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単スリットに光をあてるとスクリーン上に明暗のしま模様が現れました。複スリットと同じように単スリットにもしま模様が現れるのはなぜでしょうか?
また、単スリットの回折でasinθ=nλ(n=±1、±2・・・)の式のとき、光が強め合って明るくならず、逆に暗くなるのはどうしてですか?

A 回答 (2件)

単スリットの場合では、「回折」と「干渉」によりご質問のような状況になります。


これは開口部の各点からの光が干渉しあうことでおきます。
開口部が極限に小さい点からの光の場合は球面波となり明暗の周期は現れません。

開口部とスクリーンの距離が開口の大きさに対して近い場合には、フレネル回折、遠い場合やレンズで無限遠方とした場合にはフランフォーファ回折像が観測できます。
詳しくは光学の本のフランフォーファ回折の項目をご覧下さい。

なお、
>単スリットの回折でasinθ=nλ(n=±1、±2・・・)の式のとき
の式はフランフォーファ回折の式ではありません。
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単スリットとはいえ、スリット幅があるので、そのスリット上の各点を光源とする光波の重ね合わせによる干渉が起こるのです。


高校生向けの参考書でも載ってるものがありますよ。(新・物理入門(山本義隆著)など)
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