うちのカレーにはこれが入ってる!って食材ありますか?

「綺麗だ」、「元気だ」にある「だ」は断定の助動詞でしょうか

A 回答 (11件中1~10件)

形容動詞は平安時代以降に発明された品詞です。


元々の成り立ちは、形容詞性名詞+断定の助動詞 と考えてよいでしょう。

ただ、わかりやすさを優先したため、若干無理な構図になってしまう場合があります。
事情を話すと長くなりますが、簡単に言うと、形容動詞にはナリ活用(ダ活用)とタリ活用が混在しているためです。

とりあえず、形容動詞の活用語尾とお考えになっておくほうがわかりやすいでしょう。
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こんにちは。



「形容動詞」は、それを認める「形容動詞肯定派」と、それを否定する「形容動詞否定派」の議論がずいぶん前からあります。

その議論の分類については、次の研究の初めの部分がわかりやすくまとめていると思います。興味のある方はご覧ください。
PDFで22ページ分のうち、初めの8ページほどですね。(後半の「本論」の議論は、参考にはなりますが、あまりうまく行っていないんじゃないかと思います。)

松本 悠哉
語幹に格助詞を伴う形容動詞の用法について
東京大学言語学論集 38 pp.123-144
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部言語学研究室 2017.09
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/?action= …

saburoo
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「だ」が「な」に変えられるなら、一応、「形容動詞の活用語尾」となります。


「形容動詞」という品詞を認めないなら、さて、どうしましょ。

学者が長く議論をしてきたことを、ここまでさらっと聞かれると、
ちょっととまどうなあ・・・

なお、「元気」は、「元気がある」のように名詞としても、
また、「元気な子ども」のように形容動詞としても使えます。

以下、名詞を修飾する場合の活用形をお比べください。
名詞で修飾: 病気の人
形容動詞で修飾: 元気な人
形容詞で修飾: 若々しい人
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決定詞や

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難しいが、やはり形容動詞あるいはナ型形容詞の一部と考えるべきだろう。


なぜなら、「名詞+断定のダ」とは明らかに異なるから。

・○花子はきれいだ。
・○花子は美女だ。
どちらも言えるが、
・○きれいな花子
とは言えても、
・×美女な花子
とは言えない。

・○太郎君は元気だ。
・○太郎君は病気だ。
どちらも言えるが、
・○元気な太郎君
とは言えても、
・×病気な太郎君
とは言えない。



「名詞+断定のダ」と「形容動詞あるいはナ型形容詞」は異なると考えざるを得ない。
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中学校の文法の解説では、


https://nanapi.jp/ja/84610
「彼は元気だ。」は「元気な人」のように、「だ」を「な」に換えて、名詞「人」につなげることができます。ですから、「元気だ」は形容動詞で、「だ」は形容動詞の活用語尾になります。
と、説明されています。 「○○だ」を「○○な人」と書き換えが出来るならば、「だ」は形容動詞の活用語尾というロジックです。
https://manab-juku.me/japanese/auxiliary-verb-da …
「きれいだ」は一つの品詞、形容動詞です。形容動詞の「だ」は「な(+体言)」に言い換えられます。 断定の助動詞「だ」にも連体形「な」がありますが、この場合「の」「のに」など特定の助詞を続けない限り不自然になります。
と、説明されています。 「綺麗な馬」「元気な私」でも、言い換えが出来たというのであれば、「だ」は形容動詞の活用語尾というロジックです。

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中学の文法に限定しないのであれば、綺麗じゃない、元気だろ、綺麗です、元気なら、綺麗かしら、元気とはいえない という言い方もするから、「綺麗」も「元気」も名詞・体言だ確定させて、続く「だ」を、他の語のあとに続く(接続する) & 活用がある & 意味をそえる働きをしている と見なして、断定の助動詞という解釈も可能です。

「綺麗だ」 や 「元気だ」で、それぞれ一文のような場合、発話者や記述者は、賛嘆や感情、あるいは認定・判定・推定・憶測・期待・断定の気持ちを込めているので、大きな区分では「だ」は断定の助動詞として使ったということでしょう。 
「な+人」「な+体言」で言い換えたら、文が違うことになると思います。
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日本語の文法上の大問題だと、知ってて質問されたのですか。

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ワシの中学時代には形容動詞の終止形と習ったような…。

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そうです。


通常、「な」形容詞の終止形と云われますが誤りです。

「綺麗」「元気」は静的な属性を表わす1語で、それを「だ」で肯定判断しています。

名詞が続く場合は、肯定判断辞「なり」の連体形「なる」から転成した「な」を使用し、「綺麗な部屋」「元気な子犬」のように表現します。■
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そう考えても良く、形容動詞の活用語尾と考えてもよいと思います。

光を波とするか粒子とするか、お好きな方は色々と議論なさると良いのですが、当方のようなモノは都合に合わせて使い分けるのみです。そのうちに光における量子理論のようなものが完成されてこれらを統一するのでしょうが、統一された後でも、波の性質・粒子の性質が消えるわけではありません。

綺麗なモノ、元気な暮らしを楽しみましょう。
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