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「何事もなかったかのように」 の中の、「かの」って、どういう働きをしますか?
普通に「何事もなかったように」にしても意味は一緒なんでしょうか。

A 回答 (8件)

>かと言わんばかりに→嘘コケ!見え見え


内容的には否定かもしれませんが、肯定の内容でも全く同じ、その様に見えるが実は違う(極端な表現でいえば、真っ赤な嘘。)
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歌舞伎などの「けれん」の一つに「宙乗り」というのがあります。

目に見えにくいワイヤーなどで体を吊されて高いところを移動するのですが、それが「まるで宙を飛ぶかのように」みえるわけです。「何事もなかったかのように」は否定文ですが、この「飛ぶかのように」というように肯定の形でも使われます。
結局、「何事もなかった<かの>ように」は「何事もなかったように」に、「宙を飛ぶ<かの>ように」は「宙を飛ぶように」に還元することが可能なので、それほど気にすることはありません。
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何事もなかった か のように。


何事もなかった如く
何事もなかったかの如く
何事もなかったと言わんばかりに
何事もなかったかと言わんばかりに
かと言わんばかりに→嘘コケ!見え見え
かとなく→体裁を繕う様子もなく(自然のまま、ありのまま)
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「ようだ」という比況の助動詞の接続は、


『用言・助動詞の連体形、「この・その・こんな・同じ」などの連体詞、および体言に連体助詞の付いたもの、「の」で受けられる連体句などに付く)比況の助動詞。』

 普通は「猿のように」(体言に連体助詞の付いたもの)という単純な使い方なのですが、この場合は、特に「の」で受けられる連体句に接続する、という点に特徴があります。
  「何事もなかったか(反語)」<の>ように(実際は、あったのだが)
のように接続して使われるわけです。要するに「見せかけの態度」(そういう振りする)を言っているのです。
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「か」は終助詞で、疑問文や反語を作ります。



「何事もなかったか?」としますと疑問表現で。
「何事もなかったか、いや、あった」とすれば反語表現ですね。

でも「何事もなかったかのように」を、「疑問文+のように」と捉えると、全く意味が通じません。
一方、「実際には何事があったのだけど、それを何事もなかったかのように」と言う、前後が反対の関係になる意味を含む文章と読めば辻つまが合うので、反語と理解してください。

「反語」と言うのは修辞技法の一つで、修辞とは文章を美しくしたり巧みに表現することです。

「何事もなかったように」と、意味はほぼ同じと考えることも可能ですが、全く違う解釈も出来ますよ。
「何事もなかったかのように」、上述の通り、実際には何事があったことは明らかでしょ?
でも「何事もなかったように」だと、「私には何事もなかったように見えた」など、前後の文脈次第では、本当に何事もなかった可能性も排除できません。
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この回答へのお礼

この答えで理解できました!ありがとうございます!

お礼日時:2017/11/04 15:01

そもそも、「かの」でセットでしょうか?


「『何事もなかったか』のように」と理解すべきだと思いますね。
で、「なかったか」というのは、「あったか、なかったか」の二択の片方じゃないですか。
「『何かあったか』のように」の対義として「『何もなかったか』のように」になるのだと思います。
じゃあ、その「か」というのは、「何事もなかったわけではないが、あたかもなかったかのように」ということになります。
すなわち、「何事もなかったように」に比べて、「何事もなかったかのように」の方が、「何事があったにもかかわらず」のニュアンスが強くなると思います。
もちろん、意味は同じようなものですけど、ニュアンスが少し違うと思います。まあ、これは#2と同意見です。
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明、ありがとうございます!

お礼日時:2017/11/04 15:02

「ホントは何かあったんだけど」という意味合いを強める役割をしています。

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>どういう働きをしますか?


動作や状況を他の何事かに喩える表現です

>「何事もなかったように」にしても意味は一緒なんでしょうか。
前後の文章で変わってくると思います
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