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社会人でデッサンを勉強しています。
まだ鉛筆で調子をつけても輪郭線が目立つような絵しか描けません。デッサンの本を見ると人物画でも静物画でも、途中の段階で輪郭線ではなく軽く陰影をつけているだけでもうそれらしく見えているというか 雰囲気ができあがっているような作品をよく見かけます。手数も少なくあっさりと描いているように見えて、上手だなこんなふうに描けたらいいなと思うのですが、そう描けるようになるには相当枚数をかかなければならないでしょうか?最初のとりかかりで形をとるのも不安なので輪郭線から入って平面的な作品からの脱皮がなかなかできず、悩んでいます。何かアドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

私は20年以上石膏デッサンをしています、それというのも高校時代にかなりの自信があり社会人になって、デッサン教室に通い始めて無知を知りました。


輪郭線とアタリ線について、私はどの線も確定するのは最終段階です、最初に輪郭線その後輪郭線に囲まれた内部に濃淡をつけるのではなく、まずは画面構成、石膏デッサンの場合は下部は切ってはいけないルールがありますので、その部分の傾きを書きます、フリーハンドの直線です、頭の位置、中央なのか左右どちらかに寄せるのか、頭頂部を画面からはみ出させるのか否か、大きな像の場合はみ出した部分が想像できる範囲のはみ出しは、像の大きさを表現する手段です、顔の幅と長さを長方形か楕円で書きます、肩の傾きを書きます、各々不確定な線で数本、それ以上の迷い線です。失礼ですが鉛筆の握り方は棒握りでしょうか?棒握りは正確な線は引けませんが長い線を姿勢を崩さずに引けますし弱い筆圧が可能です。複数線で囲まれた内部囲まれた内部に濃淡二段階をつけます、、白く残す部分は少ないはずです、頭頂部、鼻筋部程度でしょうか、それ以外を手荒く大まかに薄く塗ります、その後、顔の半面、目のくぼみ、鼻の下、アゴの下、首等暗く感じる部分を書きます、複数ある輪郭線や目鼻口のアタリ線は薄く塗った時点で見えなくなっても大丈夫です、まだ確定すべきではないのです。顔の両側面の濃淡の差をつけます、頭と顔の境界線も無くていいです、耳の位置もボンヤリこの辺り程度で、顔より首は暗いですか?と対象物に問いかけましょう、首の中央は目のくぼみと比べてどっちが暗いですか?顔と胸は?。ひたいと鼻はどっちが長い?鼻と鼻下から顎までは、首とは?鼻から左右の耳等々各部を形と濃淡の比較を繰り返します、まだまだ確定する部位はどこにもありません。ぼんやりした濃淡の形だけです
 髪の毛のねじれ具合や衣服のシワなど見ないでください、大まかな濃淡と大まかな形を心がけてください。その都度修正し確定するのは完成時です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。鉛筆は棒握りで描いています。とても詳しくありがとうございます。イメージできました。大まかな形・濃淡から徐々に形を合わせていき明暗も見ながらだと思いますが、相当観察が必要ですね。
面でみるように心がけたいと思います。

お礼日時:2017/06/20 21:26

>まだ鉛筆で調子をつけても輪郭線が目立つような絵しか描けません。



輪郭線が濃すぎるのだと思います。


>デッサンの本を見ると人物画でも静物画でも、途中の段階で輪郭線ではなく軽く陰影をつけているだけでもうそれらしく見えているというか 雰囲気ができあがっているような作品をよく見かけます。

上手い人でも、境界線や補助線という意味での輪郭線は、製作途中もアタリとして描く事がありますが、ハッキリと描かなくても脳でちゃんと輪郭線が見えている為、不必要に濃く描かないんだと思います。


>最初のとりかかりで形をとるのも不安なので輪郭線から入って平面的な作品からの脱皮がなかなかできず、悩んでいます。

形をとるのに輪郭線=補助線は必要です。
しかしデッサンにおいて輪郭線はあくまで補助線なので、最後に補助線が残ってしまうのは問題です。
家を建てた後でも、作業用の足場が残るようなものです。
ですから最終的に輪郭線の濃度を馴染ませれば輪郭線は目立たなくなるのでは?
もし輪郭線が消えると形が分からなくなるなら、それはそもそも陰影の濃淡の間違っています。
まず、画面に対して鉛筆の濃度の振り分けをしましょう。
絵の中で一番暗い所と、一番明るい所を探して、一番暗い所は6Bで塗りつぶすくらいの濃さにして、そこから明るい所はH以上の硬い鉛筆でと明度を振り分けていくと、輪郭線は『お前、そんな暗くないやろ!』って事に気がつき、輪郭線の濃さがそこに存在しない暗さである事が分かるはずです。

濃い輪郭線は引かず、すぐ消えるごく薄い補助線だけ使うようにして、濃淡の境界を『輪郭線』として認識する描き方でチャレンジしてみてはどうでしょうか。
輪郭線で描くのではなく、面で描くってやりかたです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。具体的な描き方を教えていただき、とても参考になりました。輪郭線を消すと形があまり存在しないので陰影の濃淡のつけ方が間違っているように思いました。一番暗いところをなかなか思い切りつけられないというところもあります。アドバイスしていただいたように鉛筆の濃さの幅を広げてもっと面を意識して描くということを頑張ろうと思います。

お礼日時:2017/06/19 22:45

デッサンは作品ではないです。


物の捉え方の練習です。

形がキチンと捉えられるのなら、影の部分から描いても良いのです。
ただ、この描き方で描き進めたときに、形がおかしいことに気がついたらどうでしょう。

簡単に消して描き直すことなどできません。

だから、最初にキチンと形を取って、影を入れて、質感を出して、に進むのです。

デッサンを何万枚も描いた人は、見たときに形を捉まえられるのです。
見なくても描けてしまう場合もあります。

これはそれまでの練習によって、頭の中に形が出来上がっているからです。
目をつぶるとその形が正しく浮かび上がるのですね。

そうなっていれば、輪郭線にこだわる必要はなくなります。

ササッと描いてもそれなりになってしまうのです。

デッサンは実際に描くことも大事ですが、それ以前に対象をジックリ観察することが重要です。
何度も時間をかけて観察すれば、目を閉じてもその対象が見えてくるはずです。

そうなれば、実際に描いたときに頭の中のイメージとの違いが分かるでしょう。
これが習熟してくればその違いがなくなってくる。

それがデッサン力の向上で、デッサンってそういうものだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とても参考になりました。
かなりの枚数を描いてはじめてそういう描き方ができるのですね。
まだまだとてもそのあたりには近づけませんが、観察に時間をかけることも意識して頑張ろうと思います。

お礼日時:2017/06/19 22:45

デッサンはやっぱ基本なので、練習を本気でするなら300枚は目標ですね。

ただ、自己流は伸びません。誰かと描き方を見比べ続けないと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはりかなりの枚数は必要なんですね。
上手な方から教わる機会をもてるように考えてみようと思います。

お礼日時:2017/06/19 22:45

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