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高校生物の「呼吸」の問題です。
問題集の解説を見ると『酸素のない条件では、電子伝達系だけでなくクエン酸回路もはたらかなくなる。』という説明に(NAD+やFADが不足するから)と書かれていました。これは理解できました。
しかし、続けて『解糖系の反応は停止しない』と書かれていました。
でも解糖系でもNAD+は必要ですよね?
グルコース1分子が2分子のピルビン酸に分解され、その時に生じた水素と電子をNAD+に渡してNADHにする。つまりNAD+が必要であり、酸素のない条件では解糖系も停止すると思うのですが…。

A 回答 (2件)

もちろん NADH を NAD+ に戻せないと解糖系も破綻します. ただし, 乳酸発酵やアルコール発酵などにより


1個のピルビン酸と 1個の NADH から 1個の NAD+ (と乳酸やらなんやら) を作る
ことができるので, 解糖系だけでは破綻しません. 解糖系ではピルビン酸と NADH が同数できることに注意.
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無機呼吸の場合NAD+は回転出来なくなるので足りなくなります。

一方解糖系でのNAD+はNADHに変えられたあと消費されNAD+に戻ってしまうので解糖系は動くのです。
ではその差はどこにあるかというとNAD+の必要な総量にあると言えます、酸素呼吸ではTCAサイクルで莫大なNAD+が必要とされるため、事実上TCAサイクルは停止してしまうように見えます。
一方解糖系はTCAサイクルに比し電子伝達が非常に少ない(遅い)ために体内で消費されてしまうNADHでNAD+の補充に充分なのです。
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