外壁に杉板(本実加工、縦張り、ノンロット塗装)を張った自宅を建築して10年が経ちました。
南側の杉板の色あせと反りが激しく新築約5年後にノンロットを再塗装(DIY)すると、まるで新築のように家が蘇りました。
そこからまた5年近くが経過し、同じく色あせと反りが目立ち始めました。
しかも1本の杉板が反って浮き上がってしまっております。
このままでは内部に雨水が侵入してしまうためメンテナンスを自分で行いたいのですが、どのような工程をふむべきかぜひご教示いただけますと嬉しいです。
杉板と杉板の間を覗くと、横張りの胴縁の上に杉板を縦に並べオス部分をタッカー?で止めているように思います。
杉板1本だけ反って浮き上がっている場合、どのように補修すべきでしょうか?
(すみませんが、自分で補修できる範囲で希望しており杉板の交換は考えていません。)
タッカーで再度止め直すとしても、杉板と杉板の間、5ミリ程度の隙間にどうやってタッカー打ちするのか、道具は入るのかなど疑問ばかりです。
また現状は杉板が乾燥しきって反りかえっており、無理やり元の位置に戻そうと力をかけると割れてしまいそうです。
何かで止めるにしても再塗装して杉板の含水率を上げてからの方がよいでしょうか?
補修方法のアドバイスをどうかよろしくお願いします。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
今まで塗られたステインの量によってはお湯でも厳しい可能性はありますが、温度よりも水分を奥まで入れるということで水よりは効果あるでしょう。
「塗装」についての材料の選定はお任せしますが、あまり極端に他と様子が変わらないように試し塗りなどを。
施工は湿度が低ければということでよいと思います。
裏面にはドライヤーを当てることは出来ないわけですが、大気の湿度が低ければ元々木は湿気を吐き出しますので、裏が乾燥していれば表に水分が入ってきたときの変化の差が大きいということで良いかと。
>隣のメス実が、コの字型なのでひっかかってしまいそうです
>
隣の板のと浮いている板との実に刺さっているタッカー針を抜いてしまって、隣も浮かした状態で実が引っかかりあう形にしてから胴縁まで押す。
すべてのケースでうまくいくことではないので承知しておいてください。
No.4
- 回答日時:
>木は吸水で伸び縮みす
>
そして今回はそれを「させる」となります。
>水でやってみようかと思い始めました
>
2本の動画が「水」であったかというのはヒントとしての動画を見た結果としては少し不足の見解かと。
なににつけ多くの場合温度の低い水よりも影響力を持つのは「」というのは経験で知っていると思います。
やけどには注意を。
>水を含むことによって伸びて反りが戻る可能性
>
これは解っていることですが「程度」ですよね。
実現されていれば梅雨時にさらに雨が当たっていれば木が元に戻っていることになります。
それが元に戻りきっていないのであれば、そこが戻る限界ということですね。
それが妥協できる位置であればその時点でビスによってもっと戻るように締め込めば、乾燥してきても押え込められる可能性はあります。
しかし妥協できるまで戻っていないものをさらにビスで閉めこむと、割れてしまう可能性の方が高いです。
今回の「妥協」とは実が隣の実に掛かる位置までということですよね。
木は「元々の素性・使う部位・位置」によって癖があります。
それぞれがそれぞれに変形・収縮しているのは個別に観察すればわかると思います。
なので「どうにもならない板」だった場合は諦めるしかありません。
mocmocさん 早速のご回答ありがとうございます。
やっぱり水よりも熱湯をかけた方が反りは戻るのですね。
凸面を温めると縮むとすると、凹面に熱湯をかける=温めることになり更に縮む可能性があるのでNGかと思ってしまいました。
万が一妥協できる程度に戻ったとしても、乾燥するとまた同じく反りが出るのでしょうね。
①凹面に熱湯をかけ、反りが戻った瞬間を見計らい、余裕を持って(締め付けない)、ビスで留める。
②その後早急に塗装する
という工程でどうでしょうか?
現状は、反った板のオス実が隣の板のメス実を超えて飛び出してしまっているので、万が一反りがある程度戻ったとしても、実が隣の実に掛かる位置まで戻ることができるのか大変不安ですが…。
(一つ前の回答でいただいた図のように隣のメス実の外側が短いと戻りやすそうですが、コの字型なのでひっかかってしまいそうです。)
この一連の作業は、今の時期に行う(乾燥時期)のが良いのか、季節をずらしたほうが良いのかアドバイスいただけると有難いです。
No.3
- 回答日時:
>>角材や丸棒より細い穴にその材料を通す方法というのを見たことありますか?
>すみません。こちらの意味が全くわからないのですが。
>
そのものずばりの動画は見つかりませんでしたが、
や
https://youtu.be/nMh38G8BSYE
で解るように、この特性が知識として必要となります。
>mocmocさんならどのような方法で補修されますか?教えていただけると嬉しいです。
>
>反ってしまった板を1枚だけ交換するのは無理ということですね…。
>端から全て交換するなんて大がかりすぎ
>
自分のところではそこ「周辺」の交換でしょうか。
反った一枚を壊して施工します。
>>留め方を変えれば何とかなるかと。
>その板を違う留め方をすれば何とかなるという意味でしょうか?
>
現施工の「雄実からタッカーで留める」でも可能です。
通常は参考図のように雌実の奥を留めて、雄実側はフリーにします。
これで木の伸び縮みに対応させ、且つ留めている材料(釘やタッカー針)が隠れますので。
それ(材料が見えない)を割り切ればどんな留め方でもO.Kということになります。
ビスで留めるというのはさらに反りへの策です。
反りを押さえ込むには釘・針では緩み、後からでは細工も出来ず、見えても良いなら「抜けにくい」ビスとなります。
なのでビスで留める方法で妥協するのが一番簡単であるということになります。
(そのまま何とかするにしても差し替えるにしても。差し替えるなら雄実にタッカーでも良いでしょうけど)
差し替えにはリスクはありますが、その施工が出来れば一枚犠牲(元々要らない)で交換可能です。
あ「周辺」だけで済むというのはリスク込みで、うまくいけば反った一枚で済みます。
反った一枚は抜いても、新しい一枚はそのままでは戻せませんので、後はなぜ「周辺」なのかをお考えください。
>反ってしまった1枚は当時の大工さんがタッカー留めをし忘れているように
>
他の実部分のタッカーが見えていなければ施工方法がそこだけ違うということですね。
その一枚だけ雄実ごとタッカーなら何らかの施工上の理由で最後に収めた板がそこかもしれません。
ただ忘れていた可能性もないわけではありませんが。
色々と教えていただきありがとうございます。
動画も拝見させていただきました。
木は吸水で伸び縮みするんですね。勉強になります。
反った板を直す手段として、反った側(表側)を水で濡らして、反対側を温めると反りが戻るというのは、今回の外壁にも有効でしょうか?
縦張りした3メートル長さの杉板の下半分ほどのオス側が反って(うねって)浮いています。
一度当該部分に水をかけてみようか、反対側はドライヤー(無理ならカイロ等)で温めてみようかと考えています。
水を含むことによって伸びて反りが戻る可能性はないでしょうか?
戻ればビスで留めるつもりです。
最初は塗装してからビス留めを考えていましたが、まず水でやってみようかと思い始めました。
隣の板のメス部分をかませないといけないので、時期としては乾燥して木が縮んでいる時がいいのかなと思っています。
もしよろしければご意見いただけると嬉しいです。
何度も恐縮ですがよろしくお願いします。
No.2
- 回答日時:
ヒントはすでに書いたもののままですね。
あなたは
>含水率を上げて
>
と答えを書いています。その方法の問題ですね。
角材や丸棒より細い穴にその材料を通す方法というのを見たことありますか?
ヒントなので転用するには知識・経験も必要ですし、板の現状にもよりますが。
>抑制
>
これもすでにヒントは書いてありますが、乾燥(木の乾湿調整)を抑止するのが有効なので、木本来の素性を妥協することにはなります。
(屋外なので調湿は諦めても良いのですが、質感も朽ちていく様も歪めることになります)
ただ、施工時に選別までしていた場合は今回よりも反る板が少なく済んだかもしれませんから、そういう素性の良い板ばかりなら目止めは無くても反りが少なくて済んだかも。
分かりにくく書いていますがお許しを。
>一枚だけ交換
>
無理という考えで良いかと。隣も破損するリスクもありますし。
留め方を変えれば何とかなるかと。
ご回答ありがとうございます。
反ってしまった板を1枚だけ交換するのは無理ということですね…。
端から全て交換するなんて大がかりすぎて頭を抱えています。
>留め方を変えれば何とかなるかと。
これは反った板1枚だけを外し新しい板を用意し、その板を違う留め方をすれば何とかなるという意味でしょうか?
どのような留め方がよさそうかご教示いただけないでしょうか?
新しい板は同じく本実加工でよいですか?
しかしながら板の交換はあくまでも最終手段にとどめ、何とか補修できないものかと願っております。
>角材や丸棒より細い穴にその材料を通す方法というのを見たことありますか?
すみません。こちらの意味が全くわからないのですが。
ステイン系の塗料では木質の質感は残るがさらに乾燥が進むこと、表面に塗膜をはるような塗料ならば質感は悪いが調湿しないので反りも抑えられる点、よくわかりました。
これまで杉板の塗装は自分で行う前提だったので、ノンロットならば前塗装を剥がす必要がなく再塗装が可能であることと、2度塗りすればムラにならないことで選んでいました。(新築時もノンロットが塗装されていました。)
今回確かに杉板の質が悪いことも原因だと思いますが、反ってしまった1枚は当時の大工さんがタッカー留めをし忘れているようにも思います。
mocmocさんならどのような方法で補修されますか?
教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
No.1
- 回答日時:
>無理やり元の位置に戻そうと力をかけると割れてしまいそうです。
>
そういうことになるでしょう。
願わくば割れずにということで、予定している方法を試してみるのも良いかもしれません。
ただ、ステインタイプとはいえ含浸がどこまで深くいくかは不安ですね。
ちよと教えたくないやり方はありますが、さすがにネットでは万人に知れてしまうのでお教えできませんが、狙いは良いかと。
でそれが何とかなるとして
>自分で補修できる範囲で希望
>
となると、細いビスが一番無難かと。
タッカーを打っても反る力に負けてタッカーが抜けるのでそうなったわけで、また成ってしまうかなと。
ん?あれ?
>杉板を縦に並べオス部分をタッカーで
>
雌の奥側でなくて?(まあ、そこだと外から見えないですが)
雄実に打っているということは、隣の雌実の奥部分も貫通して胴縁に留めてるということですね。
板の伸び縮みを邪魔しますね。
(邪魔したから今まで持ちこたえたのかもしれませんが)
とりあえず、DIYということだと、浮いた所をビス留めかなと。
板は下穴を開けて、板は胴縁まで締め込みすぎない。
すでに遅いかもしれないでし、意に反するかもしれませんが、ステイン系だけでは通気してしまうために乾燥は進みます。
反りを弱くするにはある程度乾湿呼吸を抑制するしかないかなと。
ご回答ありがとうございます。
ノンロット(ステイン系?)の塗装だと、乾燥に拍車をかけることになるのでしょうか?
DIYだと、塗装した後に細いビス(釘ではなくネジですよね?)で留めるということでよいですか?
杉板は四季によって伸び縮みしていますが、隣のメス部分を超えて浮いてしまった板でも、このままにしておけばいつか元の位置に戻るのでしょうか?
それとも一度浮いた板は例えビス留めしてもまた浮いてしまいますか?
よろしければ反りを抑制する方法をご教授いただけると大変有難いです。
ちょっと教えたくないやり方も…ヒントだけでもいただきたいです。
本実加工の場合、オスメスで噛ませているため、1枚だけ破損したとしても端から全部やり直さないといけないような気がするのですが、実際は浮いた板1枚だけ交換することは可能なのでしょうか?
質問ばかりになってしまい恐縮ですがよろしくお願いします。
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