アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

よろしくお願いします。
内容としましては、
ある治療法を実施した群(n=38)と実施していない群(n=18)の
2群間で血圧の推移を0、24、48、72hrごとに比較しました。
統計はノンパラで、対応の無いt検定を用いました。

査読者からは、今回二つの要因(治療の有無と血圧)が 72 時間まで反復測定されており,筆者の意図としては Repeated measure ANOVAなどを用いて,経時的変化が有意かどうかを見たいのではないでしょうか?とありました。
自分としては郡内比較ではなく群間比較をしたいのですが、
如何でしょうか?
皆様お忙しいとは存じますが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

企業でSQCを推進する部門の者です。


博士(工学・応用統計)です。

同じ試料を使い回しているので、群(介入・対照)と時間の分割表を作れば分かると思いますが、総n数に対して残差の自由度がおかしいことに気付くはずです。

私がレフェリーであれば、この時点でアクセプトしないか、指導教官からドクターコースなので・・・とかアクセプトするよう依頼があれば、同様の査読意見を付けると思います。

また、時間的な変化が、試料に対して独立していなので、(具体的には、介入群と対照群をもっと多数用意して、介入群①は24時間後に、介入群②は48時間後に・・・という独立して測定していればいいですが)言いかえれば、同じ試料を使って時間毎に群間の比較をやっていますので、どこかで差が出れば他でも差が出て当たり前です。これは多重比較という問題にもつながります。よって、もし現状を通すのであれば、これも考えなければなりません。

あなたの意図であれば、
・介入群と対照群を用意した。治療前に差の検定を行ったところ、差は有意ではなかった。
・72時間後の治療効果をみるため、2群で差の検定を行ったところ。有意な差が見られた。
とすべきです。時間を振るなら、それに対応した統計処理をすべきです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご多忙のところ丁寧にご回答いただき、誠に有難うございます。自分で調べたところ二元配置分散分析(対応あり)、多重比較で再検討するべきと思いましたが、それで宜しいのでしょうか?
ご教示のほど、宜しくお願い致します。

お礼日時:2018/03/24 12:09

第一の要点は、どういう命題を帰無仮説として立てたのか、ってことです。

次に、この帰無仮説を検定する手段としてこの帰無仮説から演繹される様々な統計的予測のうちのどれを使ったのか。帰無仮説が棄却されて得られる結論であるべき「帰無仮説の否定」の命題は何か。これらを論文に明示的に書かず、技法だけを書いてる、そういう、著者は自分が何やってるのか分かってないんじゃねえのという印象を与える論文はよく見かけますね。いや、ご質問の文章からの連想に過ぎませんけれども。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご多忙のところ丁寧にご回答いただき、誠に有難うございます。論文での検討方法についての記述が確かに丁寧では無かったです。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2018/03/24 12:09

治療法の効果が有意かどうかは、必ず群間比較です。

郡内比較は単なるばらつきの評価でしかありません。査読者の意図も貴方の意図もおなじです。ある治療法が血圧を下げる効果(当然、突然低下するのではなく徐々に低下するのが良い治療です)の有意、無意を判定するのにt検定より Repeated measure ANOVAの方が適していませんか、と助言しただけです。t検定の方が適していればその理由を明確にして、査読者へ返事を送ることです。査読者が納得すれば受理されます。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご多忙のところ丁寧にご回答いただき、誠に有難うございます。自分で調べたところ二元配置分散分析(対応あり)、多重比較で再検討するべきと思いましたが、それで宜しいのでしょうか?
ご教示のほど、宜しくお願い致します。

お礼日時:2018/03/24 12:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!