A 回答 (4件)
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No.3
- 回答日時:
当時のインド文化の背景があります
当時のインド文化の修行スタイルは
食べない、飲まない、餓死して死んだら修行者として偉大である
そういう価値観
そういう修行に対して異常な文化だったのです
なので当時食べず飲まずで骨と皮だけのブッダが苦行は無意味だと修行を辞めた時
仲間に弱虫だと言われています
骨と皮だけの人間に弱虫です
なのでブッダの言う苦行は我々の感覚の苦行とは全然重みが違う
なので悟りを開いた後もブッダは1日1食
弟子達には1食はきついだろうと昼前までなら食べても良いと戒律をひいています
その中でがんばろう!と言う事です
なので1日3食たべている私たちからしたら苦行ですね
でもブッダの感覚ではきっと苦行とは言葉にするほど重いものではないでしょう
なので修行は苦行だという認識で大丈夫
当時のインド文化の苦行を指しているのだと思います
No.2
- 回答日時:
釈迦さんが説法して修行法を述べ、その教えに身を投じようと決意して、修行者になって(出家して)、釈迦さんが勧める戒律を守るようになったのですから、修行をしない仏教というのは、その当時には考えられないことだったと思います。
当時、釈迦さんがもう止めたという苦行は断食苦行のことです。釈迦さんが勧める戒律を守り、断食せず乞食をして飢えないようにして、断食苦行はしないのです。
もともとは修行者の集団だけの宗教だった釈迦さんの教えを、修行しなくても(厳格に戒律を守らなくても)涅槃、解脱(輪廻から逃れる)ようになれるという説や他の宗教との混合で後の大乗仏教や密教ができてくるのですが、釈迦さんが死んでもしばらくは、自分自身の悟りや涅槃のために修行し続けるのが仏教だったようです。
No.1
- 回答日時:
修行の意味がそれぞれ個人の気持ち次第なので、どうとでも言えるのです。
とりあえず当時にして、悟りは何かについて知らなければなりません。
般若心経の中で、彼岸に到達する知恵によって悟りは得られると解かれています。
彼岸に到達することがひとつの悟りなのです。
仏陀は仏教を起こしました。これもひとつの彼岸への到達です。ゆえに悟りなのです。
昔のインドで大きなガンジスを目の前にして、新天地へと渡る人がいました。もしくはガンジス川が洪水となり多くの人が死んでいます。彼岸へと到達することが、精神世界においても現実世界でも究極の理になります。
たとえば全人類を救うという彼岸があったとして、誰もまだそこに到達してはいません。
観音菩薩は人を救うと決めて、仏陀になることを拒みました。それゆえに観音菩薩なのですが、人は救えていません。
彼岸に到達できていないのですから、修行中ということになりますね。
故に悟りに至るためには、修行が必要だと認識されます。彼岸へ渡るための知恵と体力をつけなければいけません。
苦行はまた別だと思います。
結局、河を渡れるのはほんの少しの人です。ほとんどの人は流されていなくなります。意味もなく死ぬのです。
なぜ流されたのかと言えば、煩悩により違う方向へと泳いだからです。正しい方向へと泳がなければ、彼岸には到達しません。迷ったらおしまいなのです。
自分をいじめぬいて、煩悩を知り、あるべき姿を見いだそうとするのが苦行だと思います。
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