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鉄に続き、今度は銅の電解精錬についてですか
反応式にコークスや石灰石、一酸化炭素すらでてこないのは、これらは
「複雑な働きをして、不純物を取り除く働きをしている」
と捉えて良いですか?

「鉄に続き、今度は銅の電解精錬についてです」の質問画像

A 回答 (2件)

恐らく複雑な反応なので、中高校生はここまでにしてあります。


一酸化炭素を生成し、原料を還元し、硫化物とする流れが記載されています。
炭酸カルシウムや灰成分(コークス由来)がスラグ(ガラス質の溶融体)を形成し、
このスラグの中に不純物(酸化鉄など)が溶け込みます。
こうして硫化銅が作られ、溶融した硫化銅に酸素を吹き込み硫化物を還元し銅を得ます。
先の工程でできたSO2から硫酸を製造し、銅を硫酸で溶かして硫酸銅5水和物を作製し、
これに銅を陰極として電解処理を行うと電気銅が得られます。

予想通りですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!モヤモヤが消えました!
にしても、かなり複雑ですねw

お礼日時:2018/08/08 14:29

「電解精錬」についてであれば「コークスや石灰石」は必要ありません。


銅よりイオン化傾向の高い鉄などは、陽極で酸化されてイオンになり、陰極では還元されないので、溶液中にイオンとして残されます。
銅よりイオン化傾向の低い銀や金は、そもそも陽極で酸化されないので陽極の下に固体(0価の金属)として沈殿します。これを陽極泥と呼びます。
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