アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

愚問かもしれませんが、
小泉首相やブッシュ大統領は常々、
「テロリストに屈してはいけない」
と言いますが、なぜ屈してはいけないんでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

「テロをすれば要求が通る」


ということになるからです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

そもそもテロに屈するという意味を私はまだ理解していませんでした。

また別に調べてみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/14 21:38

「テロに屈するな」という言葉の意味は、すなわち「暴力や武力、そして脅しに屈するな」という意味でしょう。


No.4さんが言われたように、まさにカツアゲが合法化されるようなものなのです。
日本赤軍の例もありますし、誘拐事件や人質籠城事件でも、要求を呑んでしまったら(身代金を支払い犯人は海外へ逃亡とか)次々へと事件はおき、要求はエスカレートするでしょう。

テロではないでしょうが、北朝鮮の一連の核開発もそうでしょう。
「核開発を凍結する見返りに何百万ドルよこせ」とか言ってることをアメリカがそのまま呑んだら、かの国は味をしめて日本にも「拉致被害者の子供を返して欲しいなら1兆円よこせ」とか「化学兵器のミサイルを撃ち込まれたくないなら対馬をよこせ」とか言ってくるのではないでしょうか?

また、「テロに屈する」と何も国家の利権や金がなくなるからというだけではありません。
暴力やテロに屈すれば、国民の財産や生命、自由も奪われる可能性があるのです。
テロリストに支払うことになるだろう金だって、もとは国民の税金ですし、テロに屈する=テロを容認するとなると、その容認されたテロで国民が死ぬことになるでしょう。

また、もしウサマ・ビンラーディンが「日本の支配」を要求してそれが実現したら、日本はかつてのタリバンが支配していたアフガニスタンのように、自由のない、恐怖のみが支配する国になるでしょう。(それとは引き換えにテロの心配のない、平和な国になるかもしれませんが、その平和は「奴隷の平和」でしょう。)

>テロに屈しないということは、憎しみの連鎖を続けることと同じです。
私にはそれはまさにテロリストの論理に他ならないと思います。
どんな事情があるにせよ、平時に一般市民を巻き込む非正規軍(ゲリラ)による戦闘や攻撃は許されるものではないのです。
    • good
    • 0

#10です


>ブッシュ大統領のいう「テロに屈するな」との意味は、従来の日本国民の感覚で理解すべきものではないと思います。
ここでは改めて、従来の日本国民の感覚で理解すべきものについてアドバイスさせていただきます

1980年頃であったと思うのですが、テロリストによって人質となったケースでアメリカ人と日本人の違いがニュース記事になったことがありました
a アメリカ人
テロリストに殺される場合以外にも国家警察の誤射または巻き添えとなって死亡する確率が高く、テロと国家は戦争状態であるとの認識が一般の合衆国国民の間にも広まっていました。
さらに人質となって生き延びたアメリカ人は解放された後に、被害者であるにもかかわらずテロリストに協力していた程度を問題にする見せしめのような裁判などがおこなわれました。
そこで人質本人がテロリストに抗議をするなどして 抵抗の意志 をみせることが多い
b 日本人
会社か国が必ず助けてくれるものと信じており、人質の言いなりでおとなしくテロリストにたいして抵抗の意志はみせない。 このため日本人は人質として狙われやすい、という内容であったと思います。

国家政府のいう「テロに屈するな」とは、つまり人質にむかって
       「 「 「 「 覚悟しなさいよ 」 」 」 」
というのと同じ意味があります。 要するに、ここでいう人質が「他人事でない」確率が高くなっているのです

もちろん、その後はペルーの日本人大使館人質事件もありました。 しかしながら一般国民の感覚としては
1)国家政府の責任で国民が死ぬケースを、あくまでも国による「 犠牲者 ・ 被害者 」として捉える
2)国の都合で人が死ぬことが予想される場合は、イケニエを出しておけば良い( 戦犯同様 )
などの習性が強いようです。 おとなしいヤギさん達なので「 覚悟 」の意味がなかなかわからなくなっているのではないでしょうか。
    • good
    • 0

小泉首相の言っている「テロに屈するな」というのは、


テロリストによる、
「もし日本がイラクに自衛隊を派遣すれば、日本もテロの標的なる」
という犯行声明に対してのものです。

小泉首相の言う、「テロに屈する」の指す意味は、
自衛隊をイラクに派遣すれば日本がテロの標的になる。
だから自衛隊をイラクに派遣するのはやめよう、、という事です。

つまり、イラクに自衛隊を派遣しない事自体がテロに屈することなのではなく、

「自衛隊を派遣すれば日本がテロの標的になるかも知れない、
だから自衛隊をイラクに派遣する事は止めよう」
という事がテロに屈する事なのです。

私がニュースを見た限りでは、記者が小泉首相に対して
「自衛隊をイラクに派遣すれば日本もテロの標的になるという声明が
 出されましたが、この声明により自衛隊派遣に影響はあるのですか」
という質問に対してだったと記憶しています。

テロリストの声明をうけて、やっぱり日本はテロが怖いから自衛隊はイラクに
派遣しませ~ん」なんて言ったら、それこそてテロリストの思う壺です。

もし日本がテロリストの声明を受けて、自衛隊をイラクに派遣しないと
決めたのであれば、テロリストは味をしめて次々要求をしてくるでしょう。

ただ間違ってはいけない事は、自衛隊をイラクに派遣しない事自体がテロに屈する
事ではないという事です。

また小泉首相は、自衛隊をイラクに派遣する事自体が、
テロに勝ったと思っているのではない事を付け加えます。

回答者の一部に以上のような誤解をされているのではないかと思わせる
ような回答があったので、締め切られる前に回答させてもらいました。
    • good
    • 0

ブッシュ大統領のいう「テロに屈するな」との意味は、従来の日本国民の感覚で理解すべきものではないと思います。


アメリカ兵が毎日テロリストに殺されている中での発言でしたから、その意味はあくまでも戦争目的の貫徹でありイラクに新政府(アメリカ傀儡政権)を樹立しイラク統治が安定するまで「軍兵の撤退はしない」といことではないでしょうか。

アメリカは国家間の戦闘で勝っても「戦争に勝利」したとは言ってませんし実際に対テロ戦争にアメリカはまだ勝利はしていません。 ブッシュ大統領自身としてはイラクでの石油利権を恒久的に確実安定化させるまで軍の撤退はしないという意志を表したのだと思います。 このため日本にとってもっとも重要な点は「自衛隊の撤退時期はいつか?」ということになると思います。

そこで小泉首相のいう「テロに屈してはいけない」とは、自衛隊員を含めて日本人にテロ犠牲者が出たとしてもそれだけの理由で「自衛隊撤退はできない」という意味になると思います。 つまり
>なぜ屈してはいけないんでしょうか
すでにアメリカに屈した状態でいる日本は、勝手にテロリストと話し合いや手打ちをすることはもちろん自衛隊の撤退をすることもできないということを示唆していると感じます。 アメリカに負けているからです。

少なくともアメリカ合衆国大統領選挙でブッシュが負けてから後でないと「イラクで日の丸を下げる」わけにはいかなくなりそうな気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

本来はお1人ずつにお礼をさせていただくべきなのですが、
かなり混乱していて、自分でも何を書いているか分からなくなってきたので、
こちらにまとめて書き込みたいと思います。
ごめんなさい。

混乱しているというのは、何が正しいのか分からなくなってしまったということです。

赤軍派を例に挙げていただきました。
私はその年代の人間ではないので、あまり詳しくありませんが、
赤軍派はもはや何の力も持っていないは知っています。
これはテロに屈しないという精神の元に取締りが行われたからだと思います。

ただ、今回のような中東における問題は、日本の赤軍派問題とは比べ物にならないほど複雑なものだと思います。
民族や宗教、過去の経緯など、様々な事柄が絡んでいて、その根は深いものです。

赤軍派のように取り締まっても、必ず、テロリストと同じ精神を持ったものが現れて、
それに対しまた取締りをする・・・。
憎しみの連鎖が断ち切られることは私には考えられません。
結局、テロに屈しないということは、憎しみの連鎖を続けることと同じです。

かと言って、テロリストの要求に屈することもできません。
国民の生命を守るべき政府が、その義務を放棄することは許されません。

しかし、それは、憎しみの連鎖の持続に他ならない。

私の頭の中はこの考えが堂堂巡りしています。
どちらも正しいし、どちらも正しくない。

今回は皆様から様々な見方からの意見を述べていただきありがとうございました。

お礼日時:2003/12/15 20:32

そもそもテロとは、何でしょう。

テロル、すなわち恐怖によって、政治目的を達成することです。

形態としては、1 直接、政治主体にたいし恐怖を与えて、政策を変えさせたり、経済活動などを停滞させる。2 政治主体に協力する者に恐怖を与えて、政治主体と住民とを離間させる。3 政治主体を攻撃して、鎮圧行動や取りしまりなど過剰な反応を起こさせることで恐怖を住民に与え、それで住民の不満を惹起させる。といったものがあります。

さてテロに屈するとどうなるでしょう。ここで屈しないとは、必ずしも武力鎮圧や官憲による取締りだけをいうのではありません。この恐怖に打ち勝つことも含まれるのです。屈してしまえば恐怖の増幅が始まります。そうすると何もできなくなってしまうでしょう。

先の形態から言えば、1ならば政府は何の政策も行えなくなってしまいますね。あるいは恐怖におびえて経済活動が麻痺してしまいます。過剰な警備によって交通が麻痺するなども含まれます。2ならばだれも政府に協力しなくなります。3なら政府に皆が敵対するようになります。テロリストが狙っている効果はまさにこれらなのです。決して直接的な破壊を目的としているわけではありません。

そもそもなぜテロという手段をとると思いますか。もし、軍事的に十分な力を持っていればテロなどやらずとも、正規戦をすれば良いのです。あるいは軍事的に能力が劣ったとしても、住民の支持があって、支援を得られれば、ゲリラ戦をすればよいのです。それらができれば十分な直接破壊も可能ですし、しかも軍隊や警察と戦うことが可能です。しかしこれらの能力がなく、しかも平和的な手段で目的を達成する道を閉ざされれば、残るのはテロに走るしかないわけです。通常はテロリストの使いうる手段は非力なものなので、それを最大限に生かそうと思えば、恐怖を与えることで、効果を増幅するわけです。

テロに屈しないとは、恐怖に打ち勝つことなのです。言葉では簡単ですが、あなたは死を平然として受け入れられますか。それができないからこそ鎮圧や取締りが必要なのです。
    • good
    • 0

テロに屈した具体例として、日本赤軍を挙げてみます。



日本赤軍は、1970-1980年代にテロ活動を行っていますが、
1974年のクアラルンプール米大使館占拠事件で日本政府は
彼らの要求に屈し、投獄中の赤軍メンバーを解放しています。

これに味をしめた彼らは、1977年にダッカ日航機ハイジャック事件
を起こし、メンバーの解放に加え、600万ドルもの資金
を手に入れています。

これ以前にも、1974年のハーグ事件もあります。

このように、一度テロリストの要求に屈すると、彼らは同様
の事件を起こし、要求をさらに拡大させるのです。
現在では、テロリストの要求はのまないというのが、各国
政府の共通認識となっています。

最近では、ペルーの日本人大使館人質事件も、上記の原則
どおりに、テロリストの要求に屈せずに事件を解決しました。

参考URL:http://yonejik.hypermart.net/topic/001117.html
    • good
    • 0

「テロに屈するな」。

。。とても安っぽい言葉です。
意味がわからないというお気持ち、よく分かります。

普通、「テロに屈するな」と言う言葉の次にくるものは「武力報復」です。
しかし、日本には「武力報復」など出来ようはずがなく、出来るのは米英が破壊した施設をせっせと修復する補修作業くらいなものです。

たとえるならば、相手に一発殴られて「屈しないぞ」と言って相手をボコボコにしに行くなら話は分かりますが、相手に一発殴られて「屈しないぞ」と言って相手にボコボコにされに行く、ようなもので、全く意味が通じません。

「テロに屈しないために自衛隊派遣」という言葉をよく考えれば矛盾に気が付きますが、あまり考えなければ非常に単純で分かりやすい言葉だと思います。
当然、自衛隊派遣の本当の理由は別なところにあります。が、世論に難しい説明をしたところで理解は出来ません。本当の理由を説明しても「う~ん。よく分からないから派遣反対!」となってしまうのが落ちです。政府は本当の理由を説明するのを省略した代わりに、このような「テロに屈しない」などという安っぽい言葉で世論を惑わし、派遣を強行しただけのことです。

なので、この言葉の意味を深く追求してもあまり意味はありません。。。
    • good
    • 0

こん**は、



NO1さんの
>「テロをすれば要求が通る」
>ということになるからです。
これの意味は簡単です。

「東京でバイオテロを起こすか、1億ドルとフセインの開放かどちらか選べ」
と難癖をつけるのがテロリストです。
「テロリストに屈する」と言うのは1億ドル払ってフセインを解放することですね。

日本国内は理性の世界ですが、そこから1歩でも出れば野性の世界なのです。
オオカミには話し合いは通じません。
オオカミに食べられない為には、オオカミに自分の強さを見せておく必要があります。
しかしやりすぎると、仲間を連れて仕返しに来ます。

つまり今回は、訓練され、強力な火器を持った兵士をテロに見せる絶好の機会ということです。
これが、会戦時から兵士を送っていたら仕返しに来るかもしれませんが、あとはあっても残党の小競り合いだけで、インフラ整備が主任務ですので、ある意味日本としてはここで自衛隊を派遣できるのは「おいしい(対テロと考えて)」のかもしれません。
    • good
    • 0

私もmarshallさん同様の疑問を感じています。


特に小泉さんが言うところの、日本にとっての「テロに屈する」という意味が分かりかねます。
自衛隊を派遣しないことのどこが「テロに屈する」事になるのでしょう?

アメリカが「屈してはいけない」というのは分かります。負けを認めると、自称「世界の警察」の名にキズがつきますし、「アメリカの軍事力もこんなものか」と、世界中のあちこちで反旗を翻す国も増えるでしょうから。

テロが頻発する国から、大使館員やNGO組織等の非武装の人達・組織が引き上げても「テロに屈した」などとは言われないでしょう。海外で武力を行使するわけにはいかない(はず)の日本が、現在のイラクに手を出せないでいてもなんの問題も無いはず。

「テロに屈してはいけない」から自衛隊を派遣する、というのは「自衛の枠を超えて、軍事力を行使します」と自ら宣言していることに他ならないと思うのですが・・・

人道支援をしにいく、しかし、戦争状態でその活動ができないからまだ行かない。なんの矛盾もないと思うんですけどね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!