過激派とテロリストはどう違うのですか？

中核派の活動家・大坂正明容疑者が逮捕された事件について感じた、素朴な疑問です。
大坂容疑者は、渋谷区の派出所などを襲い警察官を鉄パイプで殴ったり火炎瓶を投げつけたりして殺害したということですから、パリなどで起きている警官や兵士を対象としたテロ事件と変わらないと思うのですが、マスコミでも政府の発表でも「過激派」という表現で「テロリスト」とは言っていません。
近年のテロは宗教がらみのものが多いのに比べ、当時のものは過激な政治思想によるものであるのはわかりますが、どちらも暴力による犯罪であることには変わりません。
テロの定義を調べてみると「政治的主張を達成するために、暗殺・暴行・破壊などの暴力的手段に訴えること」らしいので、むしろ後者の方がテロリストと呼ぶのにふさわしい気がするのですが、どうしてそう言わないのでしょうか？

No.4 ベストアンサー 回答者： tanzou2 回答日時： 2017/08/13 06:25

正確には過激派によるテロ行為、ということでしょう。

テロを行う過激派はテロリストです。




むしろ後者の方がテロリストと呼ぶのにふさわしい気がするのですが、
どうしてそう言わないのでしょうか？
　　↑
言葉が与える印象の違いを狙ったのだと
推測します。

過激派、という表現だと、思想犯、という
イメージが強いです。

しかし、テロリスト、というと粗暴で恐い、
という感じで、思想犯、というイメージが小さく
なります。

マスコミが過激派、と呼びたいのは、思想犯だ、
ということを強調したいからだと思います。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
確かに「過激派」の方が、特定の信念から暴走するイメージがありますね。
ただ、日本国内の事件では、思想犯でなくても「テロリスト」という表現は使わないような気がします。
例えば附属池田小殺人事件や秋葉原の連続殺傷事件では「無差別殺人犯」と表現してましたが、あれこそテロ以外の何物でもないのではないでしょうか？

お礼日時：2017/08/13 08:23

No.5 回答者： 海老川散歩 回答日時： 2017/08/13 22:32

No.3です。

＞国内の事件では「テロリスト」という表現はタブーなのでしょうか？

タブーかどうかは知りませんが「テロ」と言う表現はなぜか使われません。でも連続殺傷・殺人事件等は
要するにテロです。海外のものをテロ、日本国内のものを連続殺傷事件と呼ぶのはひょっとしたら
レシートと領収書の違いかもしれません（笑）法律上はレシートも領収書も同じです。

以前テロに関連する質問で下のNo.7の回答をしていますので宜しければ参照してください。
その回答にある山口二矢はテロリストであると同時に、愛国思想に染まった過激派と呼んで問題ない人物であると思います。
（山口二矢の殺したのは1人だけです。）

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9823965.html

この回答へのお礼

再びの回答、ありがとうございます。
レシートと領収書の違いというのはいい例えですね。
あと、皆さんの回答を拝見しているうちに、もう一つの可能性に気がつきました。
もしかすると、国内の事件にテロという言葉を使わないのは、日本は中東や欧米に比べて安全な国なんだと思わせる効果を狙っているのではないでしょうか？
思想犯のテロリストを過激派と呼び、そうでない事件は無差別殺人と表記することで、日本国内では海外のようなテロは起こってないと錯覚させて、国民や海外観光客を安心させたいというのが政府やマスコミの狙いだとしたら、姑息な手段だと思いますね。

お礼日時：2017/08/17 20:37

No.3 回答者： 海老川散歩 回答日時： 2017/08/12 19:37

テロリストとは己の目的のために殺人・暴行・破壊活動を行う行為です。

己の目的とは政治的主張もあれば、宗教的なものもあるし、単に利己的なものも含まれます。
一方、過激派というのは主義・主張が過激である者を言います。単に利己的な者は含めません。
つまり、テロリストには過激派を含みますが、テロリストは必ずしも過激派ではないということです。

例えば附属池田小殺人事件の宅間守はテロリストと呼ばれても過激派とは違います。
一方ヨーロッパでテロを起こしている人たちはテロリストと呼ばれ、かつ「イスラム過激派」と呼ばれている通りです。
したがって大坂容疑者は犯行が事実と認定されれば、れっきとしたテロリストと呼んで構いません。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
確かに附属池田小殺人事件は過激派とは言いませんね。
ただ、あれにしても秋葉原の連続殺傷事件にしても、「無差別殺人」という表現はあってもテロは言ってなかったと思います。
やはり、国内の事件では「テロリスト」という表現はタブーなのでしょうか？

お礼日時：2017/08/13 08:15

No.2 回答者： ジロゥ 回答日時： 2017/08/12 19:20

過激派（武闘派の新左翼）の攻撃対象は主に公権力、

テロリスト（反社会的勢力）の攻撃対象は無差別です。
貴方の言うように過激派は日本独特の呼称で、60年代ごろから続く大学の学生運動に端を発しています。
外国ならテロリスト扱いです。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
ただ、例えば4/20にフランスで起きた事件は、警官を狙ったもので一般市民に犠牲者は出ていませんが、過激派という表現はなかったですよね。
国内での事件は過激派、外国の事件はテロと使い分けているのでしょうか？

お礼日時：2017/08/13 07:28

No.1 回答者： area_99 回答日時： 2017/08/12 18:20

過激派は警官などへの抵抗。

テロリストは無関係な市民に無差別攻撃します。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
ただ、例えば4/20にフランスで起きた事件は、警官を狙ったもので一般市民に犠牲者は出ていませんが、過激派という表現はなかったですよね。

お礼日時：2017/08/13 07:26