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筋肉を遅筋に変えてしまわないくらいの有酸素運動はどれくらいがベストですか

A 回答 (1件)

説明の都合上、先に速筋の話をすると、速筋はすばやく働き一瞬(短時間)に大きな力を発揮することができます。

それは速筋を動かすエネルギーは筋肉の中に蓄えられているエネルギーを使うからです。でも、一瞬(短時間)に大きな力が出せる代わりに、すぐに尽きてしまうので時間や回数は稼げず、言い換えると持久力(スタミナ)がなく疲れやすい筋肉です。
このエネルギーは酸素を使わずに出せるので、これをする運動は無酸素運動と言われます。

一方の遅筋は、強大な力を出すことは出来ませんが、長時間働かせることが出来るので、持久力(スタミナ)がある筋肉です。体脂肪などを分解してこのエネルギーを産み出すため酸素が必要で、肺と心臓に活躍してもらわないといけません。なのでこれをする運動は有酸素運動と言われます。軽めの負荷をかける(代わりに時間や回数を多くかける)のが有酸素運動になります。

速筋を鍛えるためには、短時間(たとえば10秒)の間に満身の力を込めてすれば何とか5回とか10回はできる(それ以上は力が尽きる)トレーニング(目いっぱい重い負荷をかける)をしないといけません。重量挙げや100mダッシュのように。
有酸素運動は体脂肪をエネルギーに変えるための酸素を肺と心臓の働きで確保するので、無酸素運動以外はすべて有酸素運動になります。

遅筋のウェィトを多くしないためには、有酸素運動よりも無酸素運動に近づけないといけません。少なくとも何分も続けられたり、何10回もできる運動では速筋は維持できません。有酸素運動という考え方が間違いです。
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