![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?5a7ff87)
浦島太郎のお話は、いったいどんなことを伝えたかったのでしょうか?。
あるいは、どういうことを教えたかったお話なのでしょうか?。
というのも、亀を助けたばっかりにお礼に竜宮城に案内され、極楽気分を味わえたのは良いのですが、最後には両親とも会えず、人生を台無しにしてしまった、、、と、そんな感じがしてなりません。。。
ただ、ここのgooで調べてましたら、最後には鶴になったらしいですね。
でも浦島太郎は、それで幸せだったのかな~?と思うと、とても疑問です。
助けてもらった亀も、もっと早く「早く地上に帰った方が良いですよ!」と助言してくれれば、この話の意味もわかるのですが・・・!。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
参考URL、紹介して頂き大変にありがとうございます!。
とても興味深いHPですね。
まだ大雑把にしか読んでないのですが、今の話になったのは、明治時代になってからとか、
最後には鶴になって、乙姫(太郎が助けた亀)と結婚するなど、とても面白いです!。
教えてもらわなかったら、絶対に見つけられないHPでした!。
NorthMoleさん、本当にありがとうございました!。大感謝です!!。
(*NorthMoleさん、大変すみません。ここのお礼欄をお借りします。)
-------------------------
みなさんへ
今回みなさんから頂いた回答は、全て必要不可欠な回答ですし、
またどれもこれも甲乙の付け難い、良回答ばかりです。
それでとても迷ったんですが、これはもうみなさんが良回答20ポイントという、見えない形で締め切りたいと思います。(大変すみませんm(._.)m)
本当に参考になりました!みなさんどうもありがとうございました!。大感謝です!!。
No.6
- 回答日時:
こんにちは
私も、No5の方と同じように、実際に海で行方がわからなくなった人たちが、何年か経ってひょっこり帰ってくることがあり、そうしたことからできたお話・・・と聞いた事があります。
そのときに思ったのは、例えば漁に出たまま帰ってこない肉親を、死んでしまったのではなく、「今、竜宮城に行っていて、後世に帰ってくる。」と信じたかったのではないか・・・ということです。
いろんな解釈があって面白いですね!
この質問にご回答していただき、大変ありがとうございます!!。
poponta55さんも、kyuukeityuさんと同じく、実際にあった話をモチーフに語り継がれてきたお話ではないかということですね。
>そのときに思ったのは、例えば漁に出たまま帰ってこない肉親を、死んでしまったのではなく、「今、竜宮城に行っていて、後世に帰ってくる。」と信じたかったのではないか・・・ということです。
これを読んで『便りの無いのは良い便り』という諺を思い出しました。
もうどうにも消息がわからなければ、このように考えて少しでも気持ちを楽にすることが、ちょっとばかり可能?ですよね・・・。jまあ完全ではないですが。。。
ちなみに僕の両親はもう亡くなっていないのですが、「天国で幸せに暮らしている」と思えば少しは気持ちが和らぐことが出来ます。
そういったことを踏まえると、「今、竜宮城に行っていて、後世に帰ってくる。」という気持ち、とても分かりますね~。。。
>いろんな解釈があって面白いですね!
みなさん本当に興味深い回答をしてくれるので、めっちゃ面白いです!!
poponta55さん、本当にありがとうございました!。大感謝です!!。
No.5
- 回答日時:
先の方々の回答を、「なるほどー」とうなずきながら読んでいました。
以下はあくまで私見ですが、私としては実際にあった話を基にしているのではないかと思います。
というのは、これと似たモチーフの話は、昔話に限らずたくさんあるからです。
故郷をひょんなことから離れて暮らすうち、あっという間に時がたち、故郷に帰った時、もはやそこは自分の知る故郷では無くなっていて愕然とする。そして自分の老いを改めて知る・・・
この浦島太郎は、そういう人々の話なのではないかと思います。
例えば、漁師が遭難して、すでに死んだと思われたのに帰ってきた。あるいは朝鮮半島など遠い国に何らかの理由で行ってしまい、帰ってきたときにはもはや自分の故郷は残っていなかったり。
そういう人々の話が伝承として、このような形で伝えられているのではないでしょうか。
最後に玉手箱を開け、あっという間におじいさんになってしまうのも、改めて老いに気付かされる衝撃を、そのような形で表現したものだと思います。
行く場所が竜宮城なのは、変わらないはずの日常や、故郷との対比なのかも。
蛇足ですが、魯迅の「故郷」を読んだ時、なんか浦島太郎みたいな話だなあと思いました。やっぱり故郷を離れた人の話なんですが・・・
この質問にご回答して頂き、大変にありがとうございます!!。
この浦島太郎のお話は、実際にあった話を基にしているのではないか、ということですね。
>例えば、漁師が遭難して、すでに死んだと思われたのに帰ってきた。あるいは朝鮮半島など遠い国に何らかの理由で行ってしまい、帰ってきたときにはもはや自分の故郷は残っていなかったり。
kyuukeityuさんの回答を読んでいろいろと想像しているうちに、昔は確かにそういうことがあった感じがしてなりませんね。。。
しかも昔に限らず今の時代でも、数年振り故郷に帰ってみると当時の風景とは全く別物だったり、旧友と会って自分の年齢を思い知らされたり・・・。
>そういう人々の話が伝承として、このような形で伝えられているのではないでしょうか。
なるほどです。特に何かを教えるということではなくて、実際にあった話を基に、語り継がれてきたお話ということも言えますね。
>蛇足ですが、魯迅の「故郷」を読んだ時、なんか浦島太郎みたいな話だなあと思いました。やっぱり故郷を離れた人の話なんですが・・・
それは初めて知りました。故郷を離れまた帰って来ると、そういう思いが誰しもよぎるのかもしれませんね。
kyuukeityuさん、とても参考になりました!。本当にありがとうございました!!。
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
昔、「浦島太郎」の解釈について習ったのですが、何分大分前の記憶なのでうろ覚えです。間違っていたら済みません。
「浦島太郎」のポイントは以下のようなものだったと思います。
(1)「見てはならない」という禁忌の存在
(2)異界との接触
(1)は童話で言う所の玉手箱、(2)は竜宮城の事です。(2)については、中国の神仙思想と結びついたものとも言いますが、自分の知らない世界との接触についての恐怖や憧憬を現したものだったと記憶しております。
(1)も同様な形で、畏れについて述べたものだったと。
この話の具体的教訓としては、「禁忌を破ってはならぬ」という事だったと思います。
尚、恩返しの話については後から付け加えられたものだったと思います。当時の人間は、「貧乏な人や困っている人が、幸運のチャンスを手に入れるべきだ」という考えで、その人が良い人か悪い人かは関係無かったようです。
浦島太郎も初期の話では人格について語られていない所をみると、「困っている人」(兄に困らせられて海に釣りに行く弟の話が古事記に載っているので、それ(もしくはその原型話)を準えているのだと思います)という位置付けだったのだと思います。亀を助けて、というのは後世、道徳観が変わってしまった事(忠義等、支配者側に都合が良い道徳観を植え付ける為)から付け加えられたものだと思われます。
この質問にご回答して頂き、大変にありがとうございます!!。
このお話のポイントは、大きく分けて2つあり、
★(1)「見てはならない」という禁忌の存在
★(2)異界との接触
なるほどです!とてもわかりやすいですね~!!。
(1)の玉手箱については、やはり「開けてはいけません」と言われているので、約束は守った方が良いという教えでしょうか。
(2)の竜宮城については、昔は海の中なんて何も知らないだろうし、全くの未知の世界だったのかもしれません。それを竜宮城という想像の世界で現したお話なんでしょうね。
>当時の人間は、「貧乏な人や困っている人が、幸運のチャンスを手に入れるべきだ」という考えで、その人が良い人か悪い人かは関係無かったようです。
これは初めて知りました、びっくりです!!。
まあでも現実でも「憎まれっ子世に憚る」って諺があるように、良い人も悪い人もチャンスを手に入れるのは案外関係ないのかも・・・!?とも思いました苦笑(^_^;)
>亀を助けて、というのは後世、道徳観が変わってしまった事(忠義等、支配者側に都合が良い道徳観を植え付ける為)から付け加えられたものだと思われます。
亀を助けた話は、後から付け加えられた話だったのですかー!。
時代が変わるにつれ、お話も変わっていくものなんですね~(笑)。
(*まぁかなり蛇足になってしまいますが、映画『男はつらいよ』で、寅さんが浦島太郎の夢を見てたんですよ。
で、寅さんが浦島太郎になってて、亀から玉手箱を渡されたんですね。
それで確かその玉手箱を開けたら、風向きが変わって亀の方に煙が行き、亀が年取ってしまった(笑)という、おかしな話もありました(笑い)。
しかもそれで目を覚ましたら、現実に亀をいじめている子供たちがいたんです。
それでお小遣いを上げて、亀を助けて海に返そうとしたら、その寅さん、亀に指を噛まれてしまいました(笑い)。
亀は怖いです。。。)
★この話の具体的教訓としては、「禁忌を破ってはならぬ」という事だったと思います。
なんといってもこれが一番、世に伝えたかったことなんでしょうね!。
大変わかりやすい回答を頂き、とても参考になりました!!。
callaさん、本当にありがとうございました!大感謝です!!。
No.3
- 回答日時:
これは、もっと単純で、よいことをしたら、よいことをしてもらえるということや、楽しい時間はすぐにすぎてしまうので、気がついたら遅いことがあるから気をつけましょうと言うことだと思います。
物語は、一種の心的現実を具体的な描写であらわすところに特徴があります。その心的現実が、案外普遍的な性質をもつため、何かしら面白い感じがしたり、心に残るのだと思います。
鶴は千年亀は万年といわれるように、亀は時間のメタファです。導入部は、これからは、時間に関する考えに出会うシーンを亀を助けるとして表現しています。出会いです。
そして、海の下というのは、いわば、人間の心の深層、あるいは、無意識のことを指します。
たとえば、夢を見られるかただと分かると思いますが、目が覚める本のしばらく前に、一日のできごととして体験されることがあると思います。数分で一日、あるいは、数日の体験ができる世界です。
心的現実の世界の差違が、人間の個々人の個性にもつながっています。あまり、人と会わないタイプの人だと、たまに、人と会って話をすると、数年分の楽しさがありますが、毎日のように人と会っているひとには、なかなか、そういう他のタイプの人の感じが分からなくて、あまり、交際がないひとは、交際に楽しみを感じていないような勘違いをされることがあります。しかし、一度会うときに感じるインパクトなどを考えると、そうでもないのです。
久しぶりに会う級友との一時間は大変早くすぎてしまいます。そういう意味のことを昔の人も感じていたのだと思います。
この質問に、こんなに丁寧に回答して頂き、大変にありがとうございます!。
★『よいことをしたら、よいことをしてもらえる』
★『楽しい時間はすぐにすぎてしまうので、気がついたら遅いことがあるから気をつけましょう 』
なるほどです、ホントにその通りですね、
★『よいことをしたら、よいことをしてもらえる』
これは、もし直接お礼が返ってこなくても、何かしら巡り巡って自分に返ってくることがあるだろうし、これこそ『情けは人の為ならず』だと思いました。
★『楽しい時間はすぐにすぎてしまうので、気がついたら遅いことがあるから気をつけましょう 』
これはいつも感じています(笑)。楽しい時って、何故か時間の経つのが早くて早くて不思議でしょうがないのですが、こういう時こそ気を付けないといけないことってたくさんありますね~。
>あまり、人と会わないタイプの人だと、たまに、人と会って話をすると、数年分の楽しさがありますが、毎日のように人と会っているひとには、なかなか、そういう他のタイプの人の感じが分からなくて、
あまり、交際がないひとは、交際に楽しみを感じていないような勘違いをされることがあります。
どちらも経験がありますよ(笑)。久しぶりに人と会って楽しい思いをしていると、「なんでそんなに楽しいの?」と言われることもありましたし、逆に「なんでこの人はこんなに楽しいのかな??」なんて思うこともありました。
海の下は、人間にとっての心の深層、無意識を表しているということや、
時間に対しての考え方、捉え方など、とても参考になりました。
shinsenさん、本当にありがとうございました!。大感謝です!!。
No.2
- 回答日時:
浦島太郎のおとぎ話を現代風に解釈してみると。
。 。ウマイ話には裏がある。リスクの無いチャンスは無いとかでしょうか?
最近、こんな詐欺が多いですからね~。
一時の娯楽、快楽におぼれて周囲が見えなくなっていると、とんだしっぺ返しがありますよ。 。 。っと。
どうでしょう?
>ただ、ここのgooで調べてましたら、最後には鶴になったらしいですね。
>でも浦島太郎は、それで幸せだったのかな~?と思うと、とても疑問です。
浦島太郎の一説では、鶴になって仙界で暮らしたと聞いたことがあります。
仙界といえば、人間より上位の世界。 。 。より神に近しい世界という事で、昔の人にとっては至上の幸福ではないでしょうか?
今の子供たちにはイメージし難いと思うので、上記みたいな解釈にしてみました。
この質問にこんなにも丁寧にご回答していただき、本当に嬉しいです!ありがとうございます!!。
>ウマイ話には裏がある。リスクの無いチャンスは無いとかでしょうか?最近、こんな詐欺が多いですからね~。
あははは(ちょぴり笑)。でも幼い頃に知った童話で、こういう教えだったというのも、とても骨身にしみますね~。
>一時の娯楽、快楽におぼれて周囲が見えなくなっていると、とんだしっぺ返しがありますよ。 。 。っと。
得に他人にお礼をしてもらっている時は、吾を忘れず、何でもほどほどにしておかなければいけないなと、つくづく思いましたよー、とても勉強になりました!。
>仙界といえば、人間より上位の世界。 。 。より神に近しい世界という事で、昔の人にとっては至上の幸福ではないでしょうか?
そういうことだったのですか!、実は鶴になっって天界へ行ったことまではだいたい知っていたのですが、それからもとても幸せになれたのですね!。
すごく安心しました。
ただ、小さい頃どうしてそこまで聞かされなかったのか、またまた疑問が沸いてきてしまいますが、これまた、よく本を読みなさい、勉強しなさい、ということでしょうかね~(笑)。
とっても参考になりました!。またとても楽しかったです!
capelattaさん、本当にありがとうございました!!
No.1
- 回答日時:
ひとつの話としていくら気は若くても体は確実に歳を取るというのはどうでしょうか。
魂は永遠に生きるが体の寿命は有限であるということにもなるのではないかなどと考えてみました。これは人間の素晴らしさと本質的な惨めさの両面を語っていることにもなるかもしれません。いつまでも若い現代の老人は玉手箱を空けなかった浦島太郎ではありませんか?この質問にこんなにも丁寧にご回答して戴き、本当にありがとうございます!!。
身体は歳を取っていくが、魂は永遠に続いていく。なるほど、とても感慨深いものですね。
全ての文章が、まさに仰る通りだと本当に思いました。
★「魂は永遠に生きるが体の寿命は有限であるということにもなる」
★「これは人間の素晴らしさと本質的な惨めさの両面を語っていることにもなるかもしれません。」
とっても勉強になります。
>いつまでも若い現代の老人は玉手箱を空けなかった浦島太郎ではありませんか?
ホントにその通りだと、kaitaradouさんの回答を読んで、改めて思いましたよ!。
これは自分自身の戒めの言葉として、大切にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました!。大感謝です!!。
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