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世界史の古代から現代を通じて、イランほど独自の存在感を発揮している国はないと思います。

アケメネス朝ペルシアの時代は当時世界一の大国でしたし、パルティア、ササン朝ともに古代ローマ最大のライバルであり続けました。

イスラム、モンゴル、ティムール帝国に征服されたこともありましたが、それらの帝国の力が弱まるとすぐに自立して、独自の国家を樹立してしまいます。

西洋の植民地競争の時代においても、ロシアやイギリスの干渉をかなり受けましたが植民地になることは免れています。

極めつけは、アメリカ化が進んだパフラヴィー朝の下で民衆が自立を求めて起こしたイラン革命で、革命政府を樹立してアメリカと対立することになっても、その体制が40年近く継続していることです。

現在はイスラム世界に組み込まれていますが、一般的なスンナ派でないシーア派という独自の宗派を維持し続け、アラブ世界と時には対立しながらも国の独自性を守り続けてきました。

あれだけ民族の往来の多い地域に位置していながらも、数千年にわたってペルシア人・ペルシア語という民族・言語を保持し続けるのは非常に驚きなのですが、このようにイランが常に独自性を発揮し続けられている理由は何でしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 日本も独自性を発揮した大国ではありますが、島国で簡単に攻められる場所にあるわけではありません。しかも今はアメリカべったりの状態になっています。

    イランはアメリカと対立し、近隣のアラブ諸国とも仲が悪いのに独自性を発揮できているのが驚きです。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/06/25 12:02

A 回答 (2件)

No1です。

補足読みました

中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌
(NHK出版新書)   高橋 和夫 (著)

これ読んだらよろし
ちょっと古いですが今の所最新の中東情勢を解り易く書いています
多分私の回答もこの本ベースに独自見解プラスする程度です

中東情勢は常に良く解りにくいのですよね
イランは大国でアメリカや中国、ロシアが無視できない国家である
その影響力は中東おいて大きい。故に独自性を発揮できる
過程すっ飛ばしてまとめるとこうなります
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そこまで調べてたら解ると思いますが中東において


唯一の「大国」だからです、後は「国もどき」です
最もエジプトなんかは国と言っても良いかもね

ペルシャ人、エジプト人は長い歴史を持ち大地に根差しています
そしてペルシャ人は「民族の誇り」を持ってます
この民族の誇りってのは日本人が最も解り易いかも

大地に根差した文化と郷土愛を持ちそれを守っている

結局は郷土愛と愛国心は似たようなものとなり
国の為に(国民、みんなの為に)やったるで!
って思ってる人が多いとその国は強くなり存在感も増すのです

この理屈は他の国でも当てはまります
アレだけ凄い中国が未だにイマイチなのは国民に愛国心が無いから
常に不安定なのです
この回答への補足あり
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