XRD：回折したX線の強度[cps]について

XRDについて勉強中です。

(1)回折したX線の強度[cps]は試料の何に依存するのでしょうか？

また、回折角度2θ[deg]が結晶構造や格子の大きさのに依存するのは理解しましたが、
格子の大きさとは格子面間隔dのことでいいのでしょうか？

No.2 回答者： konjii 回答日時： 2018/06/02 13:18

・強度[cps]は試料の結晶構造の規則正しさに比例して強くなります。

ピークの半値幅が小さい程高い規則正しさを示しています。
・格子の大きさとは格子面間隔dのことです。

No.1 回答者： rnakamra 回答日時： 2018/06/01 19:53

>回折したX線の強度[cps]は試料の何に依存するのでしょうか？

結晶の結晶構造因子に依存します。
簡単な解説はwikipediaのX線回折にある原子散乱因子と結晶構造因子のところを見てください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/X%E7%B7%9A%E5%9B%9 …
f,Fと一見定数のように見えますが、式をよく見れば散乱ベクトル⊿k→の関数となっていることがわかると思います。


>格子の大きさとは格子面間隔dのことでいいのでしょうか？
そうです。