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ボルタ電池について

どうして導線に電子が流れるのですか?


例えば、(-)Zn | H₂SO₄aq | Cu(+)
のボルタ電池で、豆電球を光らせるとします。
この時、陰極で発生した電子は導線、豆電球を通って陽極に流れ、陽極で水素イオンが受け取りH₂が発生する、となっていますよね?

どうして電子はわざわざ陽極に流れるのですか?
抵抗がある導線を流れて陽極にいくより、そのまま陰極で水素イオンに受け取られた方が自然な気がします。


どうしてなのか教えてくださいm(_ _)m

A 回答 (2件)

ボルタの電池では、そのまま陰極で水素イオンに渡される電子もかなりの量存在します。


ですが、亜鉛表面で水素イオンに電子が渡されて水素分子が生成するときの"電気抵抗"よりも
銅表面で水素イオンに電子が渡されて水素分子が生成するときの"電気抵抗"のほうが小さいので、
わずかな抵抗である導線を流れて陽極で電子を渡す方が有利です。

"電気抵抗"としている表現は厳密ではありません。
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この回答へのお礼

陰極でも水素は発生していたんですね!
水素分子が生成するときの抵抗が関係しているということで、納得しました。

お礼日時:2018/06/12 13:39

>そのまま陰極で水素イオンに受け取られ


はい、それでも構いません。でもそうすると亜鉛が希硫酸に溶けて水素が発生する反応になってしまい、電池になりません。それで良いなら苦労はないのです。
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