電子書籍の厳選無料作品が豊富!

なぜJRではストライキが行われなくなったのですか?国鉄時代はストライキをよくやっていたそうですが。
分割と民営化というパッケージが良かったのですか?社会党が提案していた分割なしでの民営化ではストライキが減らなかったと思いますか?

A 回答 (6件)

民営化時に、民社党系の国鉄動力車労働組合(動労)は革マル派の影響下にあった松崎委員長が協力姿勢を打ち出し。

中核派系の動労千葉以外は民営化に協力し、再雇用されました。国鉄労働組合(国労)は積極的に協力しなかったので、活動家の一部はJRに雇用されませんでした。国鉄職員がすべてJRに再雇用されたわけではなく、活動家などは再雇用されず、組織は弱体化しました。
JR化後、動労は他の国鉄の中小労組(鉄労など)と全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)を結成しました。国労は急速に組合員が減少し、勢力が衰え、JR総連に対抗できる組合ではなくなりました。

一番大きかったのは国鉄時代のスト権ストや順法闘争により、国民や他業種の労働団体から厳しい批判が出、闘争継続と妥協はに分かれ、妥協派が優勢になったことです。
    • good
    • 0

民営化直前に当時の国鉄職員局と鉄労・動労などの主要労組の間で「民営化後もJRの経営が安定するまでストは行わない」と取り決めていました。


これを主導していた一人がJR東海名誉会長の葛西敬之さん(当時の国鉄職員局上層部)ですが、民営化後の社会情勢などの変化でストの必要性がなくなっていき、千葉などごく一部を除きストは行われていません。
もっとも、JR東海では300系登場時にストではなく減速運転という手段を講じようとしていた動労由来の労組もありましたが、葛西敬之さんの著書によれば事前にJR東海経営陣が手を打って阻止したそうです。

上尾事件や首都圏国電暴動などで国労と動労は世間から叩かれそっぽを向かれていたので、民営化に協力することにした動労にとって職員局の提案は世間側につけるという点で渡りに船だったかと思います。
この時の職員局の働きと社会情勢の変化がストの減少に効果があったと思います。分割なしでもストは減ったかと思いますが、分割ありだったので効果が強かったのでしょう。
    • good
    • 0

>国鉄時代はストライキをよくやっていたそうですが。


分割民営化の際に、ストライキを良く行っていた労働組合の構成員は国鉄清算事業団行きになってしまったから。
    • good
    • 0

ストライキに効果がない事が解ったから。


スト権ストで当局、政府も社会的混乱を予想していたが実際には日常生活にたいした影響が無かった。
組合側も期待していた混乱もなしでただ貨物を中心とした客離れが起こっただけだったから。

>社会党が提案していた分割なしでの民営化ではストライキが減らなかったと思いますか?
国鉄末期にはストライキは局地的な物以外無くなっています。

それに他の企業も含めてバブル期~バブル末期だから黙っていても給料は上がっていたからストライキをする理由が無くなっています。その後は逆にストライキをする体力が無くなってしまった。
    • good
    • 0

千葉では近年までやってましたが。


国鉄労組の弱体化を狙ったのもJR化の一端でしょう。
    • good
    • 0

労働組合に加入する職員がガタ落ちに減っているからです。

労組に入っている一部の人がストライキを打っても大半の非組合員が無視すれば、ストライキの効果はありませんから。
労組に入ると強い立場で労使交渉ができますが、勤務時間外にやらなければならない活動があってプライベート時間を取られたり、組合費を徴収されたりで、結構難儀なんですよ。
労組に入っていると、活動は組合専従の人が全部やってくれると思っていると大間違いです。最近の人は勤務時間外で拘束されるのは嫌がりますから、どこでも労働組合に加入する社員は減り、労組の力は落ちています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!