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電気回路の課題でわからない問題があります

1)R1=10Ω,R2=5Ω,E0=30vの回路で
端子A-Bからみた起電力Eと内部抵抗rの値を求めよ

2)E0=30vの電源において端子A-B間を解放したときの電圧は20vとなり
端子間に1Aの電圧を取り出すと端子電圧は18vとなる
分圧抵抗R1とR2の値を求めよ

という問題です

「電気回路の課題でわからない問題があります」の質問画像

A 回答 (5件)

この問題、要するに「テブナンの定理」そのものなのですが、「テブナンの定理」についてはよろしいですね?


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%96 …
https://physnotes.jp/em/ecir_thev/

ここでいう「起電力」はいわゆる端子AB間の「開放電圧」、内部抵抗は端子ABから回路内を見た「等価的な合成抵抗」ということです。

端子AB間の「開放電圧」は、この場合には抵抗 R1, R2 の電圧分割で
 E = Vab = E0 * R2/(R1 + R2)   ①
で簡単に求まります。これは一般の「キルヒホッフの法則」を使った電圧降下の計算で求まります。

内部抵抗は、端子ABから回路内を見て、「電圧原は短絡」「電流原は開放」して回路の合成抵抗を求めます。
この場合には「R1 と R2 の並列接続」であることが分かります。
つまり
 1/r = 1/R1 + 1/R2
より
 r = R1*R2/(R1 + R2)   ②

あとは、これに数値を当てはめればよいだけです。

(1) R1 = 10 Ω, R2 = 5 Ω, E0 = 30 V なので、①②より
 E = 30(V) * 5/(10 + 5) = 10 (V)
 r = 10*5/(10 + 5) = 50/15 = 10/3 (Ω)

(2) ここで与えられた条件は「端子 ab 間に負荷を接続しないときには端子電圧 20 V 」かつ 「端子 ab 間に負荷 RL を接続したら、端子電圧 18 V で 1 A の電流が流れた」ということです。

まず、「端子A-B間を開放したときの電圧は 20 V」なので
 E = 20 (V)
ということです。従って、①より
 30 * R2/(R1 + R2) = 20 (V)   ③

次に、「開放電圧 20 V の端子 ab 間に負荷 RL を接続したら、端子電圧 18 V になって 1 A の電流が流れた」ので、負荷抵抗を RL とすると
 VL = 20(V) * RL/(r + RL) = 18(V)   ④
 IL = VL/RL = 20(V) /(r + RL) = 1(A)  ⑤
ということです。
④⑤より
 RL = 18 (Ω)
がすぐ出てきます(18 V で 1 A 流れるので当たり前ですが)。
そうすれば、④⑤は②を使って
 1 = 20 /[ R1*R2/(R1 + R2) + 18 ]      ⑤'
ということになります。

③⑤'の連立方程式を解いて、③より
 R2/(R1 + R2) = 2/3
なので、⑤'より
 1 = 20/[ (2/3)R1 + 18 ]
→ (2/3)R1 = 2
→ R1 = 3 (Ω)

③より
  R2 = 6 (Ω)

上の(2)の後半が、「テブナンの定理」の本領発揮の部分です。


ちなみに、#1 さんは、負荷抵抗に 1A の電流が流れたときに、R1 にも 1A 流れるとして計算していますが、R2 に流れる電流を見落としています。しかも「電圧降下」そのものではなく「電圧降下の増加分」だけで計算するというミスもしています。

上のように、RL(=18 Ω) に 1A 流れるとき、R2(=6 Ω) には 3A の電流が流れますから、合計 4A の電流となり、R1(=3 Ω) の電圧降下は
 V1 = 4(A) * 3 (Ω) = 12 (V)
となって、端子aの電位は
 30 - 12 = 18(V)
となります。
また、ab間は
・R2 の電圧降下:V2= 3(A) * 6 (Ω) = 18 (V)
・RL の電圧降下:VL= 1(A) * 18 (Ω) = 18 (V)
となって検算も成立します。
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No.4です。

回答を書いている間に、#3 さんの回答も出ていましたね。

正確な問題文がどうなっているいるのかよく分かりませんが、No.4 では (2) を
「端子 ab 間に負荷を接続しないときには端子電圧 20 V 」かつ
「端子 ab 間に負荷 RL を接続したら、端子電圧 18 V で負荷 RL に 1 A の電流が流れた」
と解釈しています。

#3 さんの回答では、等価回路の電源に元の回路の電源「30V」を使っていますが、これはおかしいです。
実際、#3さんの図では負荷抵抗は「18Ω」ですが(18 V で 1A を流すので)、これを元の回路の ab 端子間につないでも、負荷には1Aを流せませんし、端子 a が 18V になりません。
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>1)R1=10Ω,R2=5Ω,E0=30vの回路で


>端子A-Bからみた起電力Eと内部抵抗rの値を求めよ

回答>> 端子A-Bからみた起電力Eは

        E=E0×R2/(R1+R2)  (1)

     内部抵抗 r は 電源 E0 をショートして求める;

       r=R1×R2/(R1+R2)  (2)

>2)E0=30vの電源において端子A-B間を解放したときの電圧は20vとなり
>端子間に1Aの電圧を取り出すと端子電圧は18vとなる
>分圧抵抗R1とR2の値を求めよ

回答>> 式(1)を使って、まずE=20V、E0=30Vを式(1)に代入して

       20=30×R2/(R1+R2)

     整理して、

      R2/(R1+R2)=2/3    (3)

    次に”端子間に1Aの電圧を取り出すと端子電圧は18vとなる”から内部抵抗 r に1Aを流すと端子A-B間の電圧 E が18Vになる。添付図に示すような関係になってますので、

      E0-1A×r=E    (4)

    の関係が成り立ちます。式(4)にE0=30V、E=18Vを代入して r を求めると、

      r=(E0-E)/1A=(30V-18V)/1A=12 Ω

    式(2)に r=12 Ω を代入して

      12Ω=R1×R2/(R1+R2)   (5)

    この式(5)に式(3)を代入して

      12Ω=R1×(2/3)  より

    R1=12Ω×3/2=18Ω

    と求まります。次に R1=18Ω を式(3)に代入してR2をもとめると、

      R2=(18×2/3)/(1-2/3)=36Ω

    と求まります。
「電気回路の課題でわからない問題があります」の回答画像3
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(2) R2の電圧は20v ならばR1の電圧は10v 同じ電流が流れているので電圧の比は抵抗の比。


   R1:R2=1:2
   AB間に1Aの電流を取り出すと20-18=2v電圧が低下する。
   これはR1の電圧降下。
   抵抗R1は 
   R1=2/1=2 Ω
   R2=4 Ω
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(1)と(2)が図のような同じ回路だとすると(1)は条件が足らないようですが。

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