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『高校物理』エネルギーと仕事の関係についての質問

(物体の運動エネルギーの変化)=(物体がされた仕事)のことは、存じておりますが、問題集に出てきたのは、(力学的エネルギーの変化)=(動摩擦力がした仕事)でした。違いを教えてください。また、その他にも似ているのがありましたら、教えて下さると幸いです。

A 回答 (1件)

力学的エネルギーとは


運動エネルギーと重力による位置エネルギーと弾性力による位置エネルギーの和のことです。
そして、(○○エネルギーの変化)=(外部から加えられたエネルギー)です。

左辺は(力学的エネルギーの変化)としておいた方が幅広い範囲をカバーできます。
(力学的エネルギーの変化)にはいろいろなパターンがありますが、変化するのが運動エネルギーだけで位置エネルギーに変化がない場合なら、(力学的エネルギーの変化)=(物体の運動エネルギーの変化)ですので左辺の表現はどちらを用いることも可能です。
しかし、運動エネルギーだけでなく位置エネルギーも変化する場合は左辺を(物体の運動エネルギーの変化)とするのは間違いです。テキストをよく読めば、位置エネルギーに関する条件付きで(物体の運動エネルギーの変化)=(物体がされた仕事)
というような内容になっているはずです。
(位置エネルギーに変化なしを表す条件とは、バネを使っていない、物体の高さも変化しない というようなことです。)

また、(外部から加えられたエネルギー)は(物体がされた仕事)ということです。
右辺は(外部から加えられたエネルギー)または(物体がされた仕事)としておいた方が幅広い範囲をカバーできます。
物理的「仕事」をするのは力です。力にはいろいろな種類があります。張力、浮力、摩擦力などなど
右辺を(動摩擦力がした仕事)に限定してしまうのは、摩擦力以外の力による仕事の場合が含まれないから、力の種類は限定しないように(物体がされた仕事)としておくほうが、幅広くカバーできていることになるわけです。

従って
(力学的エネルギーの変化)=(外部から加えられたエネルギー)
または
(力学的エネルギーの変化)=(物体がされた仕事)・・・①
と言う表現が最適と思います。
質問の2つは、条件付きで成り立つ表現という事になります。
(・位置エネルギーに変化なしなら①の表現を
(物体の運動エネルギーの変化)=(物体がされた仕事)に変えることも可能
・仕事をするのが摩擦なら
(力学的エネルギーの変化)=(動摩擦力がした(からされた)仕事)に変えることも可能
ということ。)
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この回答へのお礼

とても助かりました。
細かく教えて頂きありがとうございました。
これからも勉学に励みたいと思います。

お礼日時:2018/08/29 12:51

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