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米国では、outbreakを使っているように思うんですが、どうなんでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

私も outbreak だけで「感染爆発」の意味は十分伝わると思います。

日本ではオーバーシュートという言葉をしばしば耳にしますが、どうもこれはアメリカで普通 overwhelming と言うような感じで、日本ではオーバーシュートといっているように感じます。

それはともかくオーバーウェルムの出処ですが、私も少し不思議に思って調べてみたら Japan Times(下にリンクを貼ります)の記事がそのあたりを明らかにしています。

同時通訳で有名であった鳥飼玖美子氏(現在は立教大学の名誉教授)が調べたところ、どうもこの overshootという言葉を新型コロナウイルスの関係で最初に使った人物はイギリスで国のchief medical advisor である Prof. Chris Witty で、記者会見で今年の2月に最初に使った後、すぐ日本でオーバーシュートという言葉が使われ始めたようです。

https://www.japantimes.co.jp/news/2020/04/04/nat …
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この回答へのお礼

リンクを貼っていただいて、ありがとうございます。

同時通訳の方の調査能力には、ものすごいものがあるので、鳥飼さんのお説は正しいでしょう。よく調べましたね~。脱帽します。一方、こちらは、3/19のガーディアンの記事です。中ごろに、鍵かっこで使われています。私の能力では、二月の記事は探せませんでした。

Whitty suggested that a long-term “exit strategy” from the current coronavirus policy could involve waiting for a vaccine. In response to a question about what the “exit strategy” was that would allow the restrictions currently imposed to be lifted, Whitty said there was a short, medium and long term view. In the short term, the aim was to delay and reduce the peak of the epidemic, he said. In the medium term, he said the aim was to reduce “overshoot” - which he said meant reducing the number of people who would get the virus overall. And in the long term, a vaccine was “one way out of this”, he said. But a vaccine would not happen very quickly, he said.

ご当人の説明では、感染症数のスパイクとは、意味が違ってくるようにも思われますが、どうでしょう。

そんなこんなしているうちに、新型コロナウィルスが、収束(終息?)に向かうように願っています。
手掛かりになるご回答、ありがとうございました。感謝します。

お礼日時:2020/05/01 21:55

失礼しました。

他の方が紹介してくださった資料に目を通さずに、知っている単語なので
それ程深く考えずに回答してしまいました。

<感染症数予想のグラフの上限予想と下限予想があって、”現実的には真ん中辺の数値に
なるのが、一般的。>と有るように、ここでも予想を超えて増加する事を overshoot と
している様です。

私が挙げた例は、ちょっと局所(専門)的でした。むしろ overflow との対比が良かった
かと思います。
ご存知のように、ある容積の容器に水等の液体が流れ込み、液体の量がその容積を
超すと水が溢れて流れ出します。流れ出すので flow です。これが下から上を狙うように
撃ち、目標値を越すと shoot ではないでしょうか。

誤用が定着するかどうかは、ciaopolpoさんの様に疑問を感じる人が増えるかどうか
だと思います。

昔この欄で、リフォーム論争が有りました。カテゴリー「リフォーム」は英語的に
おかしい?という質問でした。活発な議論の後に renovation が正しいという事に
なりました。
それから暫くして、カテゴリーの分類が「リフォーム・リノベーション」に変更に
なりました。気のせいか、それ以降DIY関係でもリノベーションが多用されるように
成りました。私は議論には参加していませんでした。

他の経験は、ある事件の検察審査会の判断と構成に付いての此処での議論です。
ランダムに選ばれた審査員の年齢構成が不自然?との質問でした。
回答が付かなかったので、私が粗い統計的な見積もりをして「不自然」と回答しました。
それを皮切りに、参加した人た達が法務局の開示データ、統計計算理論と計算プログラム
を提示し、活発に議論されました。結論はその構成に成る確率は1万分の1以下で、
それが2回起こる(審査会は起訴を2回拒否した)確率は1億分の1以下と結論され
ました。

それから暫くして、この件は新聞で取り上げられ、国会でも問題になりました。
法務局は起こる確率があるから起こったで、逃げてしまいました。

こんな所での議論でも何らかの影響は有るのかも知れません。
回答数の多さを皆さんの違和感の反映とみる事もできます。

PS) 私は前回の回答中に「爆発的感染」と書きました。より適切には「爆発的
 感染増加」だと思います。「感染爆発的増加」だと中国語の直訳の様に響くので。
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この回答へのお礼

いろいろの随想をありがとうございます。

中国関係のニュースは、米国で流れることはほとんどないので、ヤフージャパンのニュースを読んでいます。もちろん、日本のニュースも懐かしいです。そこで、ソシアル・ディスタンシングはわかりにくいから、フィジカル・ディスタンシングにしよう、と提唱している方がおり、リフォームもそんな風にして作られたんだろうと頷けます。あら、まぁ、という、感想です。

Epidemiology(感染学?)の論文に、overshootがたくさん使われているのをみました。学会では、重宝に使われている用語のようです。ご指摘のように、予想された数値を越えてしまう(感染学では良くない結果)現象を指すようです。undershootも使われていました。

グーグル・サーチでは、人口増加のオーバーシュートや、環境(エコロジー)のオーバーシュートも散見されて、増加によって、”手に負えなくなる”結果が示唆されているようにみえました。もともとは、単なる現象を表す、数学・統計用語を使って、そのなんとなくただ事ではない語感から、人々に恐怖心を与えようという意図にも見えますが、いかがでしょうか。

小池知事さんも、それを狙ったかどうかは、伺ってみないとわかりません。

再度のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/03 22:26

なかなか盛り上がって参りましたですね。



OVERSHOOT とは、基本的に「目標値などを行き過ぎる」という意味なので「爆発的感染」という意味にはなり得ないでしょう。先にご紹介頂いた英国の専門家の発言を調べてみましたが、明らかに意味が違いますね。

なお、あたくしは小池百合子さんがまだ若かった頃から彼女をテレビでよく見かけていましたが、とくに嫌いなタイプの女性ではありません。日本新党で活躍したり、東京都知事になったりという彼女のバイタリティには感服いたしております。
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この回答へのお礼

こんなにたくさん回答をいただいて、正直、嬉しいです。

辞書の定義通りならば、No.8さんが、論文で使われた用法が一番正しいんでしょうが、ファウチ博士も、ウィッティ博士も、少しゆとりのある使い方ですよね。記事を書いた記者さんは、明らかに、overshootの意味が分かっていなかったので、余計、あやふやです。アメリカや英国でも、overshoot事情は日本と同じかもしれません。

小池さんについての情報は、YouTubeで、ビストロスマップに出演されたのを見て、”稲垣父と池袋でカラオケを歌う仲”と嬉しそうだった、それだけなので、好きもきらいもないですが、その時は、媚を売らない方だという印象を持ちました。記者会見の様子など、見てみようかな、と思っています。

再回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/02 00:31

No.4の投稿文中「・・・ それはともかくオーバーウェルムの出処ですが、私も少し不思議に ・・・」という箇所がありますが、もちろん「オーバーシュート」も間違いです。



それはともかく、小池都知事の気取った話し方、素振り、は個人的に嫌いです。ただ昔エジプト・カイロで英国のゼネコンに勤めていた時、彼女の母親が経営していた日本料理店「浪花」には週末の夜いつもお世話になりました。
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この回答へのお礼

不思議なご縁です。

エジプトは、いつか行ってみたいなぁ、とぼんやり思っていただけの土地ですが、今回は、ヨーロッパ帰りの旅行者と同じぐらい、エジプト帰りが、感染を拡大させていました。ヒューストン辺りでは、最初の感染者のクラスターは、大学の考古学ツアーでエジプトクルーズに出かけた老人団体でした。百発百中だったみたいです。旅行は、やはり、若いうちですね。お仕事と旅行とは違いますが。

小池さんのお母さんは、帰国なさっていると良いですね。お嬢さんが東京知事になるとは、まさか、思っていらっしゃらなかったでしょう。新聞記事で、鳥飼さんがまだお元気だとわかり、嬉しかったです。

再回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/02 00:11

<この"OVERSHOOT"は小池百合子ちゃんの単なる勘違いが源であると思われます。


に一票です。

学術用語としては、予想される上限値や許容値が有って、ある変数(事象)が
それを越えて増加する時に”overshoot”と言います。
聞きかじり屋の百合子さんの場合には、病院の受け入れ可能な病床数がX床とすると、
入院を要する患者数がそのXを越えて急激に増加した(する事が予想される)時に
使うべきでした。

overshoot の学術的な分野での用法の一例です。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2 …

昔々の大昔、molecular theory of stress overshoot の様な論文を投稿し受理され
ました。上限値に徐々に近づくと考えられていたのに、一端それを越えて減少して
上の定常応力値に収束する事を分子論的に論じたものです。結構反響は有りましたが、
そんな現象は無いと言うのが当時の大勢でした。上の例を見ると、この間に現象と
して受け入れられ議論されているようで何よりです。

日本でovershootのカタカナ誤用が拡散しないよう願います。
「爆発的感染」が良いような気がします。
outbreak は、予想していないのに急に発生し爆発的に増加したニュアンスを
持っているようです。
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この回答へのお礼

専門家のご意見、ありがとうございます。

No.6さんへの回答に張り付けた、感染症専門家・ファウチ博士のインタビュー(CNN3/21)の抜粋です。

Generally, the reality is somewhere in the middle. I've never seen a model of the diseases that I've dealt with where the worst case actually came out. They always overshoot.

感染症数予想のグラフの上限予想と下限予想があって、”現実的には真ん中辺の数値になるのが、一般的。予想された最多・最悪の感染数になったのを、見たことがない。グラフの数値は、行き過ぎになりがち。”(もっと良い訳があるでしょうが。)

論文では、上限値のその上を行くという意味で、overshootをお使いになったということですね。えらそうな言い方になりますが、何例か見てきた中で、回答者さんの使い方が、辞書の定義に一番合致するように思われます。大切な論文なので、言葉選びにも正確を期されたことでしょう。

未曽有の事態で、小池さんに選ばれてしまったovershootは、もう後に引けないようにみえます。
どないするねん。

私の気まぐれな質問に、皆さんが、お時間をとって、回答をしてくださって、ありがたい気持ちでいっぱいです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 23:50

No. 2の訂正:



"outbreak"でOKですね。

outbreak
[名]C
1(戦争・火事・悪疫などの)突発;(感情などの)爆発;突然の出現[発生];(害虫などの)急激な増加≪of≫
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/outbreak/#e …
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この回答へのお礼

ああ、突発というのは、すごく感じが出ます。
日本語の勉強にもなります。何となく、殻を打ち破って出てきたような。

overshootというのは、私、日本人なので、竹の子をイメージしてしまって、何だか落ち着きませんでした。
でも、これが定着しているので、受け入れるべきなんでしょうが、どこから来たのかなぁ、という疑問が残りました。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 23:13

回答No. 4で貼られたリンク先の英文を読んでみましたが、会見の最後にこの表現をイギリスの専門家が「呟いた(口の中でもぐもぐ言った)ようだ」というだけで、OVERSHOOTか学術用語であるとか専門用語であるとかいう裏付けは取れていないようです:



Torikai said that, at the end of the news conference, after the last question had been asked and the cameras were being turned off, Witty seemed to have mumbled the word in an offhand way.
https://www.japantimes.co.jp/news/2020/04/04/nat …
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この回答へのお礼

No.4さんへのお礼にも書きましたが、鳥飼さんはよくお調べになりましたね。

米国のニュースで一例が見つかったので、コピペしておきます。NIAIDのファウチ博士、CNN3/21のインタビューです。

"Whenever the models come in, they give a worst-case scenario and a best-case scenario. Generally, the reality is somewhere in the middle. I've never seen a model of the diseases that I've dealt with where the worst case actually came out. They always overshoot,"
感染数の予想グラフの最悪予想は、行き過ぎになる傾向がある、みたいなことですか。

以下、グーグル検索で、のovershootの意味です。
go past (a point) unintentionally, especially through traveling too fast or being unable to stop.

overkillと同じような感じかなぁ、と思ったんですが、違うんでしょうか。どうでしょうか。悩みます。こうやって、私が悩んでいるうちに、感染が収まり始めますように。

https://www.cnn.com/2020/03/29/politics/coronavi …

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 22:24

日本語の「感染爆発」は違和感がありますね。


一部の人は「爆発的感染」と表現しており、
これの方が分かりやすいですね。
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この回答へのお礼

日本語へのご指摘、ありがとうございます。

そうですね。感染爆発、というと、映画のタイトル。。。火山爆発、列島沈没、みたいな感じもしますね。未曽有の事態が発生したときに、対応に必要な英語・日本語が定着する過程で、より優れた言葉の感覚を持つ人が、言葉の数々を生み出してゆけると良いと思います。

メディアや政治家、というか、スピーチ・ライターが、その役を担うわけですが、偶然から生まれても、後々まで残ってしまう可能性もあります。日本語を大切にする気持ちが大切ですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 22:04

感染爆発というのも3密というのも、どれだけの量で爆発とか密集というのか、実は定義がないそうで。


だって「3密を避けましょう」と言いながら

4/29日
国会中継で安倍晋三がこう言われてた...
「総理の奥さんが以前と相変わらず外をウロウロしているようでは自粛というのも何の説得力もないじゃないですか!」

2019年の1月は日本国内で1日平均53人、世界では1日平均8万人がインフルエンザウイルスで死亡してる訳で、「なんで今頃、緊急事態やねん」という声もある。

テレビはフェイクやワザと錯覚や混乱を招く宣伝や、嘘ばかりで、全然情報入手の手段にならないですよ。
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この回答へのお礼

ニューヨークと比べるのは失礼かもしれませんが、つい、比べてしまうと、東京はよくやっているなぁ、という印象です。感染の”オーバーシュート”は東京では、おきていないようにみえます。

ニューオリンズでは、感染者数がおとといは二人、昨日は200人、今日は2000人、という増え方だったそうです。即緊急事態宣言になりましたが、東京では、少しづつ緩やかに増えてゆく感染数なんですね。

70%以上が抗体を持つと収束と、どこかで読んだように思います。もちろん、フェイクニュースかもしれません。東京は、もしかすると、50%ぐらい、いっているんじゃないでしょうか。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 21:06

"outbreak"は単なる「発生」という意味なので、"explosive outbreak"とすれば「爆発的発生」になります。



「和製英語」と思われるものをよく調べてみると実は「学術用語」とか「専門用語」であって、一般の英語ネイティブが知らないだけ、ということはよくありますが、この"OVERSHOOT"は小池百合子ちゃんの単なる勘違いが源であると思われます。
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この回答へのお礼

オンラインのニュース記事では目にしないなぁ、というだいたいの手ごたえなので、偉そうなことは言えないのですが、感染症の専門家から出た学術用語なら、うなずけますね。

小池さんは、リオオリンピックの閉会式のお姿が印象的でした。
こんなことになるとは、夢にも思っていなかったです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/05/01 20:55

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