激凹みから立ち直る方法

築7年の鉄筋コンクリート造15階建てマンションの一室を買いたいと思っています。
しかし、当該マンション建築に当たって、地元住民の反対から杭を打ち込んだ段階で約一年間工事がストップしていたらしいです。
そのマンションの近所に住む建築士の話しでは、杭頭の鉄筋に錆が浮き出ていて、構造上安全でないと指摘されました。
現在外面上クラックも無く、美しく仕上がっており、販売業者も大丈夫と言っていますが不安です。
こうした長期間の鉄筋の腐食と耐力度について教えてください。特に基礎部分ですので。
似たような質問に、半年程度なら大丈夫だと言う回答が過去についていたのは存じていますが、件の建築関係者が微妙なことを言っているので心配です。

A 回答 (2件)

杭の主筋が錆びているということは、掘削して杭頭部のコンクリートをはつり取った後に工事が止まったということになります。

が、掘削後の山止めが設置されているような不安定な状態で1年間も放置するかな?というのが正直な感想です。
その建築士の方は実際に杭の主筋が錆びているのを目撃したのでしょうか。15階建てならば杭頭レベルは4~5m地中にあるはずで、敷地の仮囲いの外からは上空からでしか目視できないはずです。
近隣ともめているならば掘削前に工事を止めるのが普通です。であれば杭の主筋が錆びるということはありません。コンクリートに覆われていますので。

実際錆びていたとしたら、構造的にはあまりよろしくありません。施工時には錆をケレンしたのでしょうが、鉄筋の断面積は減ってしまっているので計算で想定している曲げ耐力は発揮できないと言う事になります。
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この回答へのお礼

本日(11月9日)市の建築指導課の技術者に当時の状況について教えてもらいました。
工事の中断は、近隣住民の実力行使によるもので実質四ヶ月くらいとのことでした。また、中断時期は、杭頭処理ではなく、基礎が出来上がった段階だとのことでした。
当時、鉄筋の錆による建物倒壊の恐れがるとの風評がたてられ、係争に持ち込まれたそうです。その後、建築業者の技術的反証(鉄筋が多少さびている方がコンクリートとの活着がよいとの評価)により、住民側が敗訴したそうです。
また、建築業者がM建設工業で技術的にも信頼があることから、出鱈目な状態のまま工事をすすめるはずも無く、その設計士さんが実際現場に入って(入れない)確認したのかどうか疑わしい?とも言われました。娘が聞いてきた話なので、よく理解できていない所もあり、ややこしい話しになってしまいました。申し訳有りません。
semi-zzz様も含め、お答え感謝いたします。ありがとうございました。
これで一応安心できそうです。

お礼日時:2004/11/09 14:17

「打ち込んだ段階」と書いていることから杭は既成杭と思いますが、杭工事の最中に工事を止めたとしても、#1さんが書かれているように、杭頭処理をした段階で止めることはあまりないと思います。



さて、鉄筋の腐食は、環境状況(季節、塩分、水分、電気、空気の成分など)によって同じ期間放置されたとしても変わりますし、また放置していた際にどのように養生していたかによっても随分変わりますので、一概にどのくらいの期間放置するとだめとはいえないと思います。

鉄筋の腐食量や腐食速度を量るのは実際鉄筋を切り出して調査する他、電気を用いて調査する技術もありますが、自分の物でないものを勝手に検査するわけにもいきませんし、費用もかかりますので実際確認することはできないでしょう。

可能性のある確認できる方法としたら、工事記録や写真ぐらいを見せてもらうぐらいだと思います。
但し、実際その部分の写真や記録があるかどうかわかりませんし、見せてもらえるとは限りません(所有権はマンションの管理組合にあるので)。
だめもとで写真・記録を見せてえないか、販売会社に相談してみてはいかがでしょうか。なお、見せてもらえる確率は低いのであまり期待はしない方がよいです。

もし見せてもらえて、杭の種類、杭頭処理の時期(工事の中止前後)や錆の有無の確認ができれば、判断材料になると思います。
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