化などで動作点が狂い、前段の電流が増えて抵抗の発熱が大きくなったのかどうか、回路を読める人に見てもらった方が良いでしょう。
動作点が狂っていなかったら、抵抗を大きくしても良いでしょう。
無誘導巻線抵抗は、インダクタンスがほとんど無い無誘導巻だから、よろしいんじゃないでしょうか?
なお、ノイズがどうたらこうたらゆう人がいますが、巻線抵抗のノイズは各種抵抗のなかで小さい方です。
最も小さいのは金属板抵抗で、次が巻線抵抗です。
抵抗のノイズには、熱雑音と接触雑音があります。
熱雑音は抵抗値と温度によるから、許容損失の大きな抵抗の方が小さくなります。
接触雑音は、過剰雑音、1/f雑音、電流雑音などと呼ばれていて、抵抗器の材質と電極引き出しなどの構造によります。
最も少ないのは、金属板抵抗で次が巻線抵抗、金属皮膜抵抗と続きます。
使用されている抵抗は、金属皮膜抵抗ではなく、雑音の多い酸化金属皮膜抵抗ではないでしょうか。
真空管回路は、直流の高圧を扱うから、一般に電食に強い酸化金属皮膜抵抗を使っているはずです。
もし巻線抵抗に変えて問題になるとすれば、形状が大きくなるから、浮遊容量が大きくなるから負帰還安定度に影響があるかもとゆうことです。
回路を読める人に見てもらえば、すぐにわかると思います。
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>手持ちの無誘導巻線抵抗47KΩ・5Wに換えても問題はないでしょうか


何を「問題」にするかによって、回答が変わりますね

抵抗器は、電子回路的に純粋な抵抗ではありません。
電子部品を選択する場合、
 電子的などの特性を使い、どの特性は誤差・ノイズとして許容するのか
といった視点で部品を選ぶ必要があります。

直流的な電気特性を問題にするならば、
金属皮膜抵抗47KΩ・1W を 無誘導巻線抵抗47KΩ・5W で
 代用できます
が、交流的な電気特性を問題にするならば、
 代用はできません

つまり、
回路の性能(永続的な使用、熱問題など)を問題にするならば、問題ありません。
回路の性能(音質)を問題にするのであれば、金属皮膜抵抗47KΩ・1W以上へ交換する必要があります。
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巻線抵抗は結構アバウトな素子です。

周波数特性が悪く、電磁誘導を打ち消すために途中からコイルを逆巻にしているため、交流を流すと振動します。

また、基本的にコイルですから、総延長距離はかなり長くなります。電流の速さは c=299792458m/s と決まっていますから、長いと遅延が発生します。耳のいい人にとってこれって意外と気になるんです。だって音声信号の入力側が微妙に遅延するんですよ。

アンプの前段なら、温度特性・周波数特性共に安定している金属皮膜抵抗器を使うのがが定石です。

また、複数チャネルあるなら全チャネルを同じロットのものに変えないと音ズレが発生するかもしれません。
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100kΩ・1Wの金属皮膜抵抗 を2本パラ(並列)にしては?


50kΩ・2W になります。
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熱で変色したのが確かなら、W数の大きい抵抗に取り替えるのが適切です。

抵抗でも熱をもつと理屈の上では電流ノイズの原因になりますから(とくに前段では)、発熱の少ないほうがいいことはいいわけです。無誘導巻線抵抗なら一応インダクタンスの影響はないはずですしね。ただし一般には金属皮膜抵抗のほうが電流ノイズが少ないとされています。
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電力的には問題ありません。


後は音質への影響ですが、利用場所によって以下の影響を受けるか否かになります。
無誘導巻線抵抗とは巻き方向の組み合わせで誘導を打ち消す構造ですが、電流経路が増えるでしょう。
外形寸法の違いや外観による巻き線間隔により、その電流経路の違いが想像できると思います。
本来は気にする違いではありませんが(これが素人の考え)、
音質に敏感である方は、こういうところにも気を配ります(これが玄人の考え)。

電気的にはW数が満足できれば問題はありませんが、
玄人に言わせればコンデンサー一つでさえメーカーが変われば音質も変わる(それがわかる)、
と言う方もいます。見栄えではなく、音質重視です。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

この真空管(6SN7)に繋がってる他の抵抗は金属皮膜1Wですが、ここだけを巻線抵抗5Wに換えても、電気的に問題はないのですね。音質に変化があるのかよく確かめてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2017/06/18 19:47

あなたの選択は正しいです。


それでも、「熱のせいかしら」なんてことがあるかもです。
触ってみて「アチチアチチ」なんてことになるようでは、
抵抗もかわいそうです。
抵抗勢力だとか何とか言われ、切り捨てられるだけです。
設計者が悪いのにね。
今一度、設計を見直し、消費電力を計算して、
せめて、設計値の1/4できれば1/10にして
作業員の負担を軽くしてあげてください。
自殺されたら、しかもヤケクソで焼身自殺でもされたら
使用者であるあなたも社会的生命も抹殺されるかも
しれませんよ。
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ワット数が大きいので、問題ないと思います。


ただし、真空管アンプの配線部の「見てくれ」は悪くなって、気分的にはマイナスですよね?

やっぱり、マニアとしては、同じく、金属皮膜抵抗1Wのものに交換したいのではないでしょうか?

ちなみに、わたしもトランジスタアンプを作ったとき、パーツ調達の関係で、電解コンデンサーのケースの色が一部違っていて、色を統一したくなったものです。
音質的には、全く関係ないのですけどね。
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