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地方のJR線に乗ると、ホームに近づき減速する時に、「りーん、きんこんきんこん…」という音が運転席から聞こえてくることがあります。あの音は何のために出しているのでしょうか? まだどうしてああいったメロディ(?)となったのでしょうか?
最近ですと、大糸線で聞きました。

A 回答 (6件)

前方の信号が赤のときの警告音です。


鉄道にはATS(自動列車停止装置)という装置があります。
ジリリリリと鳴ったときに、運転士が確認をすると、キンコンキンコンに変わります。
確認しないと、自動ブレーキがかかり停止します。

ATSの地上端子は、線路のあいだにある白い板です。結構見かけられると思います。あれを通過したときに音が鳴ります。
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この回答へのお礼

namnam6838さん、どうもありがとうございます。
リーン、ではなく、ジリリリリ、でしたね(^^;
ほっておけば、自動ブレーキがかかってくれるなら、最初から自動運転にしておいた方が安全なのでは?などと思ってしまいますが、きっと理由があるんでしょうね。
白い板ですね、今度運転席の後ろで確認してみます。

お礼日時:2004/09/28 22:35

山手線はATCという保安装置を使用しています。


チンというベル音は鳴りますが、ATSとは全く仕組みが違います。

No.5のかたの
その後いったん停止するまでは再加速できないようになっているようです。

というのは間違いです。加速しようと思えばいくらでも加速できます。
No.5の方がなぜこのように思われたのかというと、
前方の信号機が停止信号の時にATSの警報が鳴動し、運転士は確認ボタンを扱いブレーキをかけるわけですが、その際にブレーキを緩めずに一旦停止。その後信号機との距離が遠い場合は、時速25キロ以下で信号機の手前50mまで移動する。
という規定があるためでしょう。

機械的に加速できないのではなく、規定で取り扱いが定められてるためです。(駅に進入中の出発信号停止現示に対する警報鳴動はまた違いますが)

この回答への補足

syu181さん、ありがとうございます。
皆さんホントにお詳しいので驚きです。
山手線はまた違うのですね。
昨日、北千住から上野まで常磐線快速に乗り、一番前に陣取りました。運転席にはATS-Pにランプが付いているのが見えました。前方の信号も見ていましたが、同じ箇所に赤と青が計4つも点灯していたり、信号ではないでしょうけれど電球色のランプが複数付いてるのがあったりと不思議でした。「チンッ」という音はなかなか鳴りませんでしたが、ホームに滑り込む途中最後の最後で聞くことが出来ました。

補足日時:2004/09/30 12:32
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ATS-Sなどの音です。



まず鉄道の信号は道路の信号とは違います。
赤信号というのは、前方に列車が存在する場合か、あるいは駅の構内などで先に行ってはいけないという指示の場合があります。どちらにしても赤信号を超えて進んではいけません。
次に、赤信号のひとつ手前の信号が黄になります。黄信号があれば、その次の信号は赤なので、黄信号を通過するときは決められた速度以下に落とさなくてはいけません。(路線によって違いますが例えば時速45キロ)
黄信号の手前は緑の信号になります。緑の信号はこの先一定の距離に確実に赤信号がない(=線路上に列車が存在しない)ことを意味します。
(話を簡単にするため減速や警戒は省略します)

運転士が信号を絶対に見落とさずにそして必ず守っていれば衝突などの事故は起きませんが、過去には赤信号を通過したために起こった事故があり、このようなことを防ぐためにATSができました(そして時代とともに改良されています)。

まず、黄色の信号機を過ぎると(前方の信号機が赤である区間に入ると)、ジリリリリリリという大きな音でベルが鳴ります。運転士はこのベル音を確認して確認ボタンを押します。
もしも一定のあいだに確認ボタンを押さなかった場合は自動的に非常ブレーキがかかり列車は停止します。
運転士が確認ボタンを押すと、音はキンコンキンコンキンコンというチャイムに変わります。これが鳴り続けることによって、前方が赤信号であることを運転士に知らせ続けます。
現在使われているATS-SN、ATS-SWなど(JRの民営化後に改良されたため会社により呼び名が違うが内容はほぼ同じ)では、その後いったん停止するまでは再加速できないようになっているようです。

「ホームに近づいて減速する時」と感じるのは、音が鳴り始める地点が黄色の信号を過ぎたあたりのためです(すでに黄信号を通過できる速度まで減速している)。
駅の出発信号(ホームの先)が赤(=出発してはいけないという指示)、そしてその手前の信号が黄になっているような場合です。
注意して観察していれば、いちいち赤信号のないような小さい駅ではそんな音は鳴らないのが分かると思います。

都市部などではもっと高度なATS-Pが使われるなどしているためこのようなベル音は鳴りません。
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この回答へのお礼

apfel99さん、ありがとうございます。
とても詳しく書いていただいて恐縮です。
小さな駅では鳴らなかったりするんですね。
大糸線に乗ってる時が大きな駅ほど鳴ってたような記憶があるんです。乗った電車は各駅停車でしたが、「もうすぐ大きな駅に着くよ!」みたいな合図のための音かと思ってました。笑わないでくださいね。
いろいろ教えていただいて、「電車でGO!」でしたっけ?、一度もやったことないんですが、あの電車のゲームがやりたくなってきました。

お礼日時:2004/09/28 22:50

信号が赤の時に警報ベルが鳴って、運転士が確認ボタンを押すとチャイムが鳴るのは、ATSの中でもATS-Sと呼ばれる物です。

(会社によってATS-SNとかATS-STなどの派生形式もあります。)

ATS-Sは全国的に設置されていた物ですが、首都圏などではATS-Pと呼ばれる高性能なタイプに変わっているため、ATS-Sのようなベルやチャイムは鳴りません。ATS-Pでは運転士が赤信号までに安全に停車できる速度で運転している限り、警告ベルなどは一切鳴りません。もし、赤信号までに停車できない速度(制限速度オーバー)になったときは、「チンッ」という音がして自動的にブレーキがかかります。その後、制限速度以内になるとブレーキがゆるみます。その時も「チンッ」という音がします。
なお、JR東日本では地方線でもATS-P並の安全性を持たせつつ低価格なATS-Psの導入を進めています。
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この回答へのお礼

ALF7001さん、ありがとうございます。
首都圏ではベルやチャイムは鳴らないんですね。普段は私鉄や東京地下鉄の利用しかなく、質問を書く時は「山手線では確か鳴らなかったような…。たぶん地方だけなんだろう」ってことで「地方のJR線」と書いたんです。
今度、山手線などに乗ったら、「チンッ」という音を確かめてみますね。

お礼日時:2004/09/28 22:45

No.1さんのお答えの通りでATS(automatic train stop)ですが、地方の線だけでなく、都市圏でもどこでも同じで、同じ音がするはずです。



駅の近くだけでなく、前の信号が赤であれば、駅の間でもなります。

鉄道の信号は道路の信号と違い、信号と信号の間には一つの列車しか入れません。信号と信号の間を閉塞区間と言います。

一つの閉塞区間に一つの列車しかいないので、追突や衝突を避けられるわけです。

ですから、運転士はベルがなって赤信号であることを確認すればブレーキをかけるわけです。
もし、確認をせず、ブレーキがかからなければ、列車は自動的にブレーキをかけ、停止します。

参考URL:http://jr-central.co.jp/info.nsf/CorpInfoPrv/E8E …
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この回答へのお礼

70633さん、ありがとうございます。
信号と信号の間には一つの列車しか入れない、というのは新鮮な発見です。素人目には、前の列車との間隔が詰まっているのかなぁとは思いましたが、見たところ危険そうには見えないし、結局のところ信号の色はよく分からないなぁというのが今までの感覚でした。
今後は信号を注意して見てしまいそうです。

お礼日時:2004/09/28 22:40

若干言葉足らずですみません。



赤の停止の信号は突然出てくるわけではなく、その前に黄などの減速の信号があります。その信号で減速しています。
この音は減速する時というよりは、停止をする前の時に出る音です。
(黄信号で減速しても、前が赤でない場合は鳴りません)
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