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有毒生物とそのコスト。オーバーキル。
無毒のカエルとヤドクガエルのような猛毒のもの。青大将のような無毒なヘビとアマガサヘビのような猛毒を持つもの。

1.
普通に考えれば無毒より有毒なほうが生き延びるから、無毒は絶滅してもおかしくないのに、なぜ同じ環境で有毒、無毒両者がいるのか?無毒でも生き残るのなら有毒の意味はないではないか?

2.無毒から有毒が生じたと思うが、有毒化のコストはどのくらいなのでしょう?あるいは有毒化することで何かを失ったのでしょうか?

3.モウドクフキヤガエルやアマガサヘビなど必要以上のオーバーキルな毒はなぜ必要なのですか?


4.ヤマカガシやエラブウミヘビのように毒が強力なのに噛みついても口が小さく奥歯で2mm低度の毒牙と使えないのもいます。なぜ、このような使えない構造がそのままになってるのでしょう。ネズミや魚をとらえて毒を注入するには毒牙オーバーキルすぎです。

5.
それから有毒生物の警戒色。派手な奴はその理屈の通りでいいです。でも同じ程度の毒持ってて地味なやつもいる。
じゃあ、有毒の警戒色、有毒で地味な色、どっちが有利なのか?
派手なサンゴヘビと保護色のクサリヘビ、なぜこの差が出てきて両方とも生存なの?

A 回答 (2件)

1. 生存競争の優劣は、自然毒獲得の有無だけでは測れませんので、一概には比較できません。

捕食の優位性・被食回避などの優位性が他の形質で得られていれば、有毒でなくても、種の繁栄は可能です。
2.ヤドクガエルやフキヤガエル、イモリ、フグ、貝類などに見られるテトロドトキシンを例に挙げると、生物濃縮によって獲得している毒であるとされています。食物摂取後の代謝の副産物程度のコストでその形質を獲得していると言えます。毒蛇が所有するペプチド毒などでは、その生体自身が合成する成分として考えられますので、多少なり合成コストが掛かっていると言えますが、代償に何かを大きく損失する事は少ないかもしれません。
3.たまたま獲得した成分の特徴が、他の動物にとって効き目【大】なだけです。
4.ヤマカガシが獲得した出血毒の一種では、捕食対象のサイズ(丸呑みに出来るサイズ)に効き目があれば充分です。エラブウミヘビの毒は神経毒の一種なので、そのような使い方で毒牙を使用するのではないでしょうか。
5.その意味では、どんな種でも喰われない方が種の存続として有利です。危険色によってアピールすることで被食回避する種もいれば、毒を武器として振りかざすのではなくあくまで擬態・保護色で被食回避する種もいるということです。
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進化の結果が最強の生物になると言う考え方が間違っています。


神が作るのならそうなるかもしれませんが・・・
メダカや金魚を飼うとわかります。
近親により奇形が出ます。先祖返りのような変形の魚態も出ます。
綺麗で見事な色合いの金魚が生まれてくるのは数%以下ですよ。
後は売れものにならない奇形のものが多いのです。
進化は退化との繰り返しで起きている事。
完璧な個体は誰が望むのか?
綺麗だから生き残れるわけではない。地味だから生き残れるのかもしれない。
天敵から守るために進化するのだから。
派手なサンゴヘビと保護色のクサリヘビ・・・評価するのは神ではなく人間だから・・・
サンゴヘビもクサリヘビも生きていくのに必死だから、進化の迷いはありません。
結果的にそうなっただけです。 この先どうなるかは誰もわからない。
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