完全自動運転車で将来事故を起こしたら誰の責任ですか?
将来、完全自動運転車って免許書いる様になるんですか?
自動運転車もコンピュータソフトウェアで制御されると思うんですが、コンピュータがフリーズして事故を起こす可能性は無いのですか?今使っているパソコンにしろスマホにしろ不具合って結構有りますよね?それの自動運転版で、高速道路走っててフリーズしたり、歩行者のいる交差点でフリーズしたり、演算不能なポイントにハマってメモリー一杯になったりしないんですか?
人なら絶対ブレーキ踏んでるところをフリーズして事故を起こすと言う可能性は無いのでしょうか?
後、例えばスマホで現在地まで無人自動運転で呼び出して迎えに来させている道中でかが事故を起こした場合、誰の責任になりますか?
完全自動運転って今世界中で極々少ない台数しか走って無いのにすでに事故を起こして居ますが将来、数千万台規模になった時、事故率ってやっぱり減るでしょうか?
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
#7です。
お礼ありがとうございます。補足も拝見しました。まず私は質問者様同様「運転が大好き」です。個人的には「自動運転」なんて絶対に嫌なんですが、でも同時にSF好きとして、いろいろな経過を見ていると絶対に「自動運転の時代」になるのが確実なんです。
ちょっと技術的な話を離れて「責任」の話なのですが、前にもちょっと書きましたが、実は「コンピューターと人間のどちらが信頼できるか」という点について「すでに決着がついている」のです。
質問者様の提示している「判断」とか「認知」という点についての論争は、1960年代には始まっていて、飛行機の操縦を人間とコンピューターのどちらが優先するか、という点などを含めて1990年代には「人間はエラーをする。だから極力コンピューターに任せたほうが良い」という形で決着してる、ということです。
自動運転自動車はその流れの中で単に「安く・小さく・信頼性の高いコンピューターとセンサーがまだ無かった」ということだけで、飛行機も電車もすでに「コンピューターに任せる」ようになっています。
たとえば電車などはポイント切り替えなどの運行管理に人は殆ど介在していません。もちろん遅延時など調整は人間がしますが、普段の運行はほぼ100%コンピューター任せなのです。それで首都圏の大動脈が1秒の乱れなく動くわけですから、コンピューターの信頼性はものすごく高いのです。
(ただし、京急だけは100%人間がやっています。そういう判断の会社もあるにはあるわけです)
さて、もう少し「判断」の部分を続けます。質問者様、ハドソン川の奇跡は覚えておられると思いますが映画のほうはご覧になられたでしょうか。実は機長はあの後「なぜハドソンに降りたのか?空港に戻れたのではないか?空港に戻れたとしたら、川に降りた機長の判断は客を無駄に危険にさらしたことにならないか」ということで連邦航空局の査問を何回も受けることになってしまっています。
なぜ、連邦航空局がそのような「疑念」を抱いたかというと「ありとあらゆるコンピューターシュミレーションで、空港に到着できたし、人間のパイロットがシュミレーターで操縦しても着陸できた」とされたからです。
これは何を意味しているかというと「コンピューターの判断のほうが人間の判断より優れている」ということを前提にして調査している、ということです。
結果として機長たちは「人間であるがゆえに」上空でエンジン再始動に時間を費やす判断をし、すぐに空港に向かわなかったためハドソン川に降りたことになった、という調査結果になり「人間の判断として間違っていない(パイロットならほぼ100%の人がそうする)」ということで機長の判断は「適正だった」という結果になりました。
しかし、もしこの状態を「コンピューター」が判断していれば安全に空港に着陸でき、不時着水というリスクの高い状態は避けられたわけです。実はこの辺りの時点から航空会社は「自動パイロットアシスタントロボット」のようなものを考え始めていて、この事件の後開発が加速しているのです。
参考:https://newswitch.jp/p/9091
さらには航空管制も今後10年ぐらいでコンピューターが指示を出すシステムに変わると言われています。コンピューターが自動的に管理をすると、今のように音声だけで伝達する方法から「音声・文字・画像」で同時にパイロットに情報を送れるようになりますし、やる気になれば飛行機のオートパイロットを管制側でコントロールすることもできるようになるわけです。
再度書きますが「コンピューターの判断は人間より優れている」とすでに決着がついているのです(このコンピューターはAIではありません。ですから定型的な判断だけです。)
で、自動車に戻ります。
>対して自動車は、まだ複雑な路面状況を的確にコンピュータに判断させる要素部分を研究中で、目処としては2030年前後と言うことですが
いや、違います。「コンピューターは的確に判断してエラーしない」のです。な二を研究してるかというと「的確なセンサーつまり認知をどのようにするか」という部分なのです。
不幸にしてテスラ車が死亡事故を起こしましたが、あれはセンサーが「正しく人だと認知しなかったため」と考えるのが妥当だと考えています。「なにか障害物があるけど、止まらなくていい」という判断が間違った可能性はほぼない、といえます。
運転は「認知ー判断ー操作」ということを繰り返しているわけですが、コンピューターは判断と操作はすでに問題なくできるので、後は「認知」をする方法やセンサーの具合、またはそれ以外の設備(通信機器とか)をどのように配置すれば「経済的な自動運転車ができるのか?というのが今の命題であって「認知」をするためのセンサー類の精度や配置の仕方、雨の時に濡れたら制度が落ちる、とかセンサーに太陽光が入ると機能しなくなるなどの問題を一つ一つつぶしているのが今の時点なのです。
法律というのは「判断」を誰がどのように下したのか、という点で責任を決めるものです。たとえば福知山線の脱線事故は他のJR各社がATCを配置していたのに、西日本だけ遅れていたことが「社長として責任を取るべきかどうか」という裁判になりました。
死亡した運転手の「責任」もあるわけですが「システムとして万全かどうか」を会社として問われたわけです。
逆をいえば「システムとして万全」なら運転責任は個人(人間)にかかってこないのです。そんなバカな!と思うかもしれませんが、実はそういうものは世の中にたくさん存在しています。
たとえば「エレベーター」エレベーターは自動で運転していますよね。なぜ「自動」なのかというと「システムとして万全」だからです。昔はエレベーターガールやオペレーターが乗って操縦していたわけですが、もうかなり昔から自動になっています。(そういえばラピュタではパズーがシータの事を気にして、エレベーターを危うく止め損ねるというシーンがありますよね)
ですから、シンドラーエレベーターの事故のような場合は「保守は万全だったのか?管理運営は適正だったのか?利用者の使い方は間違っていなかったのか?」という点が問題視されたわけです。
自動車だって「システムが万全」ということになれば、その責任は製造者または保守管理者に帰結することになるでしょう。個人所有であれば「メンテナンスをきちんとしていないから所有者に責任あり」という判断がでるかもしれませんが、レベル5の完全自動運転車であれば運転責任は問われなくてもなにも不思議はありません。
>地面にチップを全部埋め込んだら自動車の自由さが無くなるし。
たしかにそうなんですが、そうすることで事故が減るならいいのではないでしょうか。また、老人や子供たちにセンサーをつけて車と通信すればほぼ100%接触事故はなくなるでしょう。ですから事故を減らすという点でも自動化は進んでいくと思います。
>人間、健全な脚があるから歩こうと思うように、運転が面倒なら、脚が痛ければまず、外に出ようとか、歩こうと思わなくなる。完全自動運転は、自由な「脚」じゃなくて、「無くなった脚」じゃないのかな?
失礼ながら、すでに田舎は「無くなった脚」の状態です。だって、100m先のコンビニとかに平気で自動車で行くんですよ。
都会の人は電車の乗り継ぎなどでけっこう歩きますが、田舎の人は殆ど歩かないので、いまでも「歩こうと思わない」人がたくさんいるのです。
>自動運転に対する疑問視なのですが、もし、自動運転なら、目的地だけ指定して、あとは車任せ。そうなると逆に外に出る意志が弱くなるんじゃないかとも思ってしまいます。
私は逆の面を考えています。むしろ「車を運転できない人が積極的に出かけられるようになって、今まで車の送り迎えをしていた人たちが解放されてほかのことができるようになる」ということです。
たとえば山間部の車じゃないと行けない、バスも通っていないような村落に住んでいる中学生が映画を見に街まで行けるようになったり、足の悪いおばあちゃんが誰の手も借りずに友人とお茶に行ける、というようなメリットも大いにあると思います。)
個人的には運転を手放すことは苦痛ですが、私はアラフィフなので2030年には60歳ぐらい、実際に自動運転車ばかりになるのはさらに10年から20年後でしょうから、免許を手放しても「移動する自由」を確保できるならそれもいいな、と考えています。
ありがとうございます。非常に参考になりました。
誰でもどこでも自由に安全に移動する手段を得れるのはすばらしいですね。
自動運転の事故責任が保有者になりそうだと言うニュースを見たのですが、メーカー保有で、消費者に直接自由な移動サービスを提供して「どこでも流し自動運転車」のようなインフラの一部になって、自動管制で、交通量と移動ニーズの最適化を図ると言うように理解したのですが。そうするほうが安全かもしれませんね。
その場合、コスト的に今のタクシーより安くなるのか?自家用車保有よりは経済的負担が少なくなるとは思いますが・・・。
確かに仰られるとおり、一部のエレベーターは、エレベーターホールで行き先の階層を先に指定して、他の人の行き先と合わせて、エレベーターの稼動を最適化する機種もありますね。
ただ、やはり気になるのが、エレベーター、旅客機、電車はどれも決められた軌道を持っている。しかも、軌道内には専門スタッフ以外は立ち入れない。飛行機、電車に至っては、運行時刻まで決められている。でも、自動運転車は、幹線道路、高速道路以外の市街地では、軌道が決められておらず、しかも、素人が軌道内にいつでも侵入できる。
考えて見れば、自由な反面、極めて危険な乗り物で、すでに一度100年以上前のモータリゼーションの黎明期に、アメリカでは自動車が危険なものだと言う議会での反対意見が出たとどこかで読みました。
逆を返せば、当初の自動車は道なき道を自由に馬よりも速く移動するために開発されたと言う側面もあるのだとは思うのですが。
飛行機が、大空を自由に飛びたいと言う願望が有った様に、陸を自由に走り回りたいから自動車が出来て、飛行機も安全のために、軌道が準備されて管制されるようになったように、自動車も同じようになるんでしょうね。安全で誰でも気軽に自由に移動できると言うのはすばらしい魅力的な社会ですし。ただ、コストが気になりますが・・・。
そう考えると、自動運転車の実現のためにもまず、住宅地や人口密集地では、軌道の整備が先決になるような気がします。
AIじゃなくても、コンピュータの「判断=演算能力」の方が人間よりも速く的確なんですね。でも、コンピュータの認知能力にまだまだ研究の余地があると言うことですね。
No.14
- 回答日時:
#12です。
お礼ありがとうございます。補足も拝見しました。なるべく簡潔に書きます。>自動運転の事故責任が保有者になりそうだと言うニュースを見たのですが、
私も見て調べました。あれはここで書いているレベル3までの自動運転で「人間の運転車が主体で、ブレーキやハンドル操作などを補助するレベル」までの想定です。あくまでも人間が主体なので当然だと思います。
レベル4・5については引き続き審議する、ということでした。まあ、とにかく真面目に審議するレベルまで「自動運転自動車」が現実になってきている、ということですね。
>安全で誰でも気軽に自由に移動できると言うのはすばらしい魅力的な社会ですし。ただ、コストが気になりますが・・・。
人間を雇うのが一番コストがかかります。タクシー運転手は2種免許取得に40万円ぐらいかかりますし、人件費も馬鹿になりません。離職や世代交代もあるので、常に育成コストがバカ高いのが難点で、これは鉄道も航空機も同じです。航空機なんて恐ろしく高いですね。
だから大量生産でコストが下がれば、自動運転自動車は恐ろしく安くなり爆発的に普及するはずです。
>センサーチップって1000の1ぐらいで誤作動や故障が生じないですか?衣類のボタン感覚で、故障したセンサーを定期交換するぐらいのメンテになりそうですが......。
1/1000で誤作動しても問題ないです。なぜならセンシングそのものが1/1000秒ぐらいだからです。ですから2/1000秒目に正しくセンシングすれば何も問題ありません。人間は「認知→判断→動作」にそれぞれ1秒づつのタイムラグがあることを忘れてはいけません。コンピューターは「認知→判断→動作」のすべてを1/1000以内に収めることが可能ですから、人間より2秒早く車体制御でき、2秒あれば衝突を30m手前で回避制御できることになります。人間が車道に立っていたとして一秒前でも16mぐらいの距離があるので、止まれなくても避けることは可能になる距離です。
人間は2秒もロスをするわけですから、コンピューターには敵いません。
>そう考えると、自動運転車の実現のためにもまず、住宅地や人口密集地では、軌道の整備が先決になるような気がします。
>スマホのBlueToothや赤外線で歩行者を点とベクトルで確率的に認識したほうが歩行者の歩き方全体を分析するより確実なんでしょうか?
この辺りはこれからの実験によるところが大きいでしょう。テスラの自動運転の事故は「中央分離帯が切れていて、車が車線を見失ったため」ではないかとされているようです。どこまで車側で状況判断し、どこを道路側で軌道制御するのか、そのバランスは今実際の走行実験で確かめている状態で、また道路側を軌道整備するのはITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)という概念で何年も前から研究されています。
たとえば信号機なんかは道路側の設備である必要があるわけですが、自動運転向けには太陽や雪などで障害が出るカメラなどのセンサー認知よりも、交差点ごとにブルートゥースレベルの通信で制御したほうが確実に安全になります。ただ、信号通信装置が壊れていたり、車側の通信設備が壊れていると致命的なので、たとえば隣の車が受け取った信号をお互いに確認しあいながら交差点進入したり、停車したりする、システムなんていうのも考えられるでしょう。
どうやって「信頼性を高めるのか」という課題は今まさに実証しているところです。
ですから実際にレベル5の自動運転が2030年に実現するかどうかは未知数ではあります。ただ「出来ない」という理由は一つもなく、単に「どのように技術や要素を組み合わせれば確実に安全が確保できるのか」という点だけが未知数なのです。
また、運転を楽しむ人には実に不幸なことですが、自動運転車ばかりになれば時速30キロでも十分に機能するようになるのです。
たとえば、今東京の山手線の内側の範囲は、時速10キロぐらいの移動になります。東京駅前を車で出発するとほぼ10キロ先の新宿駅前まで1時間程度かかるのです(30年毎日運転していますからまちがいないです)これが自動運転にITSをくっつけて全体制御と適正化をすると、今と同じ交通量なら間違いなく平均時速20キロまでは上がると言われています。前の車が動き出巣のと同時に後続車が走り出すことでタイムラグをなくし渋滞の要素を排除したり、スムーズな交通のために状況に合わせた交差点コントロールと、空いている道に車両を誘導して「全体の道路を均一に適正化して使う」ことが可能になるからです。
ですので、街中の車は時速30キロ程度だけど、今よりも確実にスムーズということがあり得るのです。
そういう部分も含めれば「完全自動運転で人身事故を無くしつつ、移動そのものが効率化・快適化する」ということができるというわけです。
ありがとうございます。完全自動運転の実現にはまだ距離が有りますが、どう近づけるのかと言う事を考えていて、考えてみれば、いきなり公道で自動運転実験するのは無責任では?と思ってしまいました。
むしろ、初めは自動運転機能で24台集めてF1カーをサーキットを平均時速200kmで走らせてまず人間ドライバーより運転が安全かつ確実にレースできるかを試験すべきなのでは?
まずレースでセンシング機能を鍛えるべきでは?とも思いました。
サーキットなら白線、縁石はきちんと引かれているでしょうし安全対策はされているし、何よりサーキットなので一般人を巻き添えにする可能性は無い。(観客がいる場合は別ですが)。
ダミー人形にヘルメットや耐火スーツ着せて自動運転車24台でF1レースを開催すべきでは?
「速く的確に安全に障害物(レース中の他の車)を避けて50週走り切る事が目的」とプログラミングしたAI試験車24台で完全に白線が綺麗に引かれたサーキットでレースすれば、何が人間との差なのか分かるのではないか?と思いました。
船(モーターボート)でも、小型飛行機でもレースは有ります。AIだけで衝突安全試験用のダミー人形を乗せてレースすべきでは?まず整った環境でプロドライバー並みかそれ以上に安全かつ的確に運転出来たら次は交通封鎖した峠や、パリダカールでもAI部門(ダミー人形)部門のレースをすべきでは?
考えてみればいきなり一般人相手に公道実験って酷く無いですか?
ダミー自動運転実験レースカーにア○モとか、ア○ム、鉄人○号とか名前付けてレースすれば......。
或いは、歴代のF1のレーサーの運転をプログラミングして鳴り物入りで今のF1にAIレーサーとして参加してダントツの成績を納めるぐらいでやっと公道運転を許可すべきでは?
レースはまず規則に従った運転の仕方で安全に走り切らないと優勝なんて有り得ないし。そういう意味で極限の運転状況下で試験を繰り返した方が良いのでは?とも思いました。
No.13
- 回答日時:
>完全自動運転車で将来事故を起こしたら誰の責任ですか?
所有者です。
事故を起こした車両の所有者(使用者)であれば管理責任は回避出来ません。
現実には、被害者に対して賠償(保険金を支払う)するのは保険会社。
その保険会社が、保険金について、製造メーカー、プログラム会社に
代位請求をするかも知れませんが、
その件について加害者が係る必要はありません。
自動運転車がハッキングされ、滅茶苦茶な事故が発生するリスクもありますから
完全自動運転車については保険料がグンっと高いかも知れません。
通信規格 5G の登場によって、タイムラグがほぼゼロになるから
人よりも素早いコントロールが出来るようになるとは思いますが、
全体の走行(移動)速度は、低下すると思います。
保有者が個人である必要は無いのでは?自動車メーカー保有か大型運行会社保有で、自動車は携帯電話のように彼らの大規模サーバーが管理する先の端末で良いのでは?
そうすると、都市全体で交通量と移動ニーズのバランスを最適化できるのでは?
最適化することで運行のムダ、ムラ、ムリが無くなり運行コストが安くなり個人消費者は直接安い移動サービスを享受する。
何なら、運行費用を消費税でまかなえば、老若男女外国人皆無決済乗車出来て、乗らないと損するので皆がドンドン乗って移動して経済が活性化する。すると更にコストが安くなる。と言うのはどうですか?
No.10
- 回答日時:
>価格料金の中に保険込みで一切合切メーカー側で責任持って賠償までするって事で良いんじゃ無いですか.......?
多分、今の保険会社の立て付けでは、責任者を所有者にしておかないと保険金が支払われないということ(そういう契約内容)だと思います。
もしメーカー責任を明確にするとしたら、現状では支払いに支障をきたすので保険会社全体で決めていくでしょうね。
今までの契約が、技術の流れに追いついていないことになります。
No.8
- 回答日時:
完全自動運転車で将来事故を起こしたら誰の責任ですか?
↑
設計やプログラムに原因があれば、製造者
になるでしょう。
メンテに原因があれば、所有者の責任者になると
なると思われます。
所有者が業者にメンテを委ねていたら、業者が
責任を負うことになると思われます。
将来、完全自動運転車って免許書いる様になるんですか?
↑
理窟では不要になると思いますが、免許制度で
儲けている業者や業界、それと関連している官僚や
政治家がおりますので、その辺りはどうなるか
不明です。
自動運転車もコンピュータソフトウェアで制御されると思うんですが、
コンピュータがフリーズして事故を起こす可能性は無いのですか?
↑
勿論あります。
しかし、自動化で死亡事故が5千人から1千人に減れば
それは良いことではないでしょうか。
人なら絶対ブレーキ踏んでるところをフリーズして事故を起こすと
言う可能性は無いのでしょうか?
↑
あると思います。
その反面、電脳なら防止出来たのに、人間だったから
というのもあります。
総体的に、事故が減れば良いのではないですか。
完全ゼロなんて不可能です。
後、例えばスマホで現在地まで無人自動運転で呼び出して
迎えに来させている道中でかが事故を起こした場合、
誰の責任になりますか?
↑
設計ミスなら製造者。
メンテミスならメンテ者。
完全自動運転って今世界中で極々少ない台数しか走って無いのに
すでに事故を起こして居ますが将来、数千万台規模になった時、
事故率ってやっぱり減るでしょうか?
↑
減るでしょう。
逆に、減らなければ意味ありません、というか
害悪です。
ありがとうございます。事故が減れば良い。素晴らしい事です。0はありえないですが、起こった事故の責任がやっぱり問題に思えて。例えば、事故で大破してブラックボックスでも積んでいれば別ですが、責任所在が分からないほど大破した場合とかもあるでしょうし。
後、免許も無い素人消費者には設計上の問題かどうなのかって説明されても分からないし、もし、使用上の落ち度だと言う結論になったとしても反論すらできないだろうし。むしろ、事故は全て無条件でメーカー側責任で、事故賠償責任もメーカー側でと言うと事で無いと素人としては安心できないかなぁ......。それこそ高齢者がシェアして乗る場合もあるだろうし。保険もメーカー側で掛けてもらった方が楽。と言うか助かる。つまり、消費者は「馬上の王様」。
No.7
- 回答日時:
#3です。
お礼ありがとうございます。コンピューターについてご心配になるのは分かるのですが、実際には現代はすでに「コンピューター無しでは何もできない世界」になっているので、コンピューターそのものの信頼度がどのくらいなのかは分かっているんです。
たとえば飛行機の世界では1990年代に自動操縦による事故が多発した時期がありました。これをいろいろしらべてみると「衝突の可能性がある危険回避にコンピューターと人間の判断が異なって、そのために操縦不能になる」というようなことが分かりました。たとえば危険回避でコンピューターは降下しようとしているのに、人間が上昇しようとしてお互いの操作がかみ合わず失速するというようなことが頻発したのです。
ですから「コンピューターを使う」点においては実は「飛行機のコンピュータがエラーしても機長、操縦士がいて手動操縦に切り替えられるんだろうな」という状態ではなくなっていて「人間とコンピューターのどちらが信頼できる操縦士なのか」という問題が1990年代に起きているのです。
で、結局結論として「コンピューターが自動回避する際にパイロットは操作してはいけない」というように国際的な機関で決められて、現状では「コンピューターのほうが人間のパイロットよりも信頼性が上である」という結論になっているのです。
もちろん、悪天候など「人間の経験のほうが良い場合」も残っているのですが、それは単に自動パイロットではセンサーが足りない(たとえば雪の滑走路の状況を細かく知るセンサーはまだない)というだけなのです。
またこのようなサイトにしても携帯にしても、銀行間の取引もすべてコンピューターが介在しています。これらがエラーなく動いているからこそ、日常生活が回っているといえます。
今の時点ではすでに「コンピューターの信頼性」という議論は終わっていて、その点については「どうやって作り込めばいいか分かっている」のです。
>車線判断と前後左右の障害物認識ぐらいなら決まった使い方だと言われても素人的感覚で分かるんですが。
実を言うと、自動運転車を作ってみたら意外にこれが難しかった、ということが分かってきています。
前後左右の障害物認知も走っているものの「将来どのように動いていくか」の予測や「止まっているものを止まっているものとして認識しつつ、走っているものを走っているものとして見分けること」なんかも案外難しいし、車線もそれほどきれいに引かれていなかったり、雪がふったらどうするのか、など簡単ではないのです。
出素からその点では質問者様が考えているように「パーソナモビリティ」として複雑な交通社会の中でどのように車の挙動を制御するか、というのをプログラムに落とし込むのは案外難しいといえます。ですから「まだ自動運転はできない」のです。
>後、緊急誘導時とかの手信号とかの認識までする必要があると思うんです。
これについては、それほど心配しなくていいと思います。なぜなら自動運転車は通信機器を積み、近隣の運転車両などと通信しながら走行することが考えられているからです。緊急自動車は「優先的に通る」という通信をして他の自動運転車が道をよけて進行すればいいし、手信号は旗や誘導棒に通信機器を付けておけば解決できるからです。
人間の運転では「目と耳」というセンサーしか利用できませんが(だから緊急自動車はサイレンを鳴らして回転灯を回します)自動運転なら他のセンサーや通信手段・確認手段が利用できるのです。
こういう組み合わせについては「十分に自動運転車は作れる」とされています。ただ現実の交通事情は様々な問題があるため、そのための試験を行って「必要なセンサーや最適なプログラム」を作っている最中なのです。
まだ完璧なものはできていませんが「技術的に何が必要なのか」が分かれば、機能を追加して完璧にすることはできるとされています。
あとは法律の問題で「技術的に完璧ならそれを考慮して製造者責任にする」ためには、まだ時間がかかりますが、すでに各国で話し合いが進んでいて、いずれ各国の国会で法律改正されるでしょう。今の流れでは「製造者責任にできるように、システムとして完璧にしよう」ということで、逆を言えばレベル5の完全自動運転車は「人間が介在する余地が残る」という疑問がある限りはいつまでたってもできません。
その時期がいつなのかはもちろん明確ではありませんが、今の予想だと2030年初頭には完全自動運転車ができるとされています。
技術的な部分も法律的な部分も含めて各国で「次の成長産業」と位置付けられていますので、すでにいろいろなことが想定された話し合いは進んで居るし、だから「製造者責任にしよう」ということは大体決まっている、のです。
非常に分かりやすい適切なご回答ありがとうございます。
2030年ぐらいまでには、何とか複雑な路面情況を的確にコンピュータに理解させて、無人化させて、産業化できれば、生活面でたくさんの利便が見えてきますね。
でも、やっぱり腑に落ちないんですが、飛行機の操縦と自動車じゃ複雑さが違うと思うんです。自動車は、両手と片足で操作できて、操縦中に見るのはスピードメーターだけと言うところまで簡略化されてます。
けど、飛行機は前後左右のバランスや、高度、速度、燃料、2機のエンジンなど四方八方に気を配ってやっとまともに運転できる。あのコックピットの計器やスイッチ類の多さは、自動車とは比べ物にならない。千手観音でなけりゃ運転できないんじゃないかと思えるぐらい・・・・・・。それに対して、自動車は、路面さえ平坦なら今日いきなり教習所でハンドル握った方でも、なんとか操作できる。だから、いざと言うとき、飛行機は自動操縦の方が安全と言うことになる。対して自動車は、まだ複雑な路面状況を的確にコンピュータに判断させる要素部分を研究中で、目処としては2030年前後と言うことですが、どうも、完全自動運転って、移動の本質を取り違えているように思えて・・・・・・。
私の場合、運転するのが好きで、自分で運転したいと言う前提がまず有っての、自動運転に対する疑問視なのですが、もし、自動運転なら、目的地だけ指定して、あとは車任せ。そうなると逆に外に出る意志が弱くなるんじゃないかとも思ってしまいます。人間、健全な脚があるから歩こうと思うように、運転が面倒なら、脚が痛ければまず、外に出ようとか、歩こうと思わなくなる。完全自動運転は、自由な「脚」じゃなくて、「無くなった脚」じゃないのかな?とも思ってしまいます。
コンピュータですが、まず、もちろん生物じゃない。今のところは複雑なことまで超高速で演算できる計算機。つまり、入力から情報を処理して出力すると言う本質は変わらず。なぜ?運転するのか?なぜ、そこが目的地なのか?なぜ、そこに行きたいのか?と言うことは、いくら演算方法を作り込んでも回答は出てこない以上やはり道具です。
あと、バクですが、自動車にリコールが付き物のように......バグって無くならないと聞いたんですが・・・・。
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どこでもコンピュータ時代で、大型サーバーになるとほとんど消耗材のように部品交換し続けてデータ維持してるとも聞いたのですが。コンピュータの方が一定条件下での計算は速いので安全と言うと事になると思うんですが、大量に生産されて安全性を確保するのに費用対効果でも有利なんでしょうか?同じ費用で比較したら人間ドライバーの安全性の方が上だったとかならないのかな?なんて思ってしまいました。
飛行機の運行は大半が管制レーダーがしっかり綱取りして安全確保されているような印象です。要は、見えないけどレーダー管制のレールの上を飛んでる感じ。
でも、地面にチップを全部埋め込んだら自動車の自由さが無くなるし。
あと、普及時の問題として、以前若葉マーク付けて走ってる時、ドンドン抜かされて、それでも安全車間距離開けて、制限速度以下で高速を長距離走ったら、慣れた人だったら数時間で着くところを丸一日かかりました。
前に、F1ドライバーの鈴木亜久里さんが、テレビ番組のインタビューで、レース中追い越されたり、追い越したりするときには、隣を走っているドライバーの考えが手に取るように分かる。と言っていました。
私たちも近い......?話、歩行者の歩き方を見て危険予測したり、歩いていてドライバーがこちらを認識してくれてるかアイコンタクトしたりしますが、コンピュータ相手に無理だし。車に人間のような予想認知をするなら天井以外全部センサー付けても良さそうです。目や皮膚神経のように。
センサーチップって1000の1ぐらいで誤作動や故障が生じないですか?衣類のボタン感覚で、故障したセンサーを定期交換するぐらいのメンテになりそうですが......。
スマホのBlueToothや赤外線で歩行者を点とベクトルで確率的に認識したほうが歩行者の歩き方全体を分析するより確実なんでしょうか?
街中を他車と調和を取りながら走る技術もサーキットで24台で平均時速200kmの曲がりくねったコースで安全性、運転の的確さ、速さを競う中にも調和が有るようにも思いました。
F1レーサー自身が一番安全には気をつけているでしょうし、サーキットでのレースと言う整った環境でAIレーサーとして無事優勝し続けないと一般道での障害物認識や調和運転は、もっと難しい話になりそうに思えました。
ただ、今のセンシング技術ならまだ人間とレースはしない方が安全なのではとも思いました。
最終的に、ドイツのニュルブルクリンクで、人が運転している自動車の周囲にランダムで随行運転させて、人が運転操作を間違ってもAI運転車(人が乗っていない)が体当たりしても、崖に落ちても人間が運転している自動車の方の安全を庇うと言う運転ができても良いと思います。
昔、いすゞのジェミニのテレビコマーシャルで2台が前後反対のまま社交ダンスのように広場でぴったり並列したまま舞うように走る映像が有りましたが、あれを一台は人間運転でもう一台をAIのランダム随行運転でできるぐらいAI運転の技能が有れば安心してレベル5なんだと思います。
パリダカールとか、サーキットでも高速レース中の人間の運転操作ミスを庇えるぐらいの卓越したランダム運転ができて初めて安全安心の知能AI運転なんだと思います。
1台の人間が運転しているF1カーを群れて取り囲むようにテールトゥノーズでピッタリと前後左右AI運転車が随行したまま安全に何億kmも走れるぐらいAIに卓越したランダム運転技能が有っても良いです。
自分の車のAIがミハエルシューマッハとかF1ドライバーのドライビングテクニックをマスターしたAIなら安心して乗れるかも。
あと、ジャンアレジのような走りをするAIも良いかも。あくまで法定公道許容範囲の運転のですが。
昔聞いたんですがF1レーサーの中嶋悟さんの運転する乗用車に同乗した記者が、卓越した荷重コントロールで普段車酔いする方が車酔いしなかったらしいです。
AIにはそれ以上の運転技能を身につけて欲しい。