
No.11ベストアンサー
- 回答日時:
#9です。
補足拝見。
1.「僕には弟がいる」
⇒#7では、
「僕」に帰属している事柄について言ってみれば、弟がいる。
と申し上げましたが、この『帰属している事柄』とは、「(存在としての)僕という場所」を意味します。
「僕という場所について言ってみれば」というニュアンス。
2.「僕は弟がいる」
⇒僕について言ってみれば、弟がいる。
こちらは、「僕の場合は弟がいる」という状態であることを言っている文。
「僕」を主題提示することで、他と比較する対比の用法に該当する。
そのため、それなりの文脈が必要です。
たとえば、
a:私には妹がいる。
b:俺には兄がいる。
君に兄弟はいないの?
c:僕は弟がいる。
といった会話の場合。
ここで仮に a が会話の最初から、
a:私は妹がいる。
と言えば、対比の必然性に乏しいため不自然な印象を与える。
どちらも日本語として間違いではないが、2の場合はシチュエーションに注意が必要だということです。
No.10
- 回答日時:
>「僕は弟がいる」は正しいでしょうか?
言っていることは分からなくはないですけど、
「僕には」とするのが、きちんとした言い方です。
>「僕には弟がいる」との違いは何でしょうか
「僕は弟がいる」は文法的に少し失敗していて、
「僕には弟がいる」は明快に表現できていることです。
「は」だけの場合は、主語自体について述部で話します。
「には」とすることで、主語をありかとする事物が存在することを話すことができます。
「東京には東京タワーがある」
「東京は大都会だ」
「東京には(私の)姉がいる」
[✘]「東京は(私の)姉がいる」
[〇]「東京は(私の)姉がいるところだ」
[✘]「僕は弟がいるところだ」人の場合、こんな言い方はできません。
No.9
- 回答日時:
#7です。
#8 OKATさんに倣う形になりますが、辞書で最も優れた本質的意義を示しているのは、学研国語大辞典じゃないですかね。
曰く下記の如し。
※「に」
㊀《格助詞》{体言または体言あつかいのものにつく}動作・作用が存在し、成立し、由来し、おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定し、連用修飾句を作るのに用いる。※
『おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定』
この箇所が重要で、これをわかりやすく一言で言うと、
「に」の本質的意義は『着点』である。
ということになる。
他の辞書が指摘していない分、貴重な語釈を展開しています。
何より、実際の文中に当てはめてみれば、実にしっくりとした解説が可能になるはず。
じっくり検討する価値はアリヨリノアリ。
No.8
- 回答日時:
この種の「に」はよく問題になるのですが、あまりぴったりする回答に出会ったことがありません。
そこで「広辞苑」を見ると[1](格助詞)時間的・空間的・心理的なある点を指定するのが原義で、多くは動作・作用・存在を表す語に続いて使われる。後の時代には、所を指示する意味では下に来る語が存在など静的な意味の場合に用い、動作・作用など動的な意味の場合には「で」を用いるように分かれる。
とあります。「に」に続く動作が問題と言うことだと考えられます。
『君には君の夢があり、僕には僕の夢がある。』
『ぼくにはお金がある。』
『ぼくには3人の子供がある。』
などの場合、「ある」を受ければ「あり場所」も考えられますが、金や夢や子供の持ち主を「に」で表すと考えられます。この考えを提出しておきます。
No.7
- 回答日時:
「僕には弟がいる」
「に」の本質的意義は着点です。
この「僕に」は、「弟がいる」という状態が「僕」に帰属している、という構図です。
主題提示の「は」によって、
「僕」に帰属している事柄について言ってみれば、弟がいる。
というニュアンスの文になっている。
No.6
- 回答日時:
「には」は格助詞「に」+副助詞「は」です。
格助詞「に」は時間的・空間的な位置付けの認識を表わし、副助詞「は」は特殊性の認識を表わします。
「僕には弟がいる」
は、「あなた」や「かれ」ではなく、僕という特殊な人に、弟がいますという事を意味しています。
「〜には」というのは「〜に関して、〜について」という「~」の特殊性について言えばという意味になります。
■
No.5
- 回答日時:
「に」目的格の助詞、または場所、位置を表すで毛の場合も。
「は」係助詞、主題の提示で以降の内容は、それにかかる内容に限定される、この限定がある意味での強調につながります。
僕に「は」・・・・、僕に、に限定する内容が続きます、ほかの人には言及しません(他人はともかく)僕に限定すれば・・・・という表現になります。
No.4
- 回答日時:
>「私の下には弟がいる」ということですか?「の下」は省略されていると考えればいいでしょうか
「の下」をつけることもできますが、省略ではないです。
「私には夢がある」は「私の下には夢がある」というわけではないです。
「私に」夢があることを「私に」を主語にして表現したものです。
「私に夢がある」は応用的というか文学的というか、なんだか今一つ要領を得ませんが、
「私には夢がある」とすれば、すっきりと文として完結しています。
例えば以下ように修飾語(従位節)に使う場合は「は」は要りません。
「僕に弟がいることを言うために、『僕には弟がいる』と言います」
この最初の「僕に」の後にも「は」をつけられなくもないですけど、ないほうがいいです。
No.2
- 回答日時:
対象舞台格格助詞「に」と主格格助詞「は」を組み合わせて「には」になります。
「に」だけと「には」を使った時は、主体が異なります。
・僕「に」弟がいる←この場合、主体は弟です。妹ではなく弟であるところに主眼があります。
・僕「には」弟がいる←この場合、主体は弟を持っている自分です。自分が一人っ子ではないというところに主眼があります。
意味として「僕」が兄弟をもっていることは同じです。弟本人に重きを置くか、弟がいる自分に重きを置くかの違いです。
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