性格いい人が優勝

江戸幕府開始当時に身分制度が決められてすぐの時、例えば大名が転封となり廃城となった地(栃木、茨城)などの地方幕府領(天領)
に残った前の戦国大名の家臣・武士を郷士(士分)にしたみたいですが、だれが郷士身分を与えるのですか?
天領だから将軍徳川ですか
それと八王子千人同心とは違うんですよね?

A 回答 (2件)

> だれが郷士身分を与えるのですか?


その地域の領主。
ということは領主が交代すれば郷士の身分は取り消されて別の人物が郷士になることもあり得た。
領主は土地の事情など全く知らない「よそ者」であり、その地域をうまく経営するには土地の有力者の協力を得なくては何もできなかた。そのため有力者に何らかの特権を与えて支配に協力させる。そのひとつが郷士身分と考えられる。
領主が代わって特権が取り消されるとその者は新領主を恨むことになる。新領主から見れば敵を作ることになるから領主が交代してもこのような特権は継承された。つまり余程の失敗がない限り世襲だったと思われる。

ちょっと余計なことですが、
貴殿の一連の質問を見て感じたことですが、しきりに「幕府から与えられた土地」と言っておられる。失礼ですが領地として与えられた土地(知行地)と私有地を混同していないでしょうね。
前者は徴税権(年貢集め)を行使できる地域。薩摩藩とか加賀藩など、また多くの旗本領などがこれに該当。領主とは自分自身のことで、領主交代とは自分自身が追放されることを意味する。
後者は文字通りの私有地で、家を建てたり自ら耕したり、他人に貸したりした。広大な農地を所有しているなら地主でもあり得た(一般に郷士はこれに該当)。この土地が所属する村に対して年貢を納める。領主が交代しても自分の土地は手放さない。
大名らの江戸屋敷は一般に幕府が用地を貸しますが「抱え屋敷」と呼ばれるものは私有地で年貢を支払います。
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この回答へのお礼

ありがとう

私有地と知行地の違いを、よく理解してないとこがありました。回答者様の説明で違いがわかりました。ありがとうございます

お礼日時:2018/05/31 13:44

将軍が任命したら、それは旗本クラスになっちまう。



郷士は一般に、その地域に引っ越してきた大名などが
管理運営をスムーズに実施するために
そこに根付いている(=半分農民みたいな連中)を
二線級の家臣として区別して抱え込んだもの。

もともと、そこに根付いている連中で
農民なんだけど武士の身分として従来より存在しているもの。
誰がその身分を与えたかと言う概念ではなく
その身分を「資格」として生まれながらに持っていて
それを持ってどこの藩に所属するか、の観点であるはず。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます

お礼日時:2018/05/31 13:45

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