もしもの話ですが、日本が第二次世界大戦で勝っていたらアメリカの役割を日本がやっていた可能性はあります

もしもの話ですが、日本が第二次世界大戦で勝っていたらアメリカの役割を日本がやっていた可能性はありますか？

No.13 回答者： phj 回答日時： 2019/10/04 00:30

今さらですが参加します。

日本が勝つことも必要ですが、日本が勝つことよりもドイツがどうなるか、のほうが当時の世界の変化は大きかったです。

第2次大戦後、アメリカとソ連が大国になり、イギリスをはじめとしたいわゆる西洋列強は衰退します。
この理由は「ヨーロッパが戦場になり生産設備を含めて壊滅的な打撃を受けて復興に時間がかかったから」です。
なので、イギリス・フランスなどはドイツとの戦争に勝ったものの、戦後の物資生産力でアメリカに依存し結局戦前の生産能力を回復することは無かったのです。

そして、生産力が落ちれば植民地への供給もできなくなり、結果として植民地の独立を招くことになったわけです。

なので、戦後日本が勝ったとしても、アメリカへの本土攻撃はほとんどできなかったでしょうから、アメリカの生産力とソ連の生産力を日本が上回ることはできず、しかし満州や東南アジアの資源を獲得できたなら、アメリカ・ソ連・日本という三極体制まではもっていけたでしょう。

ただ、その時に問題になるが「ドイツの勝敗」です。ドイツは当時最高最先端の技術力を有していて、コンピューター以外のほぼすべての技術の基本がドイツ製だからです。
　アメリカが原爆を開発できたのは、ドイツに居たユダヤ人科学者がホロコーストを恐れてアメリカに移住したからで、ソ連はドイツ降伏後、同じ研究をしていたドイツ人科学者をソ連に連れ帰り、アメリカに数年遅れるだけで原爆を開発できたから、戦後アメリカに対抗できるようになったわけです。

それ以外にも、飛行機やジェットエンジン、Ｖ２ロケットからの宇宙開発競争など、１９５０年代から６０年代の軍拡競争のほぼすべての基礎技術は敗戦したドイツからアメリカとソ連に流れたものです。

なので、ドイツが敗戦しなければ、アメリカはユダヤ人技術者によって飛躍的に向上しても、ソ連はアメリカに対抗する能力を持てなかった可能性が高いです。

逆に日本はドイツから技術輸入をしており、原爆もかなりいいところまでできていましたので（日本は３重水素を手に入れることができず研究が中断したまま敗戦した。しかし研究していたので、原爆投下直後に原子爆弾であることを政府と軍部は理解できた）、ドイツが勝ち日本が勝ったなら、原爆投下もないし、有ったとしても日本は戦後対抗措置を取れたでしょうから、米ソ冷戦ではなく日独VS米国冷戦だった可能性もあります。

逆にドイツが負けたなら、日本だけが勝手も米ソの技術力に追いつくことはできず、核兵器の脅威を避けるために米ソのどちらかと同盟を結んでいたでしょう。となれば、満州国が温存され、東南アジアの石油資源が日本の管理下に置かれ、中国や東南アジアの共産独立勢力と戦ったのは日本だったでしょう。つまりベトナム戦争が起きるとすれば相手国は日本だった可能性が高いです。
　
つまりドイツが負けた時点で、ソ連という脅威に対して日本が資本主義側の東の最前線になる、ことはほぼ確定していて、その最前線が３８度線でなく、満州国の付近つまり黒竜江流域になるのです。

ドイツが勝った場合は、アメリカに技術流出してもソ連には流出しません。
またドイツが勝つのですから、ソ連が大国になることもないでしょう。

問題はアメリカで、となれば日本とドイツでアメリカを挟み込むことになります。ヨーロッパは戦勝国であるドイツに支配され、東南アジアなどはヨーロッパ諸国の支配が弱まる代わりに日本の支配を受けることになるわけです。

アメリカは孤立無援の状態で、太平洋と大西洋の２正面作戦をするほかなく、ドイツとアメリカで原爆製造の競争がはげしくなるでしょう。

そして、先に作りだしたほうが原爆を使用し、そこでアメリカが勝つか日独が勝つかが決まるでしょう。ドイツが勝ち日本が勝った場合、アメリカ本土は温存されますが、第３次世界大戦は確実に起き、場合によっては人類滅亡に至ったかもしれません。

No.12 回答者： ふんきち2016 回答日時： 2019/10/03 21:42

面白い質問ですね。

質問されたあなたも、回答されている方々も大きな誤解をしているのでまずそこから学習された方が良いと思います。
ご質問の「日本が勝っていたら〜やっていた」という趣旨は、日本とアメリカもしくはその他の国々が覇権を争い、結果としてアメリカが勝利したから世界的な責任のある役割を担っている、ということを指していると思います。
これは根本から違っていて、要するに近代化に成功した西洋諸国（白人国家）が、資源と市場を求めてアジアを取り込もうとし、それに日本が中心となって対抗した、というのが歴史の流れです。いわゆる東京裁判史観が根強くあるために、勝ったアメリカ＝正義、負けた日本＝悪、というステレオタイプの価値観から抜け出すことがず、こちらへのみなさんの回答も偏ってしまっています。
はっきり言って、アメリカもその他の国も世界で責任ある役割を果たすためにあるのではありません。自国の国益のためのみに存在しているのです。その利益にかなうことを取り組んでいるだけです。
以前中東和平へはアメリカを抜きには語れない状況でしたが、シェールオイルの開発で、今はアメリカはほとんど関心がないことを見れば明らかです。

No.11 回答者： zipang_style 回答日時： 2019/09/30 10:58

>アメリカの役割を日本がやっていた可能性はありますか？

　いいえ。
　大東亜共栄圏構想があったから、
　アジアの治安に対してはそれなりの役割を果たすでしょうが、
　世界の中心であるような展開は日本には向きません。

No.10 回答者： koichro.n 回答日時： 2019/09/29 09:11

もしもの話ですから、あえて回答しますが、例え、日本がかの大戦で勝利していても、日本はアメリカの役割の器を持っていません。

軍事力云々の前に、アメリカには世界戦略のような地球規模的な範囲を見通せる能力を持ち、計画までありましたが、日本にはありません。
日本とアメリカでは当時から視野が違います。
つまり、国の目標や目的が異なります。
日本も幕末時代から朝鮮半島に力を入れず、当初からアメリカ打倒の精神で行けば、嫌でも全世界を視野に入れるでしょう。世界を見れば、何が必要か？がわかります。
しかし、実際の日本は世界ではなく、軍事面で言えば、世界規模ではなく、日本列島直近の視野に過ぎず、それに対応する防備対策に力を入れ、それに備える軍事力しか能が無かったのです。
その狭い能力の軍事力で、世界規模のアメリカに対戦を挑んだ訳だから、あのような結果になったのです。
もし、当時の日本がグローバル的な視野を持っていて、それに適応する軍事力が無くても頭脳さえあれば、例え、同じような日米対戦が起こり、負けたとしても、世界的な視野を持っている日本なら同じ負け戦でも負けかたが違う。
しかし、実際の日本は一か八かの賭けで戦争への道を選択した訳ですから、そんな国がグローバル的な視野を持つア メリカの代行など出来ません。

No.9 回答者： tyataro2 回答日時： 2019/09/27 02:05

それはないですよ、考え方が違います。

戦後であれ人種差別のあった国です、そんな国に世の中を任せられますか？
アメリカの軍事力より何が上をいけるか、それが分からない限り達成できないことです。
特攻隊がそれを語ってあるんです、自分の身を切らねばその後はないのです。
日本の元からある思想をアメリカは分かっていても怖がっているのですよ。

No.8 回答者： Mokuzo100nen 回答日時： 2019/09/26 18:21

無いです。

せいぜいフランス並みの優雅な生活をしてるかもしれないけれどね。

No.7 回答者： isoworld 回答日時： 2019/09/26 17:43

勝っていたらと言える勝算はなかったので、あくまでも想定ですが…日本の領土は韓国あたりまでは伸びていたでしょうし、樺太も日本が治めていたことでしょう。

No.6 回答者： satoumasaru 回答日時： 2019/09/26 15:53

ヒトラーは黄色人種に対して差別意識をもっていましたからね。

もし、そうなれば、ドイツと日本との最終戦争になったでしょう。

残念ながらドイツの方が科学技術ははるかに進んでいました。
日本は前近代的な精神論からぬけだせないでしょう。
新兵器を駆使したドイツに日本が勝てるとは思いません。

そうなると日本にナチの傀儡政権がうまれます。
日の丸の中にハーケンクロイツが書かれているような国旗になったかも。

No.5 回答者： 低杉新桜 回答日時： 2019/09/26 15:09

ハワイ州とアメリカ西海岸の州を取るがアメリカを守る義務は無い！

No.4 回答者： ks5510 回答日時： 2019/09/26 14:49

ありません。

あくまでも、英、露との同盟を締結するでしょう。