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債券の投資信託を購入して損をするケースのイメージが思い浮かびません。
債券は、金利が上昇すれば価格が低下するという理屈は理解しています。
しかし、どんな状況であろうと、債券は満期まで保有していれば元本が戻ってくるわけですから、どうして債券の投資信託を購入して損失が出るケースがあるのか、理解できません。
(ここでは為替リスクはなく、さらに企業の倒産リスクもないものと想定します。)

例えば、ある投資信託が、0.1%の利回りの10年債を購入した直後に、金利が突然1%に跳ね上がったとします。当然、0.1%の債券の価格は大きく下落します。でも、その債券を売却せずに満期まで保有していれば、必ず元本は戻ってくるわけですから、損失は発生しえないのではないかと思うのです。

でも、現実には債券で運用する投資信託でも損失は発生していますよね?
どうして発生するのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

国債の投資信託であればマイナス金利の国債でも期間などのバランスをとりベンチマークに合わせるために買わなければいけません。

たとえば野村日本債券ファンドでは

NOMURA-BPI総合をベンチマークとします。ポートフォリオのデュレーションをNOMURA-BPI総合のデュレーション程度に原則として維持することにより、わが国の債券市場の動きを捉えることを目指します。

マイナスでも合わせなくてはいけないのです。ベンチマークとの差を小さくするのがファンドマネジャーの評価になります。三菱UFJDC新興国債券インデックスファンドでは1年でマイナス10.52%ですが、ベンチマークとの差異は0.94%です。まあ許容範囲でしょう。

それに加えて信託報酬が国債ファンドとはいえ、0.6%くらいかかります。金利が低いいまでは当然、運用はマイナスになります。外債であれば為替リスクがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/08 17:39

>その債券を売却せずに満期まで保有していれば、必ず元本は戻ってくるわけですから.



その保証がないから、市場価格が変動するのです。
会社が潰れたら、無い袖は振れません。
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まー、一過性の金利の上昇ですぐ戻るなら問題ないのですが、


それが何年も続くとなると・・・

たぶんですね、そういう疑問を持たれるのは
割引現在価値やDCF法の認識をいまいち理解していないからかと。

何年後かに保険料が戻ってくるみたいな保険商品も・・・な商品ですよね。
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投資信託の基準価額は時価評価ですから変動します。

保有債券の価格が下落すれば、その分、基準価額も下がるわけです。
で、単に一つの債券をじっと保有し続けるということではなく、いろんな期間のいろんな銘柄を保有しているわけで、仮にそれらのすべて
を満期まで保有し続けたところで、時価評価する保有している債券が値下がりしていれば投資信託全体としては基準価額が下落し損失が出る
ということは当然あるわけです。また、当然、投資信託は信託報酬などのコストも保有期間中ずっとかかってきますから、その分のマイナスもあります。

質問への回答は「時価評価による価格の下落を反映するから」ということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。おかげでとてもよく理解することができました。
ありがとうございました!

お礼日時:2018/10/08 17:38

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