歯科

ＣＲジャケット冠（光重合）ってどんな治療ですか？よろしくお願いします

No.1 ベストアンサー 回答者： カパタマ 回答日時： 2017/07/04 22:48

これはまた　なかなか通というか玄人向けと言うか・・・・・ヽ(；^^)/

ＣＲジャケット冠と言っても幾つかの種類があります。大まかに言えば　光りを触媒として硬化する性質のレジン(ブラスチック)を用いた被せ物の総称です。
作り方で２種類あり、型を採って模型を作りその上にレジンを盛り付けて硬化させる物と、型を採らずに口の中で直接来る物に分けられます。
前者が通常の治療で用いられ　専門的には　ＨＪＣ・硬質レジンジャケットクラウンと呼ばれます。後者は主に乳歯に用いられ　クラウンフォームと呼ばれます。通常は　前者の事をＣＲジャケットと呼んでいます。

ＨＪＣ・硬質レジンジャケットクラウンは、金属を使わないので歯の裏側まで白い色になり見た目が良いという特徴がありますが、金属の無い分　脆く割れやすいという欠点があります。従って　基本的には前歯にしか使えず、ブリッジにもできません。条件があえば　小臼歯にも使えますが、対合歯・噛み合わせの歯が無いか入れ歯である場合　それに準じる噛み合わせでないと使う事ができません。

基本的な治療の流れは、虫歯や神経の治療が終わった歯に　金属やプラスチックで土台を作り、それを適宜削り込んで　被せ物を入れられる形にした後　型を採る(印象採得)して噛み合わせを見て、それの模型を作ってから技工により仕上げます。最後に　セメントで完成したＨＪＣを接着して終了します。

この回答へのお礼

そんな通なんですね！わかりやすかったです　ありがとうございました！

お礼日時：2017/07/04 23:19