タイムマシーンがあったら、過去と未来どちらに行く?

司書講習の中で「廻天鳥」の読み方を調べる機会があったのですが、結局解からずじまいで講習が終了してしまいました。講義して下さった先生も一緒になって探してみたのですが解からなかったので、解かる方があれば是非教えて下さい。出典があれば尚ありがたいです。

A 回答 (6件)

好奇心から、また資料室に寄ってみましたが、やはり分かりませんでした。


今回当たってみたのは以下の資料です(タイトル正確でないかもしれません)。

「日本地名総覧」
 「廻」の字で始まる地名は結構あったのですが。
あとで中国大陸の地名も当たるべきだったかなと思いました。その際、「鳥」は「島」の誤植である可能性も考えました。

「図説日本鳥名由来辞典」
 鳥類事典の多くが「漢字索引」が附いていないために、限られた時間の中では使えなかったのですが、この本には「漢字索引」がついていました。ただし、鳥類の「図譜」にある漢字名が相当ページに渡って対照表になっていますが、これらのすべてが索引に取り込まれているのかは未確認。「漢字索引」の中には見つからず。

「国書読み方辞典」
 古い書物のタイトルかなと思ったのですが見つかりませんでした。


あと可能性としては次のようなことも考えましたが調査にまでは至りませんでした。
(1)中国の地名、人名、(芝居の中などの)役名、芸名など。
(2)白鳥座、鷲座と言った星座の別称。でも、それだと、「廻天牛」や「廻天人馬」とかもあることになっちゃいますよね。
(3)前にも触れられていますが、漢詩や、その他の古典籍の中に「廻天鳥」と言うフレーズがあるのかと言うこと。
これはデータベースから調べるようなことができるのか(そんな便利なことが可能なんでしょうか?)。
(4)笑い話みたいですが、中華料理の名前。でも「鶏」が普通ですよね。
(5)やはり、神話・伝説系の怪鳥の名前。個人的には一番愛着のある説ですが、いかんせん。gooでほかの方がそのあたりの質問をされていました。解答には直接つながりませんが面白かったのでURLを引いておきます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=910443
脱線ですが、アラスカではワタリガラスが創世神話の主役なんですよね。

調べてみて痛感したのは、言葉のアドレス(地名なのか、人名なのか、鳥の名前なのかと言ったこと)がはっきりしないことが一番ネックだなぁと言うことでした。図書館では、実際にもこういう「迷子になってしまった言葉」をめぐる質問多いんでしょうか…。普通の問い合わせなら、もう少し手がかりになる情報ありますよね? 質問者の方とやり取りしているうちに分かってくる手がかりとか…。

後、中国文学に詳しい人とかがいれば聞いてみるのですが(「動機付け」「言葉のアドレスまたはその手がかり」「人脈」これが調査の三大要素かと私には教訓でした)。

結果、何の力にもなりませんでしたが、私の方はひとまず手を引きます(と言うか、別に誰も頼んでないですよね。笑)。最終的には、プリントの作成者に問い合わせると言うのもありなのではないかと思いますが…?
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この回答へのお礼

随分調べられたんですねぇ。私達も演習であれでもないこれでもないと同じ様に調べていました。実際図書館では様々な質問があるらしく、質問者とのやり取りは重要な手がかりになるようです。その手掛かりをどれだけ引き出すことが出来るかというのも司書の質が問われるところと言えるかもしれません。fieldsさんの様に可能性のありそうなことを幾つもあげてみるという作業も大切なことなんですよ。司書に向いてるかもしれませんね。調査中に脱線するのって楽しいですよね(笑)。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/10 21:55

もとい、「世界シンボル事典」です。

すみません。
それの「鳥」の項目を読んでいたら、時間切れになってしまって‥。
興味深いですが、解答からは脱線ぽいです(笑)。

「当て字辞典」と言うのがあるとは知りませんでしたので、勉強になりました。
また、もし何か思いついたら投稿します。
(コメントは結構ですよ)
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図書館の資料室で小一時間調べてみましたがわかりませんでした。

(小一時間で見つかれば苦労しませんよね、苦笑)
諸橋先生の「大漢和」や、いくつかの国語辞典、それから歌舞伎の「外題辞典」なんてものもチラッとのぞいてみたりしました。でも、司書さんの講習会で調べられたと言うのですから、まず大概のものは「洗い済み」としたものですよね。

前の方が仏典について触れられていますが、私のほうの狙い目は、「当て字系」か(「読み」の問題なので、これが一番可能性としては高そうな気がしますが)、「中国の神話・伝説系」でした(「不死鳥」もそうですが、「荘子」などに良く大きな鳥の話みたいなのが出てきますよね)。でも「世界イメージ事典」を繰っているうちに時間切れになってしまいました。

答えがどこかに転がって笑っていそうですが、いたし方ありません。ちょっと悔しいと言うか、気になりますけどね‥。
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この回答へのお礼

貴重なお時間を割いて調べて頂いて感謝です!質問の答えも気になりますが、「世界イメージ事典」という事典がどんな事典なのか気になりました。今度見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/05 22:38

こんにちは 以下のHP修証義第4章第22節によると、読方的には廻天(かいてん)であっているようです。

その他のHPによると、愛語という言葉とともに、廻天という言葉は使用され、【愛語能く廻天の力ある】という言葉は容易に検索等でも確認できると思います。意味としては、以下のHPにも詳しく書いてありますが、かなり大まかにいうと、親切な言葉は天をも変えるといった意味です。こういった例も含めて、カイテンと読むのが正式かと思われますが、鳥というのが最後につくのでカイテンドリだとおもうんですが。確かに、お経のなかにも雑色之鳥(ざつしきしちょう)【いろいろな鳥】共命之鳥【頭が二つある鳥】とかって取り上げられているので、カイテンドリがいてもおかしくないのと、漢文だった場合に廻天鳥というのが、実際<廻天の鳥>という使用方法なのかなーと思ったりします。これで当て字だったりした日にゃぁ・・・ヤデスネー(笑 でも、アホウドリ、アリソウですよねー。コウノトリとか・・・。

参考URL:http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/houwa/sisyoubo …
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この回答へのお礼

当て字事典で探してみたりもしたんですけどないんですよねぇ(ToT)漢文という説は候補にあがっていたので、今度探してみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/05 23:21

手元の漢和辞典で調べたみたら、「廻(回)天」は「廻(回)天之力」などというように「情勢を覆すこと」を意味するようですね(もうお調べ済みだと思いますが)。

でも「廻天鳥」はそのまま「天を廻る鳥」と読めそうな気もします。
よろしければ出典を教えていただけますか?

この回答への補足

出典は講義のプリントであった為、どこから引っ張って来られたものか解かりません。担当であった先生もその講義限りの方なので、お会いする機会ももうないと思います。私も「廻(回)天」を漢和、国語辞典やパソコンの各種辞典などで調べてみたのですが、内容的にみて、不死鳥のことかな?と思ったりもしたのですが、典拠が無いので何とも言えません。仏教用語だったりするのでしょうか...。

補足日時:2004/09/04 23:51
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自信ありませんが、「あほうどり」?

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この回答へのお礼

国語辞典で「あほうどり」を調べてみたところ「信天翁」と載っていました。確かに”天”は一緒ですけどね(^_^)でも、「あほうどり」の漢字を知ることが出来て勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/05 00:21

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