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数学です
十分条件と必要条件の区別がよくわかんないです。
教えてください!

A 回答 (8件)

十分条件→、それさえ満たせば十分。


必要条件→それが欠けているとダメ、(必要、言い換えれば必須が揃わないと)
人は動物である→条件「人」、人でさえあれば、動物であることは当たり前、人は動物であることの十分条件。
動物は人である→人であるためには、動物である(必須、必要条件)、動物という条件が欠けていれば、人であるはずがない。
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あまり深く考えなくていいです。



A → B (AならばB)

のとき、

Aが十分条件(矢印の左端の横棒から類推して、「十」という字を思い出す)
Bが必要条件(矢印の右端のとんがった部分が「必」という字に似てるでしょ)

と機械的に覚えておけば大丈夫。

問題文を読んだときに、何がAで、何がBで、矢印がどちらに向くのか、ということを紙に書けばそれで認識できます。
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普通に、日本語の語義どおりですよ。



「P ならば Q」が真であるとき、
P が真ならば、Q も真である。
P が真であれば、Q が真であると言うのに十分である。
P は、Q であるための十分条件である。

「P ならば Q」は「not Q ならば not P」と同値なので、
Q が真でなければ、P も真でない。
少なくとも Q が真でなければ、P は真にはならない。
P が真であるためには、Q が真であることが必要である。
Q は、P であるための必要条件である。
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例題で考えていったほうが良いかもしれませんね。


たとえば、xが9の倍数だと、必ず、xは3の倍数です。

9の倍数は、9、18、27、36、45‥‥と続きますね。
3の倍数は、3、6、9、12、15、18、21、24、27‥‥と続きます。

これを見ると、「9の倍数には、3の倍数ではない数は存在しない」と言えます。
しかし、「3の倍数だからといって、9の倍数になるとは限らない」と言えます。

この2つを言い換えてみましょう。次のようになります。

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ア xが9の倍数であるためには、最低限、xが3の倍数である、という条件が絶対に「必要」だ

⇒ 3の倍数であるという「必要」が満たされれば、必ず、9の倍数にもなる

⇒ 絶対に欠かしてはいけない条件 ‥‥ これが「必要条件」

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イ xが3の倍数であるためには、xが9の倍数である、という条件があれば「十分」だ

⇒ 9の倍数であれば、必ず3の倍数になるが、3の倍数であるためには、そのための条件の1つとして9の倍数でありさえすれば「十分」だ

⇒ 3の倍数でも、6や12は9の倍数ではない

⇒ しかし、9の倍数は必ず3の倍数なのだから、3の倍数であるためには、9の倍数であるという条件は、いくつかの条件の1つに過ぎない

⇒ いくつか必要な条件の1つに過ぎない条件 ‥‥ これが「十分条件」

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以上のことを数学的に書き表すと、次のような感じになります。

ア xが3の倍数である、ということは、xが9の倍数であるための「必要条件」である

イ xが9の倍数である、ということは、xが3の倍数であるための「十分条件」である

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もっとわかりやすく言うとしたら、次のようなイメージになるでしょうか?

ア 必要条件
 必要な条件。最低限でも満たさないといけない条件。広めの条件。

イ 十分条件
 十分過ぎる条件。厳しい条件。狭い条件。

矢印表記で 十 ⇒ 要 とでもして、「重要(十要)」とでも憶えましょう。
P ⇒ Q(PならばQ)が成り立つとき、PはQの必「要」条件です。QはPの「十」分要件です。

3の倍数(P) ⇒ 9の倍数(Q) で考えてみますね。
このとき、十 ⇒ 要 という方向性を意識して下さい。
3の倍数(P)である、ということは、9の倍数(Q)であることの「必「要」条件」。
逆に、9の倍数である(Q)である、ということは、3の倍数(P)であることの「「十」分条件」です。
かなりわかりやすくなってくると思いませんか?

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ちなみに、必要条件と十分条件の両方を満たしているときを、必要十分条件を満たしていると言います。
P ⇒ Q(PならばQ)と Q ⇒ P(QならばP)の両方を満たしている、という意味です。
矢印表記で P ⇔ Q と書き、「同値である」とも言います。

たとえば、xが-2および+2だったら、xの2乗は4ですよね?
つまり、x=±2 ⇔ x^2=4。xが±2であることはyが4になるための必要十分条件なのです。

ただし、x=2であることは、x^2=4 となるための必要条件。
x^2=4 であることは、x=2となるための十分要件。
同じく、x=-2であることは、x^2=4 となるための必要条件。
x^2=4 であることは、x=2となるための十分要件です。

つまり、-か+のどちらか一方だけだと、必要十分条件を満たすことにはならないわけですね。
±(複号)にして、初めて、x=2かx=-2という必要条件と十分要件の両方を満たす(必要十分条件を満たす)ことになるわけです。
おもしろいですね。
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図にすると画像のようになります。


今、条件Pは条件Qの範囲の中に完全に包まれています。
このとき、P内にあれば、当然Q内に含まれることになるので
P⇒Qが成り立ち
PであることはQであるための十分な条件と言えます。
>PはQであるための十分条件

逆にQの一部はPに含まれていないので
Q⇒Pは常に成り立つとは言えない。つまり成り立たない ということになり、
Qの範囲にあっても、Pの範囲であるためには不十分です。しかしPであるためには少なくともQであることが必要と言えます。
>QはPであるための必要条件

まとめると
P⇒Qが真
PはQであるための十分条件
QはPであるための必要条件

このようなイメージを持っていれば分かりやすいと思います

具体例として、x=1と言う条件をP,x²=1という条件Qとします
①x=1はx²=1であるための○○条件?
Pに含まれるものはx=1だけですが、
x²=1⇔x=±1なので Qに含まれるものは x=1とx=-1の2つです
よって下図のように PはQに完全に包まれた関係になりますから
○○に当てはまるのは十分条件 となります

反対に ② x²=1はx=1であるための○○条件? なら
QはPに包み込まれてはいませんから、QであってもPであるためには不十分。しかし、PであるためにはQであることは必要→必要条件

このように、含む、含まれる 関係を意識してあげると良いかと思います
「数学です 十分条件と必要条件の区別がよく」の回答画像4
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x²-4≦0の例で説明しましょう。


これを満たすxの範囲はー2≦x≦2ですが、-2<x<2も条件を満たしています。
100%ではないが、部分的でも必ず満たす条件を十分条件といいます。
ー3<x<4はー3<x<-2と2<x<4で条件を満たしませんがー2≦x≦2を含むので
必要な条件となります。これを一般に必要条件と言います。
また、ー2≦x≦2は十分条件と必要条件を同時に満たすので、必要十分条件と言います。
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「先が十分、元が必要」と覚えましたねー。



AならばBである  A→B

この命題で「AならばBである」すなわち「→」すなわち「先(に行く)」が真であれば十分条件。
「BならばAである」すなわち「←」すなわち「元(に戻る)」が真であれば必要条件。

意味はN o.1さんのおっしゃる通りかと。
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人間であれば動物である。


人間→動物

動物であっても、人間とは限らない、犬や猫もいる。
動物→×人間

こういうときに
「人間」は動物であるための「十分条件」
「動物」は人間であるための「必要条件」(必要であるが十分ではない)
と呼びます。
矢印の「元」が「十分条件」、「先」が「必要条件」になります。
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