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SDGsはどのような社会を目指していますか?

A 回答 (3件)

いろいろお題があげられているが、大きくは、次のふたつについて、全世界的に取り組もうというお話。


●豊かな北の国々と南の貧しい国々の南北問題解消
●性差別など各種の差別・格差解消を目指したジェンダーフリー実現

特に南北問題は、国連発足時からの大問題だったが、進展は牛歩の歩み。
国連各部局がバラバラに行っていた活動を「持続可能社会の実現」というお題目で集約した話で、理想の目標社会を具体的に描いた将来ビジョンに基づいた目標ではないので、これ以外の課題・難問などにどのような影響が出るかについては完全に無視されている。
つまり、その社会が実現されたときに「どのような世界になるのか」という、ご質問の趣旨は国連からは明示されていない。

SDGs以外の項目への影響に関しては何も触れられていないので、何となくバラ色なイメージだが、この世にすべての課題が解決され、誰もが幸せな天国はない。
善悪は別にして、「どのような世界になるのか」を凡人なりに推測してみます。

南北問題とジェンダーフリーが実現すれば、その方面では先進的と思われる北欧諸国の長所と短所が世界化するだろう。
長所としては、北欧社会主義型の平等・福祉社会の実現。
短所としては、少子・高齢化社会の全世界化。

帰結として、世界人口は縮小に向かう。すでに遅くとも今世紀中には、世界人口80億をMAXとして、人口減に向かうという研究も公表されている。
少子高齢化では世界の先端を行く日本は、人口減と高齢者割合の増加で、なかなか経済規模を伸ばせずに苦労しているが、世界中が少子高齢化すれば、「資源問題」に関しては持続可能社会が自動的に実現されるとしても、経済規模を維持するのは大変だ。全体では縮小均衡せざるを得ないとしても、一人ひとりの暮らし向きが縮小しないようになることが重要だろう。一人ひとりの暮らし向きも縮小するようなら、助け合い社会から、いきなり弱肉強食社会に転換してしまう可能性だって出てくる。

人類全体の幸福・発展を考えたはずのSDGsだが、SDGsが進めば進むほど、SDGsのマイナス面も明らかになる。その都度、状況をみながら対応していく柔軟性が必要になるだろう。
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この回答へのお礼

誠に素晴らしい返答ありがとうございます。

お礼日時:2020/05/12 20:21

https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
SDGsは国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標です。
1、貧困をなくそう。
2、飢餓をゼロに。
3、すべての人に健康と福祉を。
4、質の高い教育をみんなに。
5、ジェンダー平等を実現しよう。
6、安全な水とトイレを世界中に。
7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。
8、働きがいも経済成長も。
9、産業と技術革新の基盤をつくろう。
10、人や国の不平等をなくそう。
11、住み続けられるまちづくりを。
12、つくる責任、使う責任。
13、気候変動に具体的な対策を。
14.海の豊かさを守ろう。
15.陸の豊かさも守ろう。
16、平和と公正をすべての人に。
17、パートナーシップで目標を達成しよう。
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持続可能な社会でしょ。

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