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遺伝について分からないところがあるので誰か協力お願いします。
問題)次のような遺伝子型をもつ両親を交雑したとき、得られるF1の表現型の分離比を求めなさい。ただし、独立の法則が成り立つものとする。
(1)AaBB×AaBb
(2)aaBb×AaBb
(3)AaBb×AaBb
特にF1の配偶子についてがよくわからないので、詳しく説明をお願いします。

A 回答 (4件)

F1を「形成する」配偶子型のことを聞いてらっしゃるのでしょうか?


この問題においては、法則 (独立が成り立つ) に則りながらF1を作ることにおいて、
P(親)の配偶子はどんなものができるかという判断が必要なのではないでしょうか。

「独立の法則が成り立つ」ということで、配偶子の組み合わせは制限なく自由にできる
んですよ。

例えばAaBb型の配偶子の組み合わせを独立の法則に従って考えるということを、
コンパをしたときの例をとって考えてみることもできます。

A子さんとa美さん、B太郎くんとb男くんの四人でコンパをしたとしましょう。
もちろん、みんな独身で恋人もいません。この中で考えられるカップルの組み合わせは

A子さん・B太郎くん
A子さん・b男くん
a美さん・B太郎くん
a美さん、b男くん

ですよね。みんな独身で、恋人がいないので、組み合わせは自由に考えられる。
A(a)、B(b)各々が自由に行動してペアを作る場合、独立の法則が成立します。
つまり、配偶子はAB、Ab、aB、abの組み合わせになるということですね。

この考え方で(1)を解いてみます。
AaBBのメンバー(A子さん、a美さん、B太郎くん)ですね。
B太郎くんは二人いますが、同一人物とみなします。
そうすると、考えられるカップルの組み合わせは、

A子さん・B太郎くん
a美さん・B太郎くん

ですね。

つまり、問題の配偶子でいうとABとaBとなります。

次に、
AaBbのメンバー(A子さん、a美さん、B太郎くん、b男くん)は
例で示したコンパと同じですね。
なので、問題の配偶子でいうと、AB、Ab、aB、abです。

これで、配偶子を決定することができました。
後は碁盤の目で解くだけです。
(縦の目にAB、aB、横の目にAB、Ab、aB、abを入れます)
そうすると、生まれてくる子(F1)は、
AABBが1、AABbが1、AaBBが2、AaBbが2、aaBBが1、aaBbが1になりますね。

ここで、表現型の分離比なのですが、優性の法則はご存知ですか?
優性の遺伝子型の方が見た目に強く出るというということですね。
この問題をエンドウ豆の交雑で考えます。A・・・丸型 a・・・しわ型 B・・・黄色 b・・・緑
の遺伝子とします。
A、Bが優性であるので(←こういうのは問題文などでわかるようになってます)

F1中の

AaBbの表現型は丸型で黄色
aaBbの表現型はしわ型で黄色

となりますね。
表現型を表すときは、優性の遺伝子を示すだけでいいんですよ。もし、優性の
遺伝子がなければ劣性の遺伝子を示します。
ちょっとまわりくどくなりましたが、
丸・黄色 : しわ・黄色 = 6:2= 3:1が答えとなりますので、
[AB]:[aB]=6:2=3:1 ということになります。
丸型で緑色や、しわ型で緑色のものはこの場合においては生まれません。

もし、F2を作るのなら、F1の配偶子が必要になりますが、この問題においては必要
ありません。

(2)も、aaBbの配偶子はaB、abとなり、AaBbの配偶子はAB、Ab、aB、abですね。
これを同じように碁盤の目で解いてみて下さい。

遺伝の問題はややこしいですから、大変ですよね。
私も最初はチンプンカンプンでした。ですが、簡単な問題を繰り返すことで、
だんだんわかるようになってきますよ。
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この回答へのお礼

とても詳しい説明ありがとうございました。とても分かりやすかったです!!
遺伝は苦手分野なのでがんばります。

お礼日時:2004/11/20 09:40

#1です。



問いは,「F1の表現型の分離比」を求めるわけですから,さらに,F1の配偶子の遺伝子型を答える必要はないと思うのですが。

独立の法則が成り立つ(=連鎖していない)のですから,遺伝子AとBを分け,一遺伝子雑種の問題と同じように解けばいいのです。

たとえば(1)は,
遺伝子Aはヘテロどうしの交雑なので,F1の表現型の分離比は〔A〕:〔a〕=3:1に,
遺伝子Bは優性ホモとの交雑なのでF1はすべて〔B〕になります。

これを組み合わせると答えになりますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。二遺伝子雑種の問題もやってみます!!

お礼日時:2004/11/20 09:45

まず 「独立の法則」、「表現型」、「分離比」、「配偶子」 の定義 (意味) が理解できていますか。

これを理解できないままで、回答のみ求めてはいけません。逆に言えば、この言葉の定義さえ理解できているとすれば、簡単に解ける問題ですよ。

(1) 表現型は 2 種類
   AABB
  2 AaBB
aaBB
   AABb
  2 AaBb
aaBb

になるんですが、Aa X Aa、BB X Bb それぞれがわかるのであれば、「独立の法則」 から、組み合わせになるのです。
後は自分でまず考えてみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。勉強不足ですよね...。
もっと遺伝について詳しくやってみます。

お礼日時:2004/11/20 09:49

「特にF1の配偶子についてがよくわからない」という意味がわかりません。


そんなこと聞かれていないと思うのですが。

極めて簡単な基礎的問題です。この問題のどの部分がわからないのかもう少し詳しく知りたいです。

この回答への補足

F1の配偶子の組み合わせが分かりません。あと、分離比を教えていただけたら嬉しいです。

補足日時:2004/11/19 20:59
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