土曜の昼、学校帰りの昼メシの思い出

焦げるという現象を調べていたら、
・加熱によって分解した炭素が酸素と結合できずに炭化すること
・加熱による熱分解反応で水分が奪われること
という2つの原因がわかりました。

それぞれの意味はわかるのですが、
2つ原因があるというのはどういうことなのでしょうか?
2つは要するに同じ意味なのですか?
そこがわからないのでレポートが書けず困っています。
どなたかわかる方、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「焦げる」というと、自然界で作られたものを熱して、黒くしちゃうというイメージがありますが、それで考えると、


 ・たいがいのものは、タンパク質と糖質でできています。
 ・タンパク質は、CHNO の元素からできています。
 ・糖質(炭水化物)は、CHO の元素からできています。

・加熱による熱分解反応で水分が奪われること
  CHNO から水分である元素 HO が無くなると、CN が残ります。
  CHN から水分である元素 HO が無くなると、C が残ります。

・加熱によって分解した炭素が酸素と結合できずに炭化すること

 残った C や N も酸素と結合して、二酸化炭素や亜硝酸ガスになったりできますが、そうなると、何も残らなくなるので、C(炭素)が酸素と結合しないことが大切になるわけです。

両方が同じこと、というのではなく、2つの条件が満たされないと、上手く焦げてくれない、ということです。
料理をイメージしないで、あぶり出しをイメージすると分かりやすいですよ。
熱して分子内の水分を飛ばす程度なら、糖質がある部分が焦げて、あぶり出しになりますが、紙ごと燃やしてしまうくらいに熱を与えてしまうと、炭化どころか炭も残らずに灰だけになってしまいます。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます!!
2つが同じことなわけではなく、
2つがそれぞれ起こることで炭化が成立するのですね!!
とても納得できました。
おかげでわかりやすいレポートが書けそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/08 19:19

“焦げる”という言葉の定義は非常に難しいのですが



焦げる≒炭水化物が加熱によって炭化する
という意味で普通使われます。


そういう意味では炭水化物の炭化には炭水化物中の水分が奪われることが必要ですし、炭素が酸素と結合し一酸化炭素や二酸化炭素になってはダメなので
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この回答へのお礼

お早い回答ありがとうございます。
水分が奪われることと酸素と結合しないこと
両方が必要なのですね!!
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/08 19:23

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