
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
いきなりは副詞です。
突然なども同じです。ただし、本来は名詞・形容動詞で、事の成り行きに任せ、十分に考えないで行動すること。また、そのさま。行き当たりばったり。ゆきなり。形容動詞として、「いきなりだ」「いきなりだっ」「いきなりな」。名詞として、「いきなり」です。等の表現が可能です。
No.4
- 回答日時:
ネット辞書(「大辞泉」・「大辞林」)や「日本国語大辞典」など主要な辞書は、「いきなり」を「名詞」「形容動詞」「副詞」などとして扱っています。
特にネット辞書は[名・形動]のように書いています。(もちろん、「形容動詞」として扱えない場合は[名]です。たとえば「人間」「学校」)。「広辞苑」は「形容動詞」を認めない立場にいるので、当然「形容動詞」とは書いていません。「大辞林」などで、どういう語が[名・形動]であり、どういう語が[名]であるのか、考えてみるのも面白いでしょう。私の考えでは、「<いきなりな>話だね」のように、(形容動詞の)「連体形」がつかえるか、で決まると思います。
また、「名詞」と「副詞」の区別はどこにあるのかも、よく分かりません。体言(名詞)の副詞的用法というのがあり、たとえば「<今日>帰ってきた」の「今日」は明らかに「名詞」(の副詞的用法)ですが、「<いきなり>帰ってきた」の場合は「副詞」とされるようです。それでは、「名詞」と「副詞」の差は何かというと、「主格」になるか、どうかだと思っています。
後半の部分については、書きながらも疑っています。他の方々にも伺いたいところです。別の質問の形になってもいいのですが。
No.3
- 回答日時:
副詞、名詞、形容動詞の場合があります。
〔「行き成り」の意〕
一
( 副 )
①何の前ぶれもなく、突然に物事が起こるさま。ゆきなり。 「 -泣き出す」 「 -聞かれても答えられない」
②きちんとした過程を経ずに次の段階に入るさま。直接。じかに。 「 -清書する」
二
( 名 ・形動 )
なりゆきまかせである・こと(さま)。 「 -な生活が追想おもいだされた/黴 秋声」 【大辞林】
副詞とは対象の属性表現を立体化、具体化する語です。名詞とは対象を実体としてとらえ表現した語で、「いきなりは困る」「いきなりの訪問」などと使用します。
「いきなりだ」「いきなりですね」の場合は属性表現の語が後に続いておらず、形容動詞と同じ「なりゆきまかせであるさま」を表わす属性表現としての使用法です。■
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