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古典 敬語

なんでこうなるのか解説お願いします!

たまふは、動詞の尊敬語、助動詞の尊敬語・謙譲語の3つがありますよね?
この判別方法がわかりません!
それも教えてください。

「古典 敬語 なんでこうなるのか解説お願い」の質問画像

A 回答 (4件)

1.この「たまう」だけでは文章をなしません、本来は無くてもいいのです。


2.「する」の最上敬語。殿上人、もっぱら皇族にのみ用いる。神、仏にも用いる。
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①「はべり」の直上なので連用形、連用形が「たまへ」なので下二段。


②「る」を受身尊敬自発可能と考えると四ナラ変の未然形にしか付かないので無理。よって「る」は完了存続、その「る」の直上なので「サ未・四已」のいずれか。サ変はありえないので四段活用と分かる。

いずれも動詞に付いているので補助動詞。
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まず、①は動詞「思ひ」連用形のウ音便に付いているので、補助動詞。

②も動詞「腹立つ」連用形に付いているので、補助動詞。
なので、「動詞」とする選択肢アとイはまず消えます。
あとは、傍線部の「たまへ」が四段活用か下二段活用かを見分けます。四段活用と下二段活用を思い出して、「たまへ」の後に付く語の接続から絞り込みます。
 四段活用→たまーは・ひ・ふ・ふ・へ・へ
 下二段活用→たまーへ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ
「たまへ」が四段活用の場合=已然形か命令形。
「たまへ」が下二段活用の場合=未然形か連用形。
①「たまへはべれば」の「はべれ」は補助動詞「はべり」で、連用形に付く。なので、「はべり」の上の「たまへ」は連用形→下二段活用。=「エ」
②「たまへるか」の「る」は、助動詞「り」で、四段動詞の命令形とサ変動詞の未然形に付く。なので、「る」の上の「たまへ」は四段活用の命令形。=「ウ」

本動詞と補助動詞の違い、活用、接続を覚えていれば、理詰めで解けます。というか、それらを覚えた上で、覚えたことを組み合わせて判断できるかを問う問題です。
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①「思う・たまへ」→思う(四段動詞「思ふ」の連用形「思ひ」のウ音便)+たまふ(下二段活用動詞(謙譲の補助動詞)の連用形)「思ふ」という動詞について「補助動詞」となる。


②「腹立ち・たまへ・る」→「腹立つ」という四段活用動詞の連用形+四段活用「たまふ」尊敬の補助動詞の已然形「たまへ」+存続の助動詞「り」の連体形「る」。
 「たまふ」の四段は尊敬。下二段は謙譲。


以下、小学館 全文全訳古語辞典より引用

たま・ふ 【賜ふ・給ふ】 〔タマ(モ)ウ〕

[類義語]
たうぶ・たぶ
身分の上位の人が下位の人に物をお与えになること。また、補助動詞として、…なさる、の意を表す。いずれも尊敬語で四段活用。三の下二段活用の「たまふ」との違いに注意。

▼判別①

〔他動詞ハ行四段〕 {は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}


《「与ふ」の尊敬語》
お与えになる。お下しになる。

例「大御酒(おほみき)たまひ、禄(ろく)たまはむとて、つかはさざりけり」〈伊勢・83〉
訳お酒をお与えになり、(その上に)ほうびの品をお下しになろうとして、お帰しにならなかった。

❷(命令形で)軽い尊敬の気持ちをこめて、人を誘ったり、人に何かを頼んだりする意を表す。

例「『いざたまへ、出雲(いづも)拝みに。掻餅(かいもちひ)召させむ』とて」〈徒然草・236〉
訳「さあいらっしゃい、出雲神社を拝みに。(そうしたら)掻餅(=ボタモチ、一説ニ、ソバガキ)をごちそうしましょう」と言って。

▼判別①

〔補助動詞ハ行四段〕

{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}

《動詞・助動詞「る」「らる」「す」「さす」「しむ」の連用形に付いて》
動作の主を尊敬する意を表す。…なさる。お…になる。

例「え起き上がりたまはで、舟底に伏したまへり」〈竹取・竜の首の玉〉
訳(しけで弱った大納言は)起き上がりなさることができずに、舟の底で横たわっておいでになった。

▼判別②

〔他動詞ハ行下二段〕

{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}

《上代語。「飲む」「食ふ」「受く」の謙譲語》
いただく。頂戴(ちょうだい)する。

例「魂は朝(あした)夕べにたまふれど吾(あ)が胸痛し恋の繁(しげ)きに」〈万葉・15・3767〉
訳(あなたの)魂(=真心)は朝な夕なにいただいて(=感ジテ)いますが、(それでも)私の胸は痛みます、恋の激しさのために。

▼判別②

〔補助動詞ハ行下二段〕

{へ・へ・(ふ)・ふる・ふれ・へよ}

《主として平安時代に、動詞「思ふ」「見る」「聞く」などの連用形に付いて》
動作の主自身のへり下りの気持ちを表す。…せ(させ)ていただく。…ております。

例「内々に、思ひたまふるさまを奏し給へ」〈源氏・桐壷〉
訳表立たないようにして、私の思っております事を(天皇に)申し上げてください。


要点

一二の「たまふ」は、「たうぶ」となることもある。また、連用形「たまひ」が、助詞「て」・助動詞「けり」「たり」などに連なる時、「たまうて」とウ音便化することがある。

四の「たまふ」は、会話や手紙の中で、話し手(書き手)自身、または、話し手側の者の動作にのみ付き、地の文には用いられない。この点、他の謙譲語と異なっており、これを丁寧語に入れる考え方もある。また、この四の用法には、命令形はなく、終止形の用例もほとんどない。なお、これが複合動詞(=例エバ「思ひ知る」)に付く時は、その間に割り込む形(=例エバ「思ひたまへ知る」)をとる。
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