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雷の電気を使うことは物理的に不可能ですか?

A 回答 (4件)

私はかつて某電力会社に協力して雷撃電流(雷が落ちたときに流れる電流)を実測したことがあります。

大きいものだと100kAもの雷撃電流が流れます。ですがほんの一瞬なので、それを効率よく蓄えて利用できるようにするのは、いまの技術では無理です。

もっとも、雷撃電流のエネルギーを利用した特殊な例はあります。
安定に電力を供給する義務がある電力会社にとって雷は大敵で、送電鉄塔などに落雷し閃絡すると放電路ができて高圧線の絶縁が保てなくなり、送電停止します。一刻も早く落雷した送電鉄塔を見つけ出して回復の手立てを講じないといけません。ですが、見ただけではどの送電鉄塔に落雷したか、見分けが付きにくいんです。
そこで落雷時に流れる雷撃電流を利用し、各送電鉄塔に取り付けておいた「くす玉(火薬内臓)」の火薬を爆発させ、くす玉を割って中に収めていた赤い垂れ幕を垂らすようにするわけ。そうすれば閃絡鉄塔が見分けられるようになります。
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落雷をした時には電圧は200万ボルト~2億ボルト、電流は1000アンペアから20万アンペアにもなりますが、あまりにも威力が大き過ぎて集電するバッテリーがなく蓄電できません。


雷はどこに発生して落雷するかもわからず、しかもあまりの一瞬の電力ですので大きさにもよりますが家1軒の2日~100日分と採算性も悪いです。
物理的には可能ですが、偶然を狙った雷は実用性がまったくないもののようです。
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今の技術では無理です。


エネルギーが大きすぎるし、発生場所が不定だし、発生し感率が低すぎるし。

遠い将来になれば、人工雷雲で、任意の場所・時間で、
必要な時に発生させて利用するようになるかもしれません。

今でき得るのは、雷よりも、有り余る太陽エネルギーの有効利用でしょう。
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物理的には可能です。



経済的には採算がとれません。
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