プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

絶対値記号のついた2次不等式についてです。

画像のように、範囲の中の絶対値記号(|x|)を外すと、なぜ0以上だったものが-3以上に変わるのでしょうか?

初めてのケースなので、とまどってます。

教えてください。

「絶対値記号のついた2次不等式についてです」の質問画像

A 回答 (4件)

0≦|x|≦3は 


0≦|x|…①
|x|≦3…②
の連立不等式という意味ですよね
標準的な考え方は場合分けです

x≧0の場合
|x|=xだから
①は 0≦x 
これは、x≧0の前提と完全に一致しているので 共通範囲をとると 0≦x…①'

②は x≦3 前提であるx≧0との共通範囲をとって 0≦x≦3…②'
1'2'の共通範囲をとって 0≦x≦3…③(これは x≧0の場合の結論)

x<0の場合
|x|=-xだから
①は 0≦-x⇔0≧x 前提x<0との共通範囲をとってx<0・・・①''
②は -x≦3⇔x≧-3 前提との共通範囲をとって -3≦x<0…②''
1"と2"の共通範囲をとって
-3≦x<0…④(x<0)の場合の結論

③④を統合して-3≦x≦3

ここで回答を一旦締めくくり、続きで他の考え方を紹介します
    • good
    • 0

実際に



x=-3 のとき |x| = |-3| = 3
x=-2 のとき |x| = |-2| = 2
x=-1 のとき |x| = |-1| = 1
x=0 のとき |x| = |0| = 0
x=1 のとき |x| = |1| = 1
x=2 のとき |x| = |2| = 2
x=3 のとき |x| = |3| = 3

不等式を満たさない例として
x=-3.1 のとき |x| = |-3.1| = 3.1
x=4 のとき |x| = |4| = 4

とやってみればよい。
論より証拠。
    • good
    • 1

0以上だったものが-3以上に変わったわけではありません。


0以上だったのは |x|、-3以上なのは x で、|x| と x は異なる式です。
0 ≦ |x| ≦ 3 となる x は -3 ≦ x ≦ 3 の範囲だという話です。 ←[1]

なぜそうなるかを見るためには、|x| の定義を確認しましょう。
x ≧ 0 のとき |x| = x,
x < 0 のとき |x| = -x. です。
これにより、0 ≦ x はどんな x についても常に成立し、
|x| ≦ 3 のほうは
x ≧ 0 のとき x ≦ 3,
x < 0 のとき -x ≦ 3. の意味になります。
整理すると 0 ≦ x ≦ 3 または -3 ≦ x < 0 ですから、
まとめれば -3 ≦ x ≦ 3 と書けます。 ←[2]

質問文から見ると、あなたにとって大切なのは、
[2]以前にまず[1]をよく理解することではないかと思います。
    • good
    • 1

#1別解釈



絶対値とは 数直線上で原点からの距離を意味しますから
0≦|x|≦3とは 位置xの点と原点との距離をdとすれば
dが0~3の範囲にあるということを意味します
そのようになるのは 位置xの点が数直線上で原点より右側に0~3だけ離れている場合か(0≦x≦3である場合か)
位置xの点が数直線上で原点より左側に0~3だけ離れている場合か(-3≦x≦0である場合か)のいずれかですから
2つのケースを合わせれば -3≦x≦3です
逆に位置xの点が 数直線上で-3~3の位置にあれば 距離も0以上3以下となるので 0≦|x|≦3となることが分かります

解釈2
0≦|x|≦3 の左辺 中辺 右辺は いずれもマイナスではないでの こういう時は2乗しても大小関係は変わりません
⇔0≦x²≦9 (∵ |x|²=x²)
これは 0≦x²…①
と x²≦9 ・・・2
の連立不等式です
①より 2乗すればどんな数xでもマイナスになることはないので①の解はすべての実数です
②より x²-9=(x-3)(x+3)≦0だから
②の解は-3≦x≦3
共通範囲をとって -3≦x≦3 と求められます
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!