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大和物語の中興の近江がむすめから思い出づべきとなむ言へりけるまでの品詞分解を教えて欲しいです。お願いします。

A 回答 (1件)

本文は以下です。



中興の近江の介がむすめ、もののけにわづらひて、浄蔵大徳を験者にしけるほどに、人とかく言ひけり。なほしもはたあらざりけり。忍びてあり経て、「人のもの言ひなどもうたてあり。なほ世にあり経じ」と思ひてうせにけり。鞍馬といふ所にこもりていみじう行ひをり。さすがにいと恋しうおぼえけり。京を思ひやりつつ。よろづのこといとあはれにおぼえて行ひけり。泣く泣くうちふして、かたはらを見れば、このわが思ふ人の文なり。書けることは、

すみぞめのくらまの山に入る人はたどるたどるも帰り来ななむ

と書けり。いとあやしく、誰しておこせつらむと思ひをり。持て来べきたよりもおぼえず、いとあやしかりければ、またひとりまどひ来にけり。かくて山に入りにけり。さておこせたりける。

からくして思ひ忘るる恋しさをうたて鳴きつるうぐいすの声

返し、

さても君忘れけりかしうぐひすの鳴く折のみや思ひ出つべき

となむ言へりける。
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