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地球温暖化の説明でよく出てくる地球のエネルギー収支ですが、どう考えたらよいかわかりません。

Wikiによる地球のエネルギー収支
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90% …

NASAの簡易図では、きれいに合計が合いますが、どこにも熱が溜まってなく温暖化はありません。

EOSPSOの詳細図は324W/㎡程、温室効果ガスにより地表に戻るのはわかりますが、それ以前に太陽から地表に168W/㎡なのに地表から上向きの熱放射は390W/㎡で、全然バランスが合いません。
どう考えたらよいのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • (備忘録を兼ねて)質問をした動機は、温暖化の原因の基本となる科学的な考え方を深めたいと思い質問しました。
    回答をいただき、段々とわかってきました。
    事実(気象データ)によると場所や時期により変わりますが、気温は1日で5度、1月で8度、1年で20度の変化をします。
    空気、水の流動性のなさが、自転、公転、地軸の傾きで、完全に平衡することなく、ゆっくり熱が循環していると理解しました。
    ※正午に日射量はピークになりますが、日中の最高気温は1時前後です。夏至は6/21前後ですが、暑さのピークは1ヶ月前後ずれます。日射量と温度は完全に比例せず、1月の間に温度変化します。
    温室効果ガスはないと-19度になるが、温室効果ガスのおかげで14度になっています。
    結局、地表からの熱放射350W/㎡と大気から地表に向けての熱放射324W/㎡が、空気を温めていると理解しました。
    概ねあってますか?

      補足日時:2020/02/07 19:32

A 回答 (22件中11~20件)

> 事実(気象データ)によると場所や時期により変わりますが、気温は1日で5度、1月で8度、1年で20度の変化をします。



場所と時期によって、年によって、違うのは間違いないですが、兵庫県の三木(明石に近いが、内陸)では、ちょっと、違います。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/d …
札幌のような場所だと、もっと温度変化は大きいです。

上空に雲や水蒸気が多い場合や風が吹いてくる場合は、昼夜の温度差は小さくなります。
夜間でも上空の雲や水蒸気から下に向かってくる熱量は結構多いです。(あとでまた)
「地球のエネルギー収支ですが、どう考えたら」の回答画像12
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
場所により温度変化が違うのはわかります。
盆地は温度差があります。
それをいうと砂漠は昼と夜の温度差があります。
理屈からすると、砂漠では、夏至のすぐ後に気温のピークがくるかもしれません。
私の例は悪かったかもしれませんが、実例で肌感覚と理論の理解を深めたかったです。

お礼日時:2020/02/08 08:01

>空気、水の流動性のなさが、・・・


 地球全体で平衡に達するまで時間がかかるのは、地球が大きいことが一番の原因とみた方がいいでしょう。

>大気から地表に向けての熱放射324W/㎡
 この量は大気から放出されていますから、大気を冷やす方向に働いています
 大気を暖めるのは、地表からの放射以外に、日射67、熱伝導24、潜熱78(単位省略)の加わった519です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
大気の熱収支のプラス(温める)部分は、仰る通りです。私の言っているのは気温(万葉箱の温度計)です。-19度とか14度と言っているのは、地表の平均気温です。
<https://kotobank.jp/word/温室効果-41899>
<https://ja.wikipedia.org/wiki/地球の大気>
#「大気」は高度の高いところの空気を指すものだと思ってましたが、違うみたいです。
# より正確に言うと中層大気になるのでしょうか?
# イメージも大体そうなっているので
# 正確な言葉は難しいです。
熱エネルギーが地表近くに残り、それが地表の(対流圏にある)大気を温めて、平均して14度の気温になっているものと思ってます。
(対流圏の)大気(窒素、酸素、二酸化炭素、水蒸気など)を14度に上げた熱は、(中層)大気から地表の熱放射350W/㎡と地表から(中層)大気への熱放射324W/㎡ともう一つ加えて、大気太陽エネルギーを地表で吸収した168W/㎡でしょうか?
数字に拘るのは、以外と大きいなと思ったからです。それにより、効果的な対策も変わります。別トピックにはなりますが。
他、複数に分けて、回答されたので、すみませんがまとめてコメントします。

お礼日時:2020/02/08 07:52

> 太陽の熱が反映するまでは、正午から最高気温の時間までが1時間なので、1時間ですか。


> 冬至から一番寒い日まで、2ヶ月程差があるので、
> 温度が平衡するまで、2ヶ月と考えることができると思いました。

《平衡》の意味が、なんだか違っているように思います。

No.7の回答文の一節
「ヤカンに大量の水を入れて弱火で暖めた場合を考えるといいでしょう。ヤカンから逃げる熱が弱火からもらう熱と同じになるまでやかんのお湯の温度は上がっていって、どこかの温度で一定になります。ほんのちょっとだけ火を強くすると、強くする前よりも少し高い温度で安定します」

この一節のように「温度が安定した・温度が一定である」のが《平衡》です。
温度が上昇から下降に転じる・下降から上昇に転じるときには、(暖める熱の供給=冷えるに熱の逃げ)になった《平衡》で、1時間とか、2ヶ月で平衡になるというのではないです。

おそらく次の一節を読んだときに、誤解を生じたのだろうと思います。
「1日の地表付近での気温変化を考えてみます。最高気温が出るのは午後1時過ぎくらいです。最高気温でしばらく間安定しています。これに対して日射の強さは正午がピークになります。このことからみると、地表近くの空気が暖められいって安定した温度になるまで1時間ほどかかるということがいえます」

ちょっと不正確になりますが、イメージのためです。
太陽から放射されてくる熱エネルギーを大気は直接は受けることが出来ません。
太陽から放射されてくる熱エネルギーを直接受けるのは、海水と地面です。
海水と地面がエネルギーを受けて温度上昇し、それに触れている大気の温度が上昇します。
(大地や海洋の水分が水蒸気になって大気中に入り込む分もありますが)
IH鍋を温めて鍋の中の水など温度を上げるのと、大地・海洋と大気の関係と似たイメージです。
IHに加える電力を減らしても、加熱が放熱を上回っていれば、鍋の湯温は上昇します。
太陽光からのエネルギーが減っても、加熱が放熱を上回っていれば、大気温は上昇します。
IHのスイッチを切っても、鍋の温度が高ければ、湯温はまだ上昇します。
太陽光が遮られたり、減っても、地面や海面の温度が高ければ、大気温はまだ上昇します。
温度の上昇・下降は、相対的な温度差があるかどうかであって、時差などで起きるものではないです。

加熱になる熱エネルギーの追加投入がない、追加投入が放射よりも少ないと、地温や海水温は下がり、大気温以下になってしまうと、大気の温度が下がります。時差や月遅れで温度が平衡になったり、下がりするのではないです。
時々刻々の地温や海水温の上昇下降があっても、それだけでは、大気温が上がる、下がる、安定するは決まりません。
地温や海水温の上昇下降があっても、大気温を上回っていれば大気温は上昇し、大気温を下回れば大気温は下降します。

一日のトータルで(地温や海水温の上昇)>(地温や海水温の下降)ならば、翌日は、高い温度が出発点になります。
一日のトータルで(地温や海水温の上昇)<(地温や海水温の下降)ならば、翌日は、低い温度が出発点になります。
一日のトータルで、[(地温や海水温の上昇){> or = <}>(地温や海水温の下降)]の中で、">"の日が続けば、平均気温は上昇する方向になりがちです。 "<"の日が続けば、平均気温は下降する方向になりがちです。 "="の日が続けば、似た気温の日が続きがちになりがちです。 
冬至を過ぎても日照は少ないですから一日のトータルで放熱が続く、夏至を過ぎても日照はまだ強いですから一日のトータルで加熱が続くという、イメージで考えると、一日の気温の変化や、1年間の気温の変化は、なんとなく、分かってくるような感じになりませんか。

実際には、気圧配置(中高層など)、風、海流、季節風、温度水準、湿度、人工的エネルギー、地形、海陸などの状態、大気中の成分や粉塵、太陽光それ自体などいろいろなことが関わってくるのでしょうが、そのような複雑なことになったら、まず、理解できません。

  ~~~~~  ~~~~~~  ~~~~~
 地球のエネルギー収支の図の見方は、もう分かったのですよね。
  ~~~~~  ~~~~~~  ~~~~~

> 熱放射の大きさは、物体の絶対温度の4乗に比例ですか、大きいですね。

なんとなく、勘違いしているのではないかと、心配です。
いわゆる白熱電球の中のタングステンフィラメントの点灯時には、一般照明用 100Wで約2,800K、光色をよくした写真撮影用白熱電球3,360K、赤外電球2,500Kだそうです。
[放射源が単位面積当たりに放出する放射束は放射源の絶対温度の4乗に比例する]というだけのことです。 温度が100℃(373K)では放射が少ないというだけのことです。 ストーブやたき火からの放射・輻射で暖かくなるのはストーブやたき火の温度が高いからである、太陽光で暖かくなるのは太陽が高温だからであるというだけのことです。 でも、小さなマッチやローソクの火、遠い恒星の温度が高い・熱放射が多くても、暖かくはならないものです。 [物体の絶対温度の4乗に比例]を利用出来るもっともポピュラーなのは温度の非接触計測の手法として利用出来る程度だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
熱が平衡するまで、時間単位、2ヶ月単位の時間が掛かると理解しました。
やかんの例えは、火を止めても、やかんが熱を持っているので、水の温度は上がるで理解しました。

お礼日時:2020/02/07 06:47

No.5,7へのお礼文に寄せて、順不同でいくつか。

図面の説明から離れるに従って、推測の量が増えています。その点を考慮の上参考程度に。

>地面だけでなく水面もあります
 地峡付近で空気の温度が変化するのは主に、地面から熱をもらっているのが原因です。日射は空気を素通りしています(空気に吸収される光は上空で吸収されてしまっていて地表付近には届いていないからです)。地面や水面の温度が均衡するのは空気よりずっと早いと考えていいと思います。
>冬至から一番寒い日まで・・・
 地球規模の温度変化を考えるのがぬけていました。確かにその通りです。1年もかからないということで..。温暖化問題を考える上では、10年20年先を論じていますからこれでもじゅうぶん早いと思います。
>海流や氷河とか・・・
 確かに変化はゆっくり起こりますが、これが温暖化に与える影響はどれくらいでしょうか。ほとんど影響がないのではと思っています。
 たとえば山岳氷河が溶けて、地表が露出して日射をたくさん吸収するようになった結果、温度が上がると考えることは理論上可能です。ところが、新たに露出する地面は、地球の表面積に比べると微々たるものです。地球の気温にどれくらい影響するのでしょうか。


少なくとも図からいえるのは、現在の地球で熱がどのように保たれているかということのみです。温暖化のしくみを説明するのに使えるということで載せられているのに過ぎないと思っています。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
いくつか、回答をいただき、理解が進みました。
最初は、見て指数関数的に増えてわからないと思いましたが、その疑問は解けました。
また、温度が平衡するまで、大きく時間単位で変わるのと、2ヶ月単位で変わるのが、あるのがわかりました。
概ね、理解できました。細かいところになりますが、地球の表面は7割が海なので、地表と違う(訳し方かもしれませんが)と思うのと、水や氷は、溢れてますが、少し特殊なものと理解してます。
後、南極の上の氷と氷山の氷は影響の仕方が違うと思ってますが、それは違うトピックになります。
地球が-19度にならずに14度ぐらいになるのを表しているのが、地表からの熱放射350W/㎡と大気から地表に向けての熱放射324W/㎡があるからと理解しました。
という理解をして、改めてWikiをみるとNASAの簡易図は違うなと思いました。

お礼日時:2020/02/07 06:31

>地表から大気への赤外線が、太陽が地表に向けたエネルギーより


>かなり大きいのに疑問を持ってます

熱放射量は温度で決まるので、少ない入射量でも、大気の断熱で
温度が良く上がれば、入射量とは関係なく大きくなります。

地表から大気へ、大気から地表への熱放射の「差」が
実質的な地表から宇宙への放射量です。勿論入射量以下です。
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この回答へのお礼

助かりました

ご回答、ありがとうございます。
地表から大気の350W/㎡と大気から地表の324W/㎡の差、26W/㎡が実質的な宇宙への放射だと理解しました。
# 大気から92.6%が、戻されるんですね。

お礼日時:2020/02/06 22:18

No.3のお礼への回答です。



真ん中あたりの質問から先にします。
 熱放射の大きさは、物体の絶対温度の4乗に比例します。簡単に言えば、温度が上がるほど熱放射も増えていくことになります。
 従って、大気とか地面とかでは、入ってくる熱が増えると、増えた分は温度を上げていくのと同時に熱放射もいままで以上に増やしていきます。
 温度が上がると熱放射が増えるので、温度上昇に使われる熱は少なくなります。そのため温度の上がり方はゆっくりになっていきます。最終的に入ってくるのと同じ熱を放射するようになると温度の上昇が止まります。
 もし、暖まりすぎたとします。この場合は、放射の方が大きくなりますから、熱が逃げていくのと同じ事になります。そのため、どんどん温度が下がっていきます。この場合も、入ってくるのと同じ熱を放射するようになると温度の変化は止まります。
 ヤカンに大量の水を入れて弱火で暖めた場合を考えるといいでしょう。ヤカンから逃げる熱が弱火からもらう熱と同じになるまでやかんのお湯の温度は上がっていって、どこかの温度で一定になります。ほんのちょっとだけ火を強くすると、強くする前よりも少し高い温度で安定します。

これにどれくらいかかるか ということですが、
 1日の地表付近での気温変化を考えてみます。最高気温が出るのは午後1時過ぎくらいです。最高気温でしばらく間安定しています。これに対して日射の強さは正午がピークになります。このことからみると、地表近くの空気が暖められいって安定した温度になるまで1時間ほどかかるということがいえます。
 地表付近の空気は熱伝導とか対流によって伝わります。これはかなりゆっくりしています。また、温度差が大きいので安定するまでは、温度差が小さいときより余分に時間がかかります。
 これに対して、温暖化問題を考えたときには、熱(放射)は高速(光の速さ)で伝わるのと、問題とする温度差が小さいことから1時間よりははるかに短い時間で安定に達すると考えることができます。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
熱放射の大きさは、物体の絶対温度の4乗に比例ですか、大きいですね。
太陽の熱が反映するまでは、正午から最高気温の時間までが1時間なので、1時間ですか。
明確ですが、地面だけでなく水面もあります。
また、冬至から一番寒い日まで、2ヶ月程差があるので、温度が平衡するまで、2ヶ月と考えることができると思いました。
他に、海流や氷河とか考えるともう少し長い、年レベルの波もあるかもしれません。

お礼日時:2020/02/04 23:27

> 疑問なのは、地表からの熱放射390が、太陽からの168に比べ、大き過ぎることです。



タジン鍋という調理器?があります。 http://mura5151.jp/blog-entry-249.html
元々の熱源は「鍋底からくる熱」です。 鍋の中では、熱せられた空気と水蒸気が上昇しますが、蓋で遮られているので、結果的に熱い空気と水蒸気は下降して、鍋の料理を上から温め(加熱)ます。 そうした対流に伴って、熱が下から上に、上から下に移動します。 この上向きの熱の移動総量(合計)、下向きの熱の移動総量(合計)は、元々の熱源である「鍋底からくる熱」を上回ります。
直射日光が元々の熱源であっても、エアコンなど効かせない状態で窓を閉め切った停車中の自動車の内は大変な高温になります。 https://bestcarweb.jp/feature/column/2796 車内では屋根からも熱がくる、直射日光を受けたシートからも熱がくる、車内空気の対流もあるし、室内張りやシート地からの熱放射が絶え間なく飛び交って総量(合計)はとても多くなります。
風呂場でカラオケをしたら反響して合計の音響がトンデモなく増えると思ってはいかがでしょうか。

> 地熱は小さいと思っているので、半世紀前の熱が溜まって帰ってるんでしょうか???

海風陸風とか、昼夜での地温の変化を考えると、いわゆる地面は暖まりやすく冷えやすいです。 「半世紀前の熱が溜まって帰ってる」というのは、よほど特殊な状況でも想定しないとあり得ないでしょう。
水はそれに比べると温まりにくく冷えにくいですが、それに加えて、水と水蒸気に変わるときに大量の熱の吸収や放出があります。水蒸気が水に変わるときには、大量に熱がでて、温度が上がります。 水が水蒸気に変わるときには、大量に熱を吸収して、温度が下がります。 雲(多くは水滴です)が出来たり、消えたりするときには、熱が出たり、吸収されたりということはあるでしょう。 湿気が高い、低いというのも、水が水蒸気、水蒸気が水という変化を示しているかもしれません。 ただ、この要因は、なかなか計算出来るものではないので、普通は検討の対象から外されています。
地球や大気の温度の平衡を話題にしている場合は、昼夜や季節、緯度のことは総平均していると考えて良いと思います。(もちろん、水蒸気のことは無視です) 390W/m^2 78W/m^2  24W/m^2 の上向き(地表からの放出)、 324W/m^2  168W/m^2の下向き(地表での吸収)は、毎時、毎秒の受け取りや放出です。


> どう考えたらよいでしょうか?

❶ 太陽放射は主に可視光線の電磁波で,地球の大気のすぐ外側で1.37kW/m2のエネルギー量となり,これを太陽定数という。
❷ 地球放射は,地球から宇宙空間に放出している赤外線の電磁波である。
❸ 太陽放射と地球放射のエネルギー量は同じなので、地球全体の平均気温は一定に保たれている。
④ 太陽放射のうち(大気や雲などで反射・吸収、地表面で反射されるものを除いた)地表面に吸収されるのは、太陽定数の約49%である。
⑤ 大気中が太陽放射を吸収した分と、大気中の水蒸気や二酸化炭素などが地表面から放出された赤外線を吸収した分の大部分は、また地球表面を暖めている。
⑥ 地表面が吸収する④&⑤の熱は、すべて地表面から放出されて、⑤の大気中の水蒸気や二酸化炭素などに吸収されていく。
④⑤⑥の熱のグルグル巡りを温室効果という。 (ビニールハウス、ガラス温室、ミニ温室と同じ)

> どこにも熱が溜まってなく温暖化はありません。

急須から淹れたお茶が60℃で、しばらく時間が経過すると室温になっていきます。室温になるまでの温度がまだ高い状態のことを「熱がお茶と茶碗に溜まっている」と表現しても良いと思います。 でも、茶碗にしてみれば、溜めているのではなく通過しているだけというように思うかもしれません。 お茶にしても,溜めているのではなく放出しているだけということかもしれません。 
気温や地温、海面温にしても、常時変化し、通常、日中に最高温度の時間があって、その後は最低気温に向けて冷えて行き、また最高気温に向けて上昇していくので、「溜まっている、溜まってない」で判断するのは適当ではなさそうです。 
「地球温暖化とは、地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する気象現象のこと」ということならば、熱が溜まらなくても、熱が大量に循環するようになれば、温暖化が起きたといっても構わないでしょう。 熱をぐるぐると回せば、ただ一方的に冷えて行くのに比べれば、温暖化は起きるでしょう。

ただ、温暖化って怪しい概念だと私は思います。 長期的に上昇するの時間軸の取り方が、曖昧すぎます。対象が地球というものならば、1万年に満たない期間はごく短期間であって、長期にはあたらないです。 上昇するにしても下降するにしても、数度程度は問題外だと私は思います。 人間の生活、社会、この200年間に生きている生物への影響という狭い範囲のことを問題にするなら、「地球」など言うべきだとは思いません。
「地球のエネルギー収支ですが、どう考えたら」の回答画像6
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
熱の移動は、熱のエントロピーの話と理解してます。
なので、エネルギーが循環することで、温度が上がっていくというご説明は納得できません。
地球の歴史の中で、地球が誕生してから今までと、人類が誕生してから今までを比べると、人間がいる間は非常に短い時間だとは思います。

お礼日時:2020/02/04 23:10

No.2のお礼に書かれたことについてです。

同じようなことを確かに感じています。

 昼間に外に出てみても、太陽が照っているとかなり暖かく感じ、大気から暖められているという感じは全くしません。
 太陽光が斜めに当たっているときとか、夜はあたらない、曇っていてもダメとかの要素も含めると地表が太陽から受け取る熱は、実際に感じるのよりもはるかに少ないとみていいでしょう。大気から受け取る放射熱は1日中天気にかかわらず一定です。思っているより多いのかも知れません。それを考慮してもまだ地球大気から受け取る熱の方が多いように感じています。

 大気から受け取る熱の大半は、地球からの放射を吸収したことによるものです。この量が少なければ、大気から地表に戻ってくる熱の量はもう少し少なくてすむのではとも思います。
 たとえば、図では地表放射の内の1割しか宇宙に逃げていきませんが、この割合を増やしてたとえば2割とかにすると地表からの放射が大気に吸収する量を減らすことができます。しいては、大気から地表に吸収される熱を減らすことになります。

 このような数値を算出した根拠が論文に書かれていたかも知れませんが、それを読み解くだけの能力を持ち合わせていません(まず英語というのがバリアになっています)。いろいろなところで使われていることからするとこの図の方が正しいのかも知れません(中身を検討せずに引用している例が大半だとは思いますが)。

 個人的には、図が正しいのか感覚の方が正しいのか、判定できていません。少なくとも、いえるのは、このような熱の流れがあるということは間違いないでしょう。図を見た人が熱の流れを理解できればじゅうぶんだと思っています。数値を覚えたところで、測定方法が変われば数値が変わることもあります。数値そのものにはそれほどの意味はないと思います。
 No.3に書いたような温暖化のしくみは、数値を使わなくても図の流れだけで説明できます。

 図について思っていることをつらつらと書き並べてみました。答えになりましたでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
> 同じようなことを確かに感じています。
私1人そう思っているのではないので、ほっとしました。
地球温暖化に疑問を持っている訳でないですが、中々議論が決着しないので、どうなっているか調べていたら、わからなくなりました。

お礼日時:2020/02/04 23:34

まずエネルギー収支は合ってないといけません。

差があれば
温度は際限なくあがってしまいます。
地球が溶けちゃいます。

地表に届くエネルギーは、直接太陽光で届くものの外に
大気からの赤外線によるものがあり、こっちの方がずっと大きいのです。
これがないと、夜に地表が凍ってしまいます。

地表と大気の間を行き来している、つまり大気により
閉じ込められているエネルギーがあるのです。

大気による温室効果と呼ばれるものです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
大気による温室効果のイメージはわかります。
ただ、EOSPSOの説明だと、地表から大気への赤外線が、太陽が地表に向けたエネルギーよりかなり大きいのに疑問を持ってます。

お礼日時:2020/02/04 22:58

温暖化のしくみについて補足します。

EOSPSOの詳細図のデータを参考に使うことにします

大気中に温室効果ガスが増えたと仮定します。今は地表から放射される熱は390でそのうち40が宇宙に直接逃げていています。これが温室効果ガスが増えること少なくなります。いまここでは10減って30になったとします。

この減った分は大気に取り込まれて大気を暖めます。暖まったことによって大気からの放射が増えます。現在では1/3強が宇宙へ2/3ほどが地表に戻されます。この割合で熱が放射されるとして増えた10がどうなるかということですが、とりあえず宇宙へ4で地表へ6になるとしてみます。

地表からしてみると6余分に入ってくるので、この熱で暖められていくことになります。暖まったことで、地表から大気や宇宙に熱が逃げる量が増えていきます。最初に比べて6増えます。

地表から逃げる6の熱の大半は、大気に入って大気を暖めていきます。

後は同じ事の繰り返して、大気も地表も暖かくなって、熱収支が釣り合うところの温度となって安定します。

簡単に言うと、温室効果ガスが増えるに従って、地球の熱収支の釣り合いが崩れ、地表や大気の温度を上げて、釣り合いを保つとうとするから。 ということです。
熱収支の釣り合いが保たれているのは、温室効果ガスの変動がないと仮定しているからです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
大気が地表からの熱を放射を跳ね返して、更に地表が熱放射して、、同じことを繰り返して熱収支がつり合うまで、どれくらい時間が掛かるのでしょうか?
その間にも太陽から放射を受けます。
というより、循環を繰り返したら、指数関数的に温度が上がります。どうなったら、平衡するのでしょうか?
時間が経つにつれ、大気が宇宙に出て行く割合が1/3が1/2→2/3→1と変化するんでしょうか?
それとも、最初が3/4ぐらいの割合で、繰り返して平衡した結果、2/3ぐらいのところで落ち着くんでしょうか?
それならわかります。

お礼日時:2020/02/04 06:26

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