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古文単語の「あいなし」の現代語訳「具合が悪い」は何に関して具合が悪いのですか?

A 回答 (3件)

「あいなし」の訳し方。

下記のように様々な訳し方があります。下の語誌を見て大体の意味を理解してください。

(1)(するべきでないことをしたのを非難していう)あるまじきことである。けしからぬことである。不都合である。不届きである。よくない。
(2)そのことが見当違いである。筋違いなことで当惑する。不当である。いわれのないことである。
(3)そんなにまでしなくともよいのにしている。度を越していて、よくない。
(4)そうしても仕方がないのに、している。いまさらはじまらない。むだである。無益である。
(5)何をする気も起こらない。興味が持てない。
(6)おもしろみがない。かわいげがない。情緒がない。
(7)(連用形の副詞的用法)
 (イ)常軌を逸してそのことがなされるさまをいう。むやみに。やたらに。むしょうに。しきりに。
 (ロ)そうしても仕方がないのに。無意識のうちについ。なんとなく。


語誌
 「あいなし」は文脈に沿って多義的であるが、それはわりきれない思い、いわく言い難い違和感を主体が動的に表出する語であったからだと思われる。しかし、平安末期以降、院政、鎌倉期にはその機能を失って「無愛(ぶあい)」(かわいげがない)といった意味になっていく。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/08/11 15:38

「何に関して具合が悪いのか」分かる部分が書かれていません。

それが分かる程度の文章を書き出して質問してください。そのときそのときで、都合の悪さに違いがあります。

  [小学館 全文全訳古語辞典]の一例
筋違いで正しくない。不都合である。よくない。

【例】「親の、今はあいなきよし、言ひにやらむとあるに」〈更級・子忍びの森〉

【訳】(継母は再婚しても、父と下った国の名の上総(かずさ)の大輔(たいう)と呼ばれていると聞いて)父が、今はもう(その名は)不都合であると、申し入れようと言うので。
 (作者の継母は「上総の大輔」と呼ばれていたが、それは夫が「上総の大輔」という役職だったからで、今はその役をやめて京に帰ったのだし、再婚して関係が無くなったから、そのまま同じ呼び方をするのは「不都合」であると言っています。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/08/11 15:38

>何に関して具合が悪いのですか?


当然ながら、文脈に依ります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/08/11 15:38

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