プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

いろいろと検索しているのですが、どうしても答えが見つ
からないので、ここで質問させて下さい。

先週サンフランシスコへ旅行に行ったのですが、どこへ行っても空気が非常にガソリン臭く、日本よりも強烈な感じがしました。日本とアメリカではガソリンの成分が異なるとどこかのサイトに書かれていたのですが、本当なのでしょうか。もしそうだとすると、人体に優しいのはどちらの国のガソリンになるのでしょうか。日米のガソリンの成分の違いが気になっています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授下さい。

A 回答 (3件)

日本でも、新日本石油のエネオスビーゴなどに代表される環境対応型ガソリンが注目を浴び始めていますが、実は米国では90年に既にCAA(Crean Air Act 大気浄化法)によりガソリン中の環境汚染物質を規制する動きがありました。


中でも、サンフランシスコのあるカリフォルニア州では特に大気汚染が酷いことからカリフォルニア州大気資源局( CARB)がガソリンの品質に独自の規制を設定し、世界一環境規制の厳しいガソリンの使用が義務付けられています。

結論は、「サンフランシスコの大気は汚れており、浄化の為に世界一規制の厳しいガソリンを使っている」ってところです。

詳細は、下記URLなどを参考にしてください。
非常にマニアックなので、有機化学に通じていないと意味不明ですが・・・
超かいつまんで言うと、以下のようなことがかかれているはずです。
1)ガソリンの蒸気圧を抑制
 =>蒸気圧が高いとエンジン始動時の始動性を向上させるが、
 大気中にガスとして蒸散して行き汚染の原因となる。
2)硫黄分抑制
3)ベンゼン抑制
 =>発ガン性物質
4)MTBE規制
 =>オクタン価向上材として重宝されてきたMTBEですが
 エーテルは水溶性がありガソリンスタンドから漏れ出した
 MTBEが地下水を汚染することから規制が加わった。
(資料は2001年版で昨今は更に規制が強化されていますが、適当な資料が見当たりません)

資料1
石油産業活性化センター下記URLの
 (1)ガソリン・軽油の品質規制動向
 <その2>環境対応型ガソリン基材について
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/report02/r …
資料2
国土交通省調査
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g2080 …

おまけに書くと、東海岸も一部ガソリンの環境規制に厳しい地域があります。米国ではこうした地域に、法律により一定割合の環境対応型ガソリン(=リフォーミュレーテッドガソリン)の販売が義務付けられていますが、これらは製造も難しいことから、低在庫となりやすく、昨今の石油価格高騰の一因として挙げられることが多いです。
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この回答へのお礼

大変参考になる回答を頂き、有難うございました。今から10年以上も前にカリフォルニアでは厳しい環境規制を義務付けていたとは、昨年頃から石原都知事主導で漸く動き出したディーゼル車規制などを始めとする、日本の環境対策の遅さを今更ながらに思い知らされました。ご回答内容により、サンフランシスコは公害の原因や人体に悪い影響を与える成分の削減に積極的で、世界一規制の厳しいガソリンを使用していることが良くわかりました。

そこで、再度アメリカでのガソリン臭かった空気の原因について自分なりに考察してみたのですが、サンフランシスコは起伏が激しい盆地で、霧が発生しやすい複雑な地形であることから、坂の上(海岸)側にに比べ、ダウンタウン(内陸部)には有害なガスが溜まり易く、その為、至る所ガソリン臭かったのではないかと思われます。また、今の時期は例年雨季を迎える直前で空気が乾燥しており、空気の状態が良くないとの話も聞きましたので、それにアップタウンからの有毒ガスが加わり、ダウンタウンの空気汚染が著しくなっている可能性が考えられます。あくまで私見に過ぎませんが。。。

思ってもいなかった有益な情報を頂き、非常に勉強になりました。化学やガソリンはまったく未知の分野だったので、私にとっては興味深いものでしたた。再度お礼申し上げます。

お礼日時:2004/10/18 22:01

あくまで聞いた話ですが、オクタン価が


違うらしいです。

1:ハイオクの基準は各国まちまちである。
2:日本の基準では、アメリカのレギュラーの
  オクタン価でも、ハイオクに相当する。
だそうです。(未確認情報)

詳しい事は自動車(外車)のカテで聞いた方が
いいでしょう。

そっちの方が色々回答がつくと思いますよ。
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あくまで聞いた話ですが、オクタン価が


違うらしいです。

1:ハイオクの基準は各国まちまちである。
2:日本の基準では、アメリカのレギュラーの
  オクタン価でも、ハイオクに相当する。
だそうです。(未確認情報)

詳しい事は自動車(外車)のカテで聞いた方が
いいでしょう。

そっちの方が色々回答がつくと思いますよ。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございました。とても役立ちました。オ
クタン価が違うとは全く知りませんでした。

自分でも教えて頂いた「オクタン価」を手掛りに再度自己
調査してみました。すると、日本はリサーチオクタン価、
アメリカはアンチノックインデックスという異なる基準を
用いていて、日本はプレミアムが98-100、レギュラ
ーが90前後とのことです。カリフォルニアは91で、こ
れは日本の98に相当するとありましたので、オクタン価
のレベルはほぼ同じみたいです。

ただ、国産のハイオクのほとんどはオクタン価100だそ
うで、日本のガソリンは、世界一良質と言われているのに
対し、アメリカはカリフォルニア以外ガソリンの質が日本
ほど一定でないとか。また、大気汚染の原因となる硫黄分
が、日本の方がガソリン中の濃度が低いこともわかりまし
た(日本100ppmに対し、アメリカ平均310ppm)。

これらがガソリン臭い空気の原因かどうかは、素人なので
ハッキリとは断定できませんが、ガソリンの質も大きな要
因の一つになっているような気がします。貴重なご意見に
感謝です。

お礼日時:2004/10/18 13:40

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