「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

いま私たちが吸っている酸素は
ほとんどが光合成でできたものなのですか?
それと空気には窒素も入っていますがこれは
どこから来てるのですか?

A 回答 (3件)

O2などの遊離酸素についてはそうです。


というのは、遊離酸素は化学的に非常に活性度が高く、すぐに何かと結びついてしまうからです。
「酸化」とか「燃焼・爆発」とかの特別の名称を奉られているくらいです。

なので、放っておくと遊離酸素はどんどん水や岩石などに吸収されてしまい、短時間で無くなってしまいます。
その後の遊離酸素は、すべて生物の光合成によって作り出されたものです。

窒素は宇宙由来のものです。
窒素は化学的にはかなり不活性で、特に遊離窒素はほとんど他と反応しません。

海王星や冥王星の大気にも窒素が含まれていますが、これは間違いなく宇宙由来のものです。
地球にもそういうものが少なからずあるでしょうが、地球の場合は多少事情が違います。
生物由来のものもあります。
生物の窒素はアミノ酸のもととなる「アミノ基」に含まれており、かなり重要な役割を果たしています。
これが生物の生死、食物連鎖の流れの中を循環し、時に大気に放出されたり吸収されたりするのです。
現在地球にあるのは、こういう窒素の総体です。

なお、地球の2次大気にはすでに窒素が含まれていました。(原始大気は早い時期に散逸してしまったらしい)
隕石由来の窒素です。
当時の大気はとても分厚く、現在の金星くらいはあったとされています。
そのほとんどは二酸化炭素などです。
その後二酸化炭素は海水や岩石に吸収され、大気から取り除かれていきました。
窒素は活性度が低いため他の物質とほとんど反応せず、2次大気に含まれていたものがほとんどそのまま生き残りました。
結果、現在の地球では窒素が大部分を占めるようになった、と言われています。
もちろん現在の大気中の酸素は光合成によって作り出されたものです。
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この回答へのお礼

こんな長文ありがとうございます。
参考になります!

お礼日時:2019/08/30 21:52

「人間原理」という話をご存知でしょうか。


「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」という論理を用いています。
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この回答へのお礼

簡単に言うとどういうことでしょうかね?

お礼日時:2019/08/30 22:18

酸素


地球ができたころの大気は、主成分は二酸化炭素でした。
岩石に含まれていたものが火山活動で空気中に放出されました。
このあと、光合成を行う生物が増えてきて、二酸化炭素を吸い込んで酸素を放出しました。

窒素
窒素は、地球のもとになった隕石などに含まれていた成分から出来たと考えられています。
窒素はとても安定した気体で、一度出来てしまうとほとんど変化しません。
このため、大気中の窒素の量は、地球が出来たころからほとんど変わっていないと考えられています。
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