
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ポイントは、Z→A というより、Z→B がただ1つであることじゃないかな。
定義1.3.13 において、f○φ が k→B の準同型であることは自明だから、
f が A→B の k準同型か否かは、準同型 f○φ と ψ が同一か否かに
かかっている。k→B の準同型がただひとつであれば f○φ = ψ と判る。
この例では、Z→Q の環準同型がただひとつであることから
Z[x]→Q が環準同型であることとZ準同型であることが同値になる。
No.2
- 回答日時:
すでに, 適切な回答が付いている.
しかし, ちょっと補足.
k, A, B を環, 以下の写像 g, h, f をすべて環準同型とする.
g : k → A
h : k → B
f : A → B
g, h により A, B を k-代数とみなす.
このとき, 以下の 2 つが同値であることを, 貴方は証明できますか.
1) fg = h
2) f は k-加群の準同型である
これが証明できないと, k-代数の準同型(あるいは k-準同型)を, きちんと理解したとはいえません.
その本は, k-代数や k-準同型を, k-加群と切り離して定義しているため, 解りづらい説明となっています.
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